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アップサイクルの真意をお話します

こんにちは、アップサイクル研究家のゆーじ(@yuji_upcycle)です!

今まで散々アップサイクルについては語って来ましたが、最近になってまた新しい扉が開いたような衝撃的な考えに至ったので、そのお話を本日はしようと思います。

僕も含め、今まではアップサイクルはゴミを素材にして、より付加価値の高い商品を作るという説明を多くの方々がして来ましたが、この説明では不十分だったのです。

本当に大事なところは、もちろん廃材を使って、機能的にもデザイン的にも素晴らしい商品を作ることも大事ですが、本当に大事なことは、その商品をお客様に価値を認めてもらって、購入してもらうことです。さらにいうと購入後、できる限り長く使ってもらうことです。

いくらアップサイクルで素晴らしい商品を作り出しても、売れなければ、過剰在庫になり、最終的には捨てられてしまいます。そう、ゴミになってしまうのです。

これではせっかくアップサイクラーが一生懸命作った物語も意味がなくなります。

アートに詳しい友人が、芸術家と一言に言ってもピンキリで、自分の絵は100万円で売っている、100万円の価値があると自信満々にいう人もいるが、聞いてみるとその絵はまだ売れたことがないということも多々あると言います。この話自体は冗談だったかもしれませんが、これもかなり真意をついていて、作者が自分の絵には100万円の価値があると言っても、それをお客様が認めないと価値はないと同意です。お客様に価値を認めてもらえて初めて、100万円の絵になるのです。

これがアップサイクルでも同じことが言えるので、今後は物語のある商品を作ることだけに集中せずに、しっかりとお客様に価値を認めてもらう工夫を考え、仕組み作りをしていこうと思います。

少しずつアップサイクルという言葉が広まってきたとはいえ、まだアップサイクルの商品を一度も買ったことがないという方も多いと思うので、道のりは依然険しいと思いますが、頑張ります!!

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