「初めての人生の歩き方。――毎晩彼女と君にラブレターを」第330話:夜の音。
「決心する前に、完全に見通しをつけようとする者は、決心することはできない」アミエル
金曜日は二人きりの日。
仕事が終わって家に帰る。
今日は娘が彼女の実家に行ってご飯やお風呂を済ませてから九時ごろに家に送ってもらえるのでそれまでは家に二人きりだった。
メガドンキで買った安いけど固いステーキを頬張って、ぼくたちはゆっくりと時間を咀嚼した。
テレビから流れる音、彼女の一言一言、遠くから聞こえる駅の発車メロディ。どうやらこの世界は音楽で溢れているようで、その波長に気がつくかどうかで目の前の風景が変わる。
ご飯を食べ終わったぼくたちはそのまま横になった。彼女の体温が感じられる。コタツの電源を切って、時間を少しゆっくりと進ませる。
指というものは、触れるためにある。
気がつくとぼくは寝ていたようで、娘はすでに帰っていた。
ぼくは眠たくて仕方のない頭をなんとか起こして少しだけ仕事をする。
その間も、さっき見ていた夢の余韻を感じている。
夜の音が今日も心地いい。
☆
きみと触れ合うと、
とても気持ちがいい。
もうぼくは変態でもいい。
気持ちいい。
これを愛と呼ぶのか、
変態と呼ぶのかは分からないけど、
きっとぼくは愛だと信じているよ。
今日も頑張ったね。
ありがとう。
心から愛してるよ。
☆
初めての人生、きみには選択肢をたくさん持ってほしいと思っている。
おばあちゃんに行くたいときは行けばいいし、すぐに帰りたいときは帰ってくればいい。
きみの人生はきみの人生だ。
それを応援するのがぼくと彼女と仕事なんだ。
大丈夫。
もしなにか失敗しても、
それがまた人生をより豊かにしてくれるから。
今日はどんな一日だった?
明日もまた楽しもうね。
今年も、残り21日。
またね。
――――――――――――――――――
最後まで読んでくれてありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
⇩詳しい自己紹介⇩
https://html.co.jp/yuji_arihara
他にもアメブロ、Twitter、Instagram、YouTubeでブログ、小説、エッセイ、詩、現代詩、ほぼ100字小説、俳句、短歌、川柳、エッセイ、絵などを毎日投稿しています。
内容はすべて変えています。
見ていただけたら嬉しいです。
⇩アメブロ⇩(ブログ、詩と小説、絵)毎朝更新
https://ameblo.jp/arihara2/entrylist.html
⇩Twitter⇩(詩、現代詩、ほぼ100字小説)毎日更新
https://twitter.com/yuji_arihara
⇩Instagram⇩(俳句、短歌、川柳、詩、現代詩、ほぼ100字小説、エッセイ)毎朝更新
https://www.instagram.com/yuji_arihara/
⇩YouTube⇩(詩と小説の朗読、弾き語りなど)不定期更新
https://www.youtube.com/channel/UCtO3ov_Z6JkA0w3VIFSF3bw?view_as=subscriber
⇩Facebookページ⇩(お知らせやSNSの更新通知など)不定期更新
https://www.facebook.com/yuji.arihara.n/https://www.facebook.com/yuji.arihara.n/
どなたでもフォロー大歓迎です。
あなたの人生の
貴重な時間をどうもありがとう。
★最近の感性&好奇心アイテム
支援していただけたら嬉しいです。