「初めての人生の歩き方。――毎晩彼女と君にラブレターを」第334話:幸せは朝日の中に眠っている。
「最も危険なのは、質より量へ逃避すること」シモーヌ・ヴェイユ
朝、娘を見送ってから、コタツに移動してパソコンをつける。
今日は寒かったせいかコタツの中の足が温まっていけばいくほどやる気がなくなっていき、仕方がないので少しだけ休憩することに。
見ると同じように彼女も横になっていた。
だからぼくも横になった。
朝日がまぶしくて、そしてあたたかい。
まるで太陽の光の中を泳いでいるような気分だ。
ぼくはふわふわと無重力の光の中を飛んでいく。
ふっ、と目が覚めると、彼女が起き上がってパソコンを叩いていた。
時計を見るとあれから三時間経っていた。
ここまでくると二度寝とは呼べない。
ただの睡眠だ。
それにしても、とぼくはあくびをしながら思う。
なんという気持ちよさなんだろう。
ただの二度寝ではない。
一度起きて顔も歯も洗って服も着替えている。
そして今朝の冷え込みに対してのコタツだ。
横には彼女もいる。
そこに満を持して久しぶりの朝日が差し込んだもんだから、そりゃ心地いだろうて。
もしも快楽が人をダメにするのなら、ぼくはきっとダメになるために生まれてきたと思う。
こんなの抗えない。
ぼくはゆっくりと起き上がって飲みかけのコーヒーを流し込んで、再びパソコンを開けた。
後悔はない。
あるとしたらそれは再現性が難しい点だろうか。
ま、だからそれを幸せと呼ぶのか…。
幸せの余韻も人をダメにする。
まったく、ぼくはダメな世の中が大好きだ。
☆
ずっと一緒にいてもきみが恋しい。
ずっとそばにいてもきみが愛おしい。
ぼくの中できみは幸せの代名詞だ。
ありがとう。
きみと出会えてぼくは幸せだよ。
心から愛しています。
おやすみなさい。
☆
初めての人生、日に日に成長しているきみを見ていると、ぼくは人生についてより考える時があるんだ。
人が大人になるときに必要なのはきっと知識ではなく知恵なんだと思う。
日々の中で学んでいこう。
ぼくはきみからたくさん学ばせてもらっている。
きみはすごいよ。
いつも本当に頑張っているよ。
今日もありがとう。
明日もまた楽しもうね。
今年も、残り17日。
またね。
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