1億総〇〇という言葉への強烈な違和感
先日1億総株主という指針が政府から出されたが、株主かどうかに関わらず1億総〇〇という言葉には非常に違和感を感じる。
昭和の1億総中流階級という言葉は、みんなで日本の経済を盛り上げていこうというポジティブな思いもあったのかもしれない。
しかしながら、現在世界的にもダイバーシティが叫ばれ、個性を重視する世の中へとシフトチェンジしているわけである。
そこに政府から1億人を同じ方向に向かせようという指針が出ること自体ナンセンス過ぎるのでは。
このことは、日本の政府やメディアは個人個人にフォーカスするのではなくカテゴライズが好きであることが原因である気がする。
例えば、40代サラリーマン男性、とかである。
本当は1人1人違う人間なのにあたかも似ている人の集まりかのように錯覚させる。
今の若い世代はこんな没個性型の思考は持っていない人が大半なので、政府や官僚を中止としたおじさん達は考えをアップデートすべきであろう。