何気ない雰囲気の中に

おはようございます!

10月から浦添市の教育委員に就任

先週から、市内16校の小中学校を訪問しています

まだまだ勉強することばかりで

教育行政全体を見られるようにしたいですが

どうしても今は、特別支援教育に目がいきます

ある小学校を訪問した時のことです

6年生のクラスで授業参観していると

別の委員から


『両腕のない子が一緒に勉強している』

という話を聞き、クラスを探していました

最初はなかなか探せず、目を凝らしていると

クラスのど真ん中の席にいました

両腕がなく、足の指で鉛筆をつかみ

ノートにメモを取っている少年

思わず教室の中に入り

席の近くで書いている様子を見てみました

字が綺麗!!!

おそらく私より字が綺麗ではないかと思うほどヒミツ

しばらくその少年の

学習の様子を見入ってしまいました

その少年、ほぼ通常学級で過ごしていて


必要な解除はヘルパーさんや、学級の友人が行い

混じって勉強しているとのこと

現在は、ある課題があり

学校側からも要望がでており

設備整備などを話合いました

その後、私が直感的に思ったのは

私が自分でその少年をすぐには探せなかったこと

なぜだろう?

教室のど真ん中にいたこともありますが

周りのクラスメイト、先生などの

雰囲気もそうさせたかもしれません

何気ない空気がそこには流れ

普通に混ざって勉強している

だから探せなかった

『インクルーシブ』

最近、よく叫ばれる言葉ですが

周りの人たちに『包み込まれ』ながら

混ざり合い生活している

理想の空間がそこにはありました

簡単に書いていますが

ここまで来るには、理解啓発など

苦労されたことも多いはず

今回は全然話もできず

人となりも含めてその少年のことは

表面上のことしか見られませんでしたが

時間を見つけて学校側から情報を得たいと思いました

一緒に何かスポーツしたいな~

それも直感的に考えたこと

今後も何かが関われるといいなと思います

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手登根 雄次
サポート頂いた金額はすべて琉球スポーツサポートへ寄付し、障がい者スポーツクラブなどの運営に充てさせて頂きます。よろしくお願いします!