海の見える街

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海の見える街

あらすじ

あらゆる恋愛は、奇跡だ。
海の見える市立図書館で司書として働く31歳の本田。十年も片想いだった相手に失恋した七月、一年契約の職員の春香がやってきた。本に興味もなく、周囲とぶつかる彼女に振り回される日々。けれど、海の色と季節の変化とともに彼の日常も変わり始める。注目作家が繊細な筆致で描く、大人のための恋愛小説。

変わらない毎日も、愛しい。
でも、誰かと出会って変わっていく毎日も、悪くない。
海の見える市立図書館で働く4人の男女の物語。

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感想

まさか鈴木さんと本田さんがくっつくとはなぁ。
そして、松田さん何故そこでまたロリに走ったんだ！
日野さんとくっつけば、普通に幸せになれたろう！？
ロリに走って、あの子を救えば、過去の精算は出来るかもだけどさぁ…
日野さんとくっついて欲しかった。
ようやく線の中に入れた子だったのにね、勿体無い。
松田さんと日野さんのスピンオフ出ないかな。松田さんのその後が得に気になる。
あとは、鈴木さんとくっついて和泉さんが復帰してからの職場の話とかも読みたいな。短篇集とかにしてほしいな。

読了日：2014/06/23　🌟🌟🌟

印象に残ったフレーズ

相手が子供でなくても、誰かと同じ目線になって話すということができない。自分より年上の人はわたしのところまで下りてきてくれる。子供達にわたしの目線に合わせてというのは無理な話だ。わたしが彼らに合わせるしかないのだが、どこまで下りれば合うのか計れなかった。