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オーストラリアツーリズムゼミ 第4回感想
こんにちは、NEW TRAVEL MATE 2020に参加しておりましたyuiです!
いよいよゼミも最終回。私たちが約1週間、睡眠時間を削って作り上げたプレゼンを、12月19日15:00から行われた第4回講義で発表しました。
本記事ではチームでツアーを考える段階からプレゼン資料作成、そして本番での発表までを振り返ってみたいと思います。
チームミーティング本格始動(第3回講義終了後~初回ミーティング)
12月10日の第3回講義後、Slackで上がっていたアイデアを見直したり、Zoomミーティングのスケジュール調整を行っていました。
この時はまだコンセプトもブレブレで、それぞれが興味のあるものについてコメントするのが精いっぱいでした。そもそも初めて(オンラインで)出会って1週間で、お互いの好みや性格も分からないですから…至極当然だったと思います(笑)
プレゼン発表が12月19日なので、今思い返しても時間少なすぎ!と笑ってしまいますが、当時はとにかく必死で「今週は仕事も家事もセーブしてオーストラリアのことだけ考えよう…」と自分を追い込んでいました。
そしてZoomミーティング初回、ニュージーランドから参加しているメンバーnanaさんもいらっしゃるので、時差を考慮して早い時間のほうがいい!ということから、12月12日8:30開始になりました。超健康的…!
さらに!初回ミーティングまでにGoogle スプレッドシートを使って意見を書き込み、シェアするという名案が浮上しました。Michelleさん、流石です。。
この名案によって、デジタルツールをフル活用してプレゼンを完成させる方針になったのかな、と改めて思いました。社会人多めの我がチーム、仕事のようにサクサク物事(特にプラットフォーム)が決まっていって素晴らしい…!!!
この初回ミーティングでエンジンがかかった我らがCチームは、この後本番までのほぼ毎日Zoomで顔を合わせていました(1日だけ個人作業日のためお休み)。
ミーティングでよく話題に上がったのが「エシカル」「環境」「おひとり様」。Cチームは全員女性で構成されており、自分たちの属性に近い人をターゲットにしたツアーのほうが考えやすそう!という意見がありました。
終わってから見直してみると、この初回ミーティングからカギとなる要素はちらほら出てきていたのですが、軸となるものが決まっていなかったので少しぼんやりしていました(が、最初から一貫して特定のキーワードに着目していたのは、自分でもびっくり!笑)。
この初回から導入していたのが、Zoomの録音・録画機能を活用したYoutubeとSlackでのフォローアップ制度。
これは私がかなり力を入れて作業していたので、最終的にやってよかった~!と大満足しています。(自画自賛…)
Zoomミーティングを毎回録画して、動画を調整してYoutubeでURL限定公開することで、ミーティングに参加できなかった人も内容に追いつくことができたので、最後まで全員がコミットし続けられたのかなと思います。
Youtube動画と同時に、音声のみのファイルもSlackで共有していたので、ラジオ感覚で空き時間にフォローアップしていただき、気になったところだけ動画を確認したりZoomチャットの履歴を見たり、という選択の余地もありました。
私自身、学生時代からチームで1つのプロジェクトを進める際に、参加率の高い人と低い人の温度差に悩まされており、今回のゼミのチーム活動で沢山学びがありました。感謝!
コンセプト確定!(ミーティング2日目~5日目)
ミーティング2日目、12月13日は日曜日にもかかわらず朝からZoomに集合し、いざ話し合いを!となったのですが、いきなりゆっこさんから素晴らしいアイデアをいただきました。
「このゼミの楽しさをツアーにしたらいいと思いませんか?」
て、天才だ~~~~~~!!
ニューノーマルな時代に合わせた、カスタム性の高さ、旅の前から帰ってきた後まで繋がれるコミュニティ形成…
ゴールドコースト&シドニー、メルボルン&タスマニア、アデレード&パースの3つのコースから選べるテーマごとの旅。
そして3コースそれぞれの旅を楽しんだ後は、エアーズロックで全員が集合し、星空の下キャンプファイヤーの火にあたりながら旅の思い出を語り合う。
名付けて、「おひとり様で制覇する欲ばりオーストラリアツアー(仮)」!!
…最強の旅プランに魅了されるCチーム一同でしたが、その後3日目のミーティングで移動距離や予算の面から厳しいのではないか、という意見でまとまりました。
本当は、このゆっこさん発案のオリジナルな状態で発表したかったし、自分たちが一番この旅に参加したいと思っていたのですが、6分間という発表時間の制約もあり断念しました。
しかし、この旅はいつか必ず、Cチームのみんなで実現させてみせる…!私たちは決意を新たに、ゆっこさん発案のコンセプトを活かしつつ実現可能なツアーを練り直しました。
ミーティング3日目以降は、3コース→1都市集合の形を維持するべく、3コースを無理なく旅行できるようにコース内容を見直しました。
シドニー、ブリスベン&ゴールドコースト、メルボルンの3コースにすることで、南西部には行くことができませんが、移動距離やコストをある程度揃えることができました。
集合地点も、フライトがそもそも少ないエアーズロックではなく、日本に帰国する途中で利便性の良いケアンズを選択しました。
また、3コース全てが東海岸沿いで、海を身近に感じられる都市であることから、海以外の面で3コースを差別化し、ターゲットとなる20代~30代女性が選びたくなる旅をデザインしていくことになりました。
3コースに2人ずつの担当者を配置して、更に小さいチームで旅の詳細を詰めていったのですが、この時にツアーのイメージを膨らませる武器になったのがPinterestです。
シークレットボードというメンバーのみで共有するボードに、気になった画像をどんどんピン留めしていきます。
これを使うことで、泊まるホテルや行きたいレストラン等も見つけることができたり、こんな旅にしたい!という漠然としたイメージがより具体的になりました。(ご提案いただいたMichelleさん、重ね重ね感謝です!)
Cチームがさらに3つの小グループに分かれることで、私たちの目指すニューノーマルな旅の輪郭がどんどん明瞭になり、短い時間の中でも密度の濃いツアーを完成させることができたのでは…と思います。
怒涛の追い上げ(本番前日~当日)
プレゼン発表の前々日(12月17日)は全体ミーティングはお休みで各チームor個人での作業日だったのですが、その翌日(12月18日)はもう本番前日!
本番前日にもかかわらず、プレゼン(資料)が全くできていない!笑
大慌てでGoogle スライドに載せるためのアイテナリー(行程表)を作成していました。(前日に!)
スライドに実際に配置するまで気が付いていなかったのですが、情報量が非常に多かった。
私たち自身、時間が迫っていることは重々承知していましたが、何よりも「大好きなオーストラリアの旅を考えることが楽しい!」とハイになっており…深夜まで眠い目を擦りながら詰めていたのですが、一部メンバーを除き当日朝に作業するため就寝しました。(この時点で夜11時過ぎくらいだったかな?)
私と一緒にブリスベン&ゴールドコーストを企画していたとっきーさんも、お仕事終わりでお疲れのところ遅くまで頑張ってくださいました;;
本番当日、朝から再集合しスライドに内容を流し込んでいく作業をしていたのですが、画像の貼り付けなども意外と時間がかかってしまい、どんどん本番が近づく緊急事態に!
お昼から頼れるMichelleさんも合流し、何とかスライドを大急ぎで仕上げていたのですが、結局リハーサルらしいリハーサルはできないまま(そしてお忙しいりかちゃんも直前合流!)、第4回講義が始まりました。
これぞ正しく「ぶっつけ本番」!!
第4回講義が始まる数分前までZoomで通話をしながら作業をしていましたが、何せリハーサルなしの一発勝負のため、他のチームの発表が頭に入ってこない!(笑)
本番ではスライドの操作を担当していた私ですが、緊張のあまり誤操作を連発してしまい、お恥ずかしい姿をお見せしてしまいました。。
ですが、ノーリハとは思えないメンバーの話す姿を見て、「私も負けてられない!」と気合を入れ直しました。
プレゼンの模様は上記Youtubeから是非ご覧ください!
発表前から「絶対持ち時間超過しちゃうよ…」「6分に収まらない!」と不安でしたが、実際はおよそ2倍の12分ほど熱弁させていただいたそうです。すいません!笑
私たちの溢れんばかりのオーストラリア愛、そしてこのゼミを通してオーストラリア愛を語り合える仲間に出会えた喜びを、Cチームのプレゼンにぎゅ~っと詰め込むことができたので、よろしくお願いします!
プレゼンの結果はまさかの・・・?!
発表が終わった後も興奮冷めやらぬCチームは、ようやくほかのチームの発表を落ち着いて見ることができました。笑
どのチームもユニークなテーマで、プレゼンを楽しんでいらっしゃる様子が伝わってきました。
そして運命の結果発表…
まず、参加者同士の投票では、2位!
持ち時間に収まってなかったし、そのせいで質疑応答も少なめだったので、これは仕方ないか…?と私の心の中に一瞬諦めが過りました。
いよいよ、審査員の皆さんの投票結果を加えた最終結果が3位から順に発表されていきました。
3位でも、2位でも、呼ばれないCチームの名前。
そんなまさか、いやでもやっぱり時間かかりすぎたか…。でも、私たちが真剣に、そしてひたむきにオーストラリアと向き合ったことに変わりはない。賞がもらえなくても、私たちなら絶対このツアーを実現させる!
そんなことを考えながら、祈るように画面を見つめました。この時間がとっても長く感じて、苦しかった(笑)
1位のチームがコールされた時、CチームのSlackがものすごい勢いで流れた様子は、今も鮮明に覚えています。
最終結果、1位、Cチーム!!!!!
目の奥がぶわっと熱くなり、手が震えてチャットを打つのが遅れてしまいました。
この1週間、最後の最後までベストを尽くして本当に良かった。
チームのみんなと、一番いい結果を残せて本当に良かった。
実はリーダー指名されていたnanaさん(プレゼン直前までメンバーも知らなかった)の涙を見て、画面の前で私も泣いてしまいました。
この後はもう、喜びの記憶しか残っていません。
全てが終わって、今
第4回終了後、メンバー同士を称え合い、「Cチームだけの打ち上げZoomしようね!」「絶対このツアーをみんなで実現させようね!」とチャットで大盛り上がりしたのですが。
実はその後、それぞれが急に戻ってきた日常生活に追われ、大きな動きはありません。笑
私自身、仕事納めまでは仕事のことで頭がいっぱいで(年末のクソ忙しい時期に限って無理難題がやってくる)、冬休みになっても大掃除をしたり、ゆっくり朝寝坊したりしていました。
この事後課題も、ずっと下書きのまま、書いたり消したりを重ねて大晦日まで終わらせられませんでした。
いや、終わらせたくなかったのが本音です。
もちろん、このnoteを書き終わっても、このゼミを通して出会った愛すべき仲間たちとの交流は続きます。ほかのチームの方とももっとお話ししたかったし、年始の全体お疲れ様会も楽しみです。
でも、コロナで振り回されて思い通りにいかなかった2020年で、唯一満足できた12月の熱い思い出を、終わりにしたくなかった。
流石に、年をまたぐのは本意ではないので!ここで私のオーストラリアツーリズムゼミは一旦おしまいにしたいと思います。
最後になりましたが、この素敵なゼミを企画・運営してくださったTABIPPO様ならびにオーストラリア政府観光局様、ツアーのイロハを教えてくださった株式会社エイチ・アイ・エス様、ゲストスピーカーの皆様、本当にありがとうございました。
そして、Cチームのnanaさん、Michelleさん、ゆっこさん、とっきーさん、りかちゃん、お疲れ様でした。ありがとう。大好きです。絶対、このツアーを実現させましょう!nanaさんにも会いに行きます!
本当に、本当に、ありがとうございました!
このミーティングの歴史、一生の思い出です。笑
And next...?
ゼミ期間中に妄想していたアレ、忘れてませんよ。
ちゃんと企画の枠組み作ってSlackに流しますので、乞うご期待。