共感と衝撃と原点と
明日の昼に提案を控えているのに、全然更新できていなかったこちらを絶対今のタイミングじゃないのに書いてしまう。
物理的には今のタイミングじゃなくても、気持ち的には今のタイミングが合っている。
最近の自分はドドドっとある作業量に疲弊しており(本当にありがたい話)
この土日は徹底的に引きこもっていました。
日曜日の最後に見た情熱大陸。わたしが最近とても気になっている俳優の磯村勇斗さんの回で、とても良い時間だった。
同世代の違う職種だけど、なんだか近しい職種(仕事に正解がなく、夜も長い、朝が早すぎる時もザラにある、というような)の人の考え方を覗けたことが単純に嬉しかったのだけど、今悩んでいることが自分と少し近くて嬉しかったというか、おこがましくも、分かります・・・!という感じだった。
・正解がないからOKが出ても、喜べない
・自分の仕事に満足したことがない
・アウトプットをしすぎてインプットができていないから脳みそがカラカラの状態
主にこのポイントに非常に共感をして、特に脳みそがカラカラの状態にあるということに一番共感した。
このポイントに関してずらっと書くとすごく長くなりそうだし、自分の気持ちに秘めておこうと思いますが、
役者でいる自分は幸せか、という質問に答えられずに終わっていたことも衝撃で、全体的にとてもダークなトーンの情熱大陸だったけどそこには嘘がなくて、すごく人間らしくて非常に良かった。
最近の自分の気持ちにすごくマッチした情熱大陸だった一方で、先ほど、資料でどうしても見つけたかった野田凪さんの作品を探していて(見つかってない)一つの記事を見つけて、わたしが一番好きな野田凪さんの作品が、彼女が29歳、わたしと同い年の時に作られた作品だと知って雷が100本くらい刺さった衝撃を受けた。
一つの作品にきめ細かく事前テストを行い、デザイナーに1ヶ月半、会社に来させずポラを持たせてひたすらにプロップ探しの旅をさせて口紅1本だけにしても凄まじい数の厳選をして、年上のスタッフに臆することなく、むしろ現場でどんどん変化に巻き込んで・・・
とても衝撃、はーわたしは色んな現実を見たりとか、疲れたなあとか思ったりとかしてて、何をしているんだろうと。
野田凪さんの作品を見てアートディレクターになりたいと思った、キラキラのファンタジックな野心はどこに行ったんだ!と。脳みそカラカラにしてる場合じゃないぞ!!と!!!
昨日の共感はすごく大事だったし、今日の衝撃と、原点回帰した気持ちもすごく大事だったので、乱雑になりましたが、書きました。
毎日色んなことを考えながらお腹がぐつぐつしていますが、ネガティブな思考も含めて全部大事です。
明日の提案頑張ります。
▽野田凪さんの2002年ラフォーレクリスマスの制作ストーリーの記事
http://rcc.recruit.co.jp/g8/related_post/interview/20021201_17008.html
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