2015年 9月の終りの日記
2015日記 バレエのこと/ニコじゃん!のこと
9月ももう終わろうとしているし、そうすると10月になって、出演する舞台、20歳の国『文化祭大作戦』が始まるから、その前に日記らしいものを書こうと思います。文化祭大作戦は高校生の話なので、参考になるかと思って自分が高校3年生だった頃の日記をひらいてみたりしています。基本的に馬鹿でびっくり。思いの丈はノートに書く世代でよかった。こんなものがインターネットの波に泳ぎだしてたらと思うとぞっとしてしまう。現代っ子じゃなくてよかった。
最近のことと言えば、バレエのレッスンにちゃんと通うようになりました。小学校から高校までずっと習ってて、その後は、バンタン(専門学校)の授業でちょこちょこやったり、ジムのスタジオプログラムでレッスン受けたり、ぐらいで、がっつり毎週お稽古へ! っていうのはできてなくて、常々「またいつかやりたい……」って思っていたのです。
三十路にはいって、どうしたって身体が今までどおりじゃなくなっていくのが恐怖でもありました。長谷部千彩さんもアラサーでバレエ始めたって『有閑マドモアゼル』で書いてたし……。そして、とうとう「やるなら今しかない」と思って、インターネット検索して、ここだ! と思ったスタジオに、えいやと体験レッスンの申し込みをしたのが6月の終りごろ。家が特別近いわけでもない、そのスタジオに、なぜか、「ここにいきたい!」って強く魅かれたのです。あの、うまく説明できないひらめきっていうか、衝動、あとから振り返ってもすごかった。後々、先生と共通の知り合いが何人かいる、ということを知るのですが、その時はまったく何もわかってなかっ たのに、です。インターネットの波の中、Macのディスプレイごしでも、伝わるものってあるのだなあ。インターネットがある時代でよかった!
レッスンは、はじめにジャイロキネシスっていう、エクササイズをする時間があって、この時間がすごく好きです。生活の中でむくむく生まれた、あーつかれたなあ、あのことどうしよう、しんどいわーと思う気持ちを、じわじわ緩ませてくれるというか、リセットできるというか。そうして、レッスンに向う気持ちにゆっくり整えられて行くのがとても心地よいのです。ジャイロは初体験だったのだけど、この時間があったから、初めて参加するクラスでも「一緒にやってる」って気持ちになれて、それが居心地の良さにつながったのかも。バレエもすごく楽しい。流れてる音楽も良くて楽しい。先生のちょっとした言葉が、身体に伝わってちょっと変化したりするのが嬉しい。週に一回、全身いっぱい動かすと、全然違うなあーというのを実感しています。身体も違うし、心持ちも変わってきた。なにより、ずっとやりたいなーと思ってたことを、やれてる、っ ていうのが嬉しいですね。午前中にレッスンがあるので通いやすいのと、雰囲気がいいのと、先生が素敵なので続いています。
あと、9月は、NICO touches the wallsさんの配信番組『ニコじゃん!』一夜限りの復活、 ということで、私も1年ぶりに司会の「女子アナさん」復活いたしました。約2年続いた『ニコじゃん!』だったので、久しぶりなのに久しぶりの感じがまったくせず、もはやホーム感すらあるチームの再集結、お客様もあたたかくて、めちゃくちゃ楽しかったです。番組内でショートコント(のようなもの)をやる「古村劇団」というコーナーがあるのですが、あれは本当に唯一無二の世界だなあとしみじみ。何度コーナーを重ねても、新鮮に演技に挑む古村さんの無邪気さ、あの無邪気さと勇敢さを忘れてはいけないなと勉強になりました。そして、対馬さんは声の演技が普通に上手だったし、光村さんがおっしゃってた『ニコじゃん!THE MOVIE』がもし万が一にも実現した時、そしてそれに出られるようになったときには、足を引っ張ることのないよう、女子アナも芝居に精進しなければならないなと思います。ということで、20歳の国『文化祭大作戦』を頑張りたいと思います。
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追加*2019/4/11*
この時から通い始めたスタジオ(当時はフリーダ・ボディメイクスタジオ)、ミクロコスモス舞踊研究所。ここに通えて本当に良かったなあ。
NICOの皆様も現在ツアー中ですね。グッズ可愛いなあ。
4年経って変わったこともたくさんあるけれど、こうして「ありがたいなぁ、会えてよかったなぁ」と思える人たちとの出会いによって今があるんだな、と思うと人生ってほんまに素敵ですね!!(関西ローカル番組っぽい締め方)