2014年 2月 NY日記 3

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 　9時すぎに出発。グリニッチビレッジ方面へ向かいます。ニューヨーカー、歩きながら皆カップ持ってるんだけど、気づいたら半分くらいがアイスラテみたいの飲んでる……。

　昨日、ベーグルスミスで何のオプションもつけられなかったので、今度こそは、と気負って『ミュレイズ・ベーグル』へ。近所の人たちなのかな？　店内は人だらけ。なんとかクリームチーズをつけてもらう。コーヒー、スモールなのにたっぷり。広くない店内に空席なし、だったので、外のベンチで朝ご飯。歩いてるとそんなに寒くないけど、座ってると手がかじかんでくる。耳あてがかなりいい仕事をしています。あるとないとじゃ大違い。

　テクテク歩いて、C.Oビゲロウ　ケミストへ。古い、歴史あるファーマシーということで、店構えが最高に可愛い＆売ってる物も可愛い。このへんの街並、 本当に好きでした。住みたい。

そしてパティスリー・クロードでキッシュ。買おうとしたら、クロードおじちゃんが奥から出てきて、「今、焼き立てあるから、 そっちにするか？　今食べるんでしょ？」みたいなことを言ってくれました。とろんとろんで美味しいキッシュ。ベーグルでお腹ぱんぱんじゃなければ、二個は食べたかった。

近くのグリニッチ・レタープレス。ここはカード天国。グリーティングカードがいっぱいで、ここでもカードを買ってしまいました。こっちは可愛いカードが本当に多いなー。変なやつが一枚もない……。

　そして、旅の思い出に、ひとつはでっかいものを買おう、と決めていたのでMOSCOTへ。眼鏡屋です。

内装がかっこよくて、アメリカの訴訟ものに出てきそうなルックスの店長や、おしゃれな黒人のお兄さんなどがシャキシャキ働いています。 わたしは、何個かみせてもらったあと、黒人のお兄さんとお揃いのモデルを買いました。「どう？」とみせたら「もっとちゃんとかけて」とたしなめられたり、 やりとりも楽しかった。

　そして、午後はミュージカル「マチルダ」を。インターネットでチケットをとったつもりだったのに、取れてなかったことが劇場について発覚。チケットカウンターのお兄さんが問い合わせてくれたり、色々してくれたけど、やっぱりだめで、「Oh……」っていってたら「148ドルだけど、席あるから、それにしますか？」とのこと。深く考えずに「観るー！」って返事したけど、わたし２枚で148ドルかと思ってたら、１人148ドルでした……。高いよ。でも一階だし観易かったからいいか。あれこれしてたら開演に遅れちゃって、最初のナンバーだけ見逃した。「パーティシーンです」だって。もう一回観たいな。マチルダ、 ２幕のあたまに超名曲があって、それ思い出すだけで泣けてくる。もう一回観たいな。

　劇場を出たら、ちらちら雪。ジュニアズでチーズケーキを買って、うらうら歩く。漫画屋さんをめぐりました。こっちの人は雪でも傘ささず、みんなフードをかぶって歩いています。基本、寒くなってもフード。実際かぶってみたら、首の後ろも守られるからか、めちゃくちゃ暖かいのです。

　24時間営業のダイナーで夕食。量が多いの忘れてて一人一品頼んでしまった。店員さんがツンデレ。そっけないかな？　と思わせて、時々見せる笑顔……！

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＊追記＊2018/9/19
こうして写真をみると、めっちゃ買い物してる……。
バイト先のみんなにリップクリームを一個ずつ買ってる……（「１週間休んでごめん」と本気で思っていたようです。１週間くらい休んだってええがなええがな〜）。
冬のNYのいいところは、防寒さえしていればいくらでも歩けるところ（夜、暗くなるのが早いのはちょっと残念だった。もっと遊びたかったが暗くなると怖いのですぐホテルに帰っていた）。
　昔大好きだった英米の児童文学に出てきたみたいな建物がいっぱいで、ずっと「建物……建物……」と胸が高鳴りっぱなしでした。