2013年 8月の日記 夏休み
外向きのお仕事がない数日間、東京を離れてみました。家で休んでいるのが一番いいだろう、とも思ったのですが、細々した作業を思い出してはイライラしたり、なんだかんだつきあいで出かけてしまったり、などなど、本当の「休み」にはならんだろうなあ、ということで、ばしっと「働かない!』と決めた数日間。自分で「休む!」と決 めないといつだってぼんやり不安がつきまとうもんなんだなあ。そこまで忙しいわけじゃないし、むしろもっと働きたいくらいなのに、ですよ。へんな感じ。めりはりがないのがダメなんだな多分……。まあいいや、とにかく、ここ数日は休みました。休ませていただきました。だから今日からは働きます。
で、なにをしていたかというと、18歳まで住んでいた宇都宮に帰っていました。レンタカーを借りて、毎晩、元気あっぷ村、とか梵天の湯、とか、スーパー銭湯的な温泉(でもどっちも500円くらいで入れる)に行って、車社会なのでろくにお酒も飲まないで早寝、という生活。
益子で手びねり体験もしてきました。次はロクロをまわしたい。益子のstarnetに行ってみたかったのだけど、まさか自分がいきなりそこで髪を切るとは思わなかった。勢いでした。
Book pick orchestraというブックセレクター集団(なのかな)が出品している古本のスペースがあって、そこで、みたことない表紙の「フラニーとズーイー」(しかも”ズーイー”)を発見。迷わず買いました。
古本といえば、「幸楽」(餃子屋)にいく途中のHARMANでも、4冊買ってしまいました。だいたい、持ってるけど好きすぎるのでいつか誰かにプレゼントしたい本と、ずっと探してて読んでみたかった本、そして、知らなかったけど気になる本、を買う。
益子のひまわり祭りは、行って、ひまわりをいっぱい見るだけ、という究極にシンプルな体験でしたが、あれだけのひまわりは、やっぱり壮観。うかれて映像いっぱい撮ってしまった。
8月生まれなので、小さな頃からひまわりがイメージフラワー的な感じで、でも、幼心に、庭に一本べろっと立ってるデカいひまわりってそんなに可愛くねえな、 ちぇっ、などと思っておったのですが、花束になったり、ああしていっぱい集まってたりすると、なかなかよかった。ひまわり、よかった。
しかし餃子屋の人気がすごくてびっくりした。香川のうどん屋みたいになってた。ありゃあまいったなあ。みんみんも幸楽もすごい人。岩曽の正嗣は、お盆期間は持ち帰り販売のみみたいだった。餃子すごいなあ。
京都にいるときはあまりにも遠く感じて、全然帰ってなかった栃木だけど、いまのわたしには台湾と同じくらいホットかもしれません。なんか、どっちも似てる。誰かをつれていきたくなる。
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*追記*2018/8/24
地方都市の楽しみ、それは大型古書店、リサイクルショップでのディグ。
しかしこの頃の私、なぜすべてに一旦ケチをつけるんだろう! ひまわり、いいじゃんね。
益子での陶芸体験、「ものづくりは鬱に効く」と信じて行ったので、終わったあとに「どうだった? よかった?」と聞きすぎてうざがられた思い出。
この頃は何をするにしても「治りますように〜」と思いすぎていたかもしれない。反省……。治そう治そうと思わず、うまくつきあおう、くらいのスタンスになったときにやっと全てが快方に向かうって感じだった。つまり時間はかかるのであった。
宇都宮、お洒落で使い勝手のいいホステル、泊まりたくなるホテルができたらいいのになあ。
日記が好きなので書き続けているわけですが、読んで、面白がっていただけたら、それほど嬉しいことはありません。いつもありがとうございます。