見出し画像

憧れの東京生活は突然やってきた!

夫の転勤が決まったのは2021年3月。
4月からの辞令だったので、与えられた時間は
およそ2週間ほど。

当時コロナが流行り始めて地方から東京に
引っ越すと言うことはとんでもないことだった。
この時点で憧れの東京生活とは・・ってな感じで。

与えられた2週間で新居を
決めなくてはならなかったので
夫がスーモと毎日睨めっこしながら
物件を探していたの覚えている・・

どんなところに住むのかなぁなんて
ワクワクしていたが、夫がいい物件がない。
そうでもなくても家賃が20万超えると言ってきた。

えっ!?20万!!!!!
(当時、地方でも割といい方で9万の1LDKに住んでいました)

夫が見つけてきた物件は駅から近いわけでもなく
普通の3LDKのマンションや戸建てだった。

私たちの住んでる地方でマイホームを
持った友人たちのローン返済額は
おそらくだが月々10万以下だと思う。
(当時9万円の家賃でさえ、高いと言われていた)
だから衝撃的だった。
東京だから10万は超えるのはわかっていたが
20万円・・・生活費ってどう捻出しているんだ?
そんなに東京都民は稼いでいるのか。
ヤバイな。それしか出てこなかった。

夫の場合は転勤で会社都合なので
家賃補助が出るのがせめてもの救いだった。
それでも20万の家賃は無理すぎて
それ以下の場所を探して内見に行くことに。

最寄りの駅から歩いて18分。
地方で車生活していた私にとって
駅から18分歩いて家に帰るなんて地獄同然。
この時、まだ下の子が0歳で抱っこ紐を
しながらその距離を歩き、後に住む家まで
行ったのだった。
到着した頃には内見どころじゃなくて
疲れ果てていた・・

内見し、もう時間もなく選択の余地も
他になかったのでそこに決めた。
よく分からないし、土地勘もない、
駅から遠いけどそれでも20万きって
戸建てで子供たちと暮らせるなら
もうそれでいいやって投げやりになっていた。

私の人生初の東京生活の家が
決まった瞬間だった。

もう始まりからしてワクワクとかよりも
早く楽になりたい・・・と言う気持ちの方が
強かった。

そうこうしてる間に2週間が経ち、
私たち家族はコロナ渦の中に
引っ越しをしたのでした。
幼い子供を連れての引っ越しはそれはそれで
大変だったと思う。
もはや大変すぎて記憶にすら残っていない。

よく分からない土地に緊急事態宣言で
どこにも行けない生活。
当時は0歳と2歳の赤ちゃん2人を抱えて
家の中でこもっていてストレスは溜まる
夫は仕事が多忙でほぼワンオペ。

私の想像していた東京生活ってこれ?

すでに孤独で地獄なんだけど。
こんなんだったら地元に帰りたい・・・

そんな始まりでした。笑

ここからさらに東京常識に
ぶち当たっていくのでした。


読んでいただきありがとうございます^^
スキ♡いただけたら嬉しいです!

いいなと思ったら応援しよう!