Minecraft Live 2023 を見て: 自動クラフター
先日配信された Minecraft Live 2023 の感想です。今回の Minecraft Live では Minecraft、Minecraft Legends の次期アップデートの情報公開と Minecraft に追加される mob の投票が行われました。この記事では今回発表された要素、自動クラフター について思ったことを書きます
基本性能
UI は通常の作業台とほとんど変わらず
レッドストーン信号を受け取るとクラフトが行われ、前面から飛び出るようです
枠内をクリックすることでスロットの一部を使わない設定に
ホッパーでアイテムを搬入することも可能
性能の考察
アイテム搬入に関して
まず気になるのはホッパーで鉄の剣のレシピをセットした場面。通常 ホッパーで搬入/吸い出しされたアイテムはスタックできるならまとまるようになっていますが、動画では 2 つの鉄インゴットはまとまっていません。
桜の釣り看板を作るシーンで 1 つのスロットにスタックできるアイテムを複数個入れられることは明らかになっています。これはホッパーでアイテムを搬入するときは枠の埋まっているスロットには入らない、もしくはスタックされている数の少ない枠が優先されるのではないかと考えます。
後者なら嬉しい
コンパレーターの出力
コンパレーターを使用して検知していたのは信号強度 7 以上の信号でした。装置の挙動から 2 つの鉄インゴットがクラフターに入った瞬間、信号強度が 7 以上になったことが分かります。
つまり、自動クラフターの出力をコンパレーターで計った場合、通常とは違い
1 + (何かしらのアイテムが入っているスロット数) / (無効にされていないスロット数) * 14 (小数点以下切り捨て)
が出力になりそうです。
クラフト時に残るアイテムについて
ケーキやはちみつブロックはクラフト時にアイテムが作業台グリッドに残ってしまいます。
これらのアイテムのクラフトの自動化のためにもホッパーで中身のアイテムを吸うことができると考えます
おわりに
このブロックによりより多くのアイテムの生産が自動化できるようになります。スナップショットが待ちきれません
2023/10/19 追記: 答え合わせ
昨日夜、スナップショット「23w42a」が公開され、クラフターが追加されました。予想がどうなったか見てみましょう。
アイテム搬入に関して
ホッパー・ドロッパーでアイテムを搬入したときアイテム数がきれいに分配されます。
この仕様を使うと…
と 搬入順を気にせずに複雑なレシピを作ることができます。ただし、材料が不足すると装置が壊れてしまうため不足時に搬入ホッパーをロックする仕組みが必要になります。
コンパレーターの出力
コンパレーターの出力は 0~9 で無効にされている or 何かしらのアイテムが入っているスロットの数が信号強度として出力されます。
クラフト時に残るアイテムについて
一緒に吐き出されました。
ホッパーで中身を吸い出すこともできます。
レシピ予想は外れでした。