《イマーシブ・フォート 東京》レポ
イマーシブ・フォート 東京に行ってきたよ
開業1週間ちょっとの「イマ―シブ・フォート東京」に行ってきたのでレポートnoteを書いてみます。
はじめましての方も多いかも。結瀬羽香といいます。普段は演劇ユニットラナンキュラスという団体で音響・制作をしています。あと時々ポートレートなども…
早速内部のお話を…と思ったのですが、今回の入場にあたっての前提を少し。
今回は「ザ・シャーロック」付きのチケットを購入。花魁はちょっとお高いな…東京リベンジャーズはミリしらだし…でも有料チケット無しだと楽しめるのかな…?という気持ち。シャーロックホームズは割と好きで幼少期にたくさん本読んだし最低限ついていけるかな、と思いました。
1日3公演あるのでどれにするか迷って最終回にしてみました。16:15開演。
さすがにソロ入場は…と思い、同行者が一人。駄々こねてついてきてもらいました。本当にありがとう。
当日、入場前にお昼ご飯を食べました。お台場って本当においしそうなごはん屋さんがたくさんあって、迷ったのですが、隣駅にいい感じの食堂がありました。
お邪魔したのはテレコムセンター駅そばにある「カツオたまご食堂」さん。会社員さんのお昼ラッシュより先に食べる事が出来たので席も空いていたし味もおいしいしで大満足でした。
これは食べたうどん。
テレコムセンターから青海駅直通のイマ―シブ・フォートまで歩いて、入場したのは12:20頃。駅から行くなら迷うことは無いな、と感じました。手荷物検査など無く、チケットQRをかざして入場。入場して思ったのは、意外と暗い!あとからもらったパンフで、時間帯が夕方だということがわかりました。メイトさん(スタッフさん)の挨拶が全部「こんばんは!」でした。
それでは、体験順に感想を載せます。先にネタバレ無し、後半に(シャーロック以外の)ネタバレありの構成としますので行く予定がある方はご注意ください!
パーティ・フェスタ!
入場後、メインの広場に向かうと中央のステージ周りに人がたくさん。2分前くらいに広場に入ったのですが、2列目で見ることができました。
定刻でスタート(12:30)
ダンサーさんとシンガーさん・楽器の方の合計12人ほどのパフォーマーさんが中央の円形ステージでフェスのように盛り上がっていました!最初は控えめに手拍子をしていたお客さん(わたしも)でしたが、参加型になっていくにつれて盛り上がるように。パフォーマーさんが積極的に目を合わせて手を引いてくれるので自然と入れる。
でも「数人一緒にどうですか?」と声がかかったときに最前列がごそっと空いてました。わかる、ちょっと恥ずかしいよね
10分少々のステージで、お客さんはかなり盛り上がっていました。
終演後、次は何に行こう…と作戦会議をして向かったのは
イマ―シブ・ストーリーズ
副題は「誰も知らなかった本当のヘンゼルとグレーテル」
15分待ちの列になっていました。体感待ち時間は10分ほどで、その間にヘンゼルとグレーテルの内容をおさらい。アトラクションは15分程度。童話・ヘンゼルとグレーテルのストーリーを追体験する…と思いきや、「魔女」ルートと「ヘンゼルとグレーテル」ルートのふたつが存在していました!内容については後ほどのネタバレパートで書こうと思いますが、映像の綺麗さと空間作りが素敵。ウォークスルー型のアトラクションで、最初にヘンゼルとグレーテルのストーリー案内もある丁寧な作りでした。
【推しの子】イマ―シブ・ラリー
ちゃんと知ってるコンテンツ、来た…っ!原作マンガをしっかり追っています。推しは強いて言うなら有馬かな。アニメ版のかなちゃん、可愛すぎる…
イマ―シブ・ラリーってなんぞや?と思っていましたが、謎解きゲームのお友達みたいな感じ。
多少苦戦するところはありましたが無事クリア。
14:00前くらいに始めて、そのあとのイベントまでぶっ続けで楽しみました。公式から動画も上がってるので言ってもいいのかな、と思いますが内容は後ほど。
ザ・キャバレー
14:45~のその日1回目を立ち見で。【推しの子】が終わってすぐ移動しましたが中に入るには間に合わず…。
立ち見でも十分楽しめますが、巻き込まれたいならワンドリンク(もしくは料理などを)注文して中で見る方がいいなと思いました。かなり小刻みに公演しているのでごはん時に中で見るのもいいかも。
この際に「ベイカーズ・サーカス」の観覧方法をメイトさんにお尋ねしました。明らかにザ・シャーロックの扉の向こうだったので…
すると、「ザ・シャーロック」内でサーカス公演のタイミングがある、との回答。「ザ・シャーロック」の有料チケットをお持ちの方の後方に無料観覧ゾーンを作る、というお話でした。じゃあ「ザ・シャーロック」参加者なら特に気にしなくていいということ🤔
そんなこんなで向かったのが
ジャック・ザ・リッパ―
こーれが怖かった。え、マジ?ってくらいおどかしてくる。スモーク焚きすぎ。超怖いです。
言ってしまえばウォークスルー型お化け屋敷なんだけど、仕掛けのすべてが怖い。
最大8人でロープを持って離れないようにしながら歩くタイプでした。前の人が進んでくれないと後はつっかえるし、でも前も怖いんだろうな…。
行ったときは3人(多分お母さんと息子2人)・カップル・わたしたち(2人)の7人パーティでした。カップルの女性と私はずっと怖すぎて一周回って笑っていました。もう二度と行きとうない。怖いのが得意で全然大丈夫だ!って方にはおすすめです。
終わった後15分くらいベンチで休憩しました。ガチで怖かった。ディズニーシーのタワーオブテラーがこれまでの最高怖い記録だったのですが、あっさり更新されました。
怖いの苦手小娘の感想なのでそんなことない可能性も無きにしも非ずです。
ザ・シャーロック
メインディッシュです。これを目当てに来たといっても全然過言ではない。
イマ―シブ・シアターの凄さ、理解っちまった…
どの登場人物についていくかをしっかり固めていくべきだったな、が感想。
ゆらゆらとさまよっていたら気が付いたら終わっていました。欠片だけを見ていて全体像がつかめていなかった…。
どこまでを感想としていいのかわからないけど、衣装・小道具・舞台セットの作りこみがすごかった、良かったです。詳しくは後半で書いてます○
公演時間いっぱい、かなり歩き回って体力的にも大満足。明日から仕事だし、ご飯食べてかーえろ!ということになりました。
夜ご飯 そして帰宅
ダイバーシティに移動してつけ麺を食べました。おいしかった。
そんなこんなで電車に揺られ、帰宅いたしました。
体験できなかったのは第五人格のアトラクションだけでした。あまりにも並んでて…アプリをやった事あるのですが、これリアルで追いかけられるのめちゃくちゃ怖いよね…?
(公演してなかったスパイアクションは割愛…見たかったナ…)
滞在時間は12:20~シャーロック終演の17:35頃までだったので良い回り方だったと思っています。最初から最後まで居たら時間余りそう。
では、ここからはアトラクション内容アリ(シャーロック除く)のネタバレパートとなります。
何も見ないで楽しみたい方はここで回れ右お願いします。ここまででも読んでいただきありがとうございました!
ネタバレパート:ヘンゼルとグレーテル
本当のヘンゼルとグレーテルってなんぞやって思いながら入場。当然事前情報ゼロなので新鮮に楽しむことが出来ました。
投影した映像+リアル小物で、同じ空間にいるかのような演出がされていました。3Dの映像が素敵。
こんなん魔女サイドの話見たいやん!と選択。
魔女編は、魔女ママと魔女の話が中心。魔女狩りに巻き込まれてしまった2人。ママが子どもを守って家に鍵をかけ、もう誰もいないと言い張り連れていかれる。
ママは処刑されてしまい、魔女の存在を周りに言いふらした男の子に恨みを抱く魔女ちゃん。というストーリー。
魔女の話を大人にしてしまった男の子が大きくなってヘンゼルとグレーテルのパパとなります。ヘンゼルとグレーテルのママを殺し継母になりすました魔女が返り討ちにあうまでをしっかりと描写。
魔女ママから譲り受けた魔力のペンダントをグレーテルに割られてしまっていたのですが、最後の最後でグレーテルが「ペンダントを拾った」と発言しており、こ、これは…?!
ヘンゼルとグレーテル編の方は見ていないのでなんとも言えないのですが、こりゃ次の魔女はグレーテルかな…と思いました。そちらのストーリーがどうなっていたのかはすごく気になります。
ネタバレパート:【推しの子】
パンフのQRコードから参加できるとのことで気軽にスタート。LINE公式アカウントに飛び、そこからラリーが始まりました。
ぴえヨンさんの指示に従い、場内からポスターを探すという内容でした。1枚目は難なく見つかったのですが、2枚目に苦戦。往来を探して回らないといけないので人がいるテーブル付近は探しにくいなと感じました。
ヒントも使いつつなんとかクリアすると、定刻で始まるショーの時間と場所・そして振り付け動画を見ることができました。見たことあるぴえヨンさんだ!
振りをマスターし、時間調整をしつつ広場に行くと最前列を取ることができました。開始前には陽気なお兄さん二人組による盛り上げと振り・コール練習もあり。
ライブ、とのことだったのでどんな形何だろうと思っていたら天井に映像を投影する形。首ちぎれるかと思った。でも周りもみんな盛り上がっていたので一体感があり楽しかったです。STAR☆T☆RAINは本家振りも混ぜちゃったよ~楽しかった!最後には超盛り上がるサプライズもあり!練習無しであそこまでコールできる【推しの子】というコンテンツ力に感動しました。
ネタバレパート:ジャック・ザ・リッパ―
ネタバレもなにもないんだけど、怖かった。
スモークがっつり+狭い通路で視界を奪われて本当に怖かったです。
「あ!これ怖いわ!」ポイントとしては、最初の映像。ちゃんとジャック・ザ・リッパ―の映像が流れて怖い。で、映像ラストでスクリーンが半分開いて人が「バン!!!!!!!!」って入ってくる。ここで人生最大ボリュームの声出た。周りも全員ビビってたと思う。
で?あれだけ脅して怖がらせたのに警官で???「大通りまで行きなさい」って、ついてきてくれお願いだから。なんでわたしらだけで行かせようとすんだ死ぬど?????
で、そこからは一本道なんだけど迷路状のせっまい通路をずっと通っていく事になります。がさがさ言うてるし怖いBGMずっと鳴ってるしちゃんと怖いジャック・ザ・リッパ―さんついてくるしで一回こけそうになりました(ガチ)
道に物置くな、置いたの誰ですか…(キレ)をしながら、前の人に「もうちょい早く行けます?????」しながら、絶対ここ来るだろポイントで来ないだとか、意識の外から来るだとか、ずっとギャーギャー言ってた気がします。終わったあと、前の2組と挨拶をして解散。謎の絆を得ました。
閉所と暗いのとびっくりが怖い人は気を付けて行ってください…終わった後15分くらいベンチにへたり込んでました。だって怖かった…
ネタバレではないけど:ザ・シャーロックの話
結末ネタバレがダメなんだよね???
今回どういう風に楽しんだかをちらっと書いておこうと思います。あと初回参加でどう動いたら楽しいかな?って話
今回、わからなかったのでふらふらうろうろし続けていました。それはもう興味の赴くままにうろうろしまくりました。
たぶん定石ってシャーロックやワトソン・警部他好きなキャラにぴったりくっつくことだと思うんですけど、今回は気になる場所重視でうろうろし続けていました。
その結果、ほぼ人が居ないイベントに出くわしたりもしました。100人以上のお客さんがいたと思うんだけど、その場にいたのが6人だった。「え?!これって後々効いてくるやつじゃない?!」と思っていました。見ちゃった…感…
「後からシャーロックが来る」なんてこともありました。開いてて人が居ないスペースをひたすらウロウロしていただけでも超楽しかった
シャーロックが来ると、そのあとからお客さんが部屋ミチミチに詰まるほど来るのでとてつもなく混み、遠くにいるとなにがなんだか…見えない…声も小さくしか聞こえない…がデフォルトでした。
シャーロックは本当に大変だな…(圧倒的セリフ量と行動量)(1セリフくらい飛ばしてもしょうがない)
それはそれとして、演劇若干齧りんちゅのわたしは終始「ヤバすぎる」「あまりにもずっと演技をしている」「どうやってタイムキープしてるの??」「脚本ヤバそう」「チャートが欲しい」と考えていました。あんまりにも難易度の高いステージ…役者さんのアクトに合わせて映像を流すのもすごい…
そして、お客さんを巻き込む演出があるので、お客さん側がミスったら情報手に入らなくない?!みたいなことすらある。どうやって成立させてるんだ…
わたしは静かに佇んでいることが多かったので誰にも話しかけられませんでした。あとずっとお姉さんのドレス(の意匠)に感動していました。時代背景、最高!
〆
ということで、ネタバレありパートまでご覧いただいた皆様、本当にありがとうございました!もう一回くらい行きたいなと思うのですが、数か月は置こうかな…もし一緒に来てくれる人が居たらご連絡ください(他力本願寺)
以上、結瀬羽香でした!
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