自己紹介と、私がフランスで音楽を続けられる理由
はじめまして。
フランス在住のサクソフォニスト・パフォーマーの阪越由衣です。
2012年に留学という形で渡仏して今年で11年。音楽家と舞台芸術をとりまく諸々をシェア出来たらと思い、この度noteで執筆を始めることにしました。
などなど、私のこれまでの実体験が誰かのお役に立てたら嬉しい限りです。
思えば私自身も、留学や音楽院入試の準備、アーティスト・ビザへの書き換えや更新、音楽アカデミーに参加する際など、たくさんの情報に助けられて今までやってきました。
これまでのことを、ざっくりと
そうです、ながーいこと学生生活やりました。
(実際のところは、修士取得後は授業はほぼ履修せず、自分の研究や創作活動を専門の先生方に支えられながら進めているといった日々でしたが。並行して演奏家としての仕事探しや演奏活動も本格的に始めていました。)
現在のことも、ざっくりと
私がフランスで音楽を続けられる理由
ぶっちゃけたところ、数週間に渡る公演や稽古(レジデンス)が入ることもあれば、全く仕事がない月もあります。報酬・謝礼として得る収入はとても不規則です。もっと活動の幅を増やそうと努力はしていますが、その傍らでサックスを教えたり、アルバイトなどはしていません。演奏の仕事のみで生活できています。
これは、フランスが誇るアンテルミタン制度のおかげです。
そしてこのアンテルミタンの資格を得るためには、フランス国籍を持たない「外国人」にとっての一大事・ビザ(滞在許可証)の種類が重要になってきます。
フランスのアーティスト・ビザ「パスポート・タラン」を取るには?
アンテルミタン制度とは?芸術家に失業保険?!
まずはこの辺りのことをご紹介していきたいと思います。
興味のあるトピックやリクエストがありましたら、是非お知らせください♪