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【磐梯町】あとがき集②

どうも、ゆいぴです。

本当は記事一つひとつの紹介文を考えて書きたいんですが…。

あとがき集で茶ァ濁してます。

でも全部面白いですからね!ぜひぜひご覧くださいませ~!

あとがき集①はこちら!


磐梯町の人たち

人を成長させるのは人と旅と本。人

 日々旅にして旅を栖とす。⸺毎日の生活が旅そのもので、旅が住まいのようなものだ。松尾芭蕉『おくのほそ道』序文にあるこの文章が好きで、私は旅に生きることを決めた。だがしかしなんだ、今は磐梯町という小さな田舎町に留まっているではないか。しかも「定住したい」などとぬかしている。旅に生きる、は早々に終わりか。

 では人生における旅とは何か?馴染みのない土地に足を運ぶこと?…それは確かに旅だな。未知の文化を学ぶこと?…それも旅と言えるな。じゃあ他人の心に触れることは?…それも、もしかしたら旅なのかもしれないな。
 インタビューという果てなき旅路は続く。『磐梯町の人たち』シーズン2の開幕です。


ロックな生き方がしたい人

 ロックンロールって何でしょうね。調べたら意味は出てくるんだけどそういうことじゃなくて。昔から馬鹿の一つ覚えみたいに愛と平和を叫び続けているバンドがいるんですけど、結局はそれに尽きるんだよなと思う。愛と平和、それは現在過去未来、生と死、ひいては私とあなた。そしてそれは何よりも美しく輝く。だから人は素晴らしく面白い。そう、誰でも。

 もしかして『無名人インタビュー』ってロックンロールなんじゃないか?だったら私が共鳴するのも頷けますね。音楽、つまりはロックンロールが歴史やカルチャーの上に成り立つのなら、無名人インタビューとローカルってやっぱり相性良いんだなー。そんなことに気づかされた夏の終わりでした。


磐梯といえばこの男になりたい人

 何かを代表することは誰よりも重いものを背負うということ。重いものを背負うためには筋力が不可欠ですよね。ここでいう筋力は、前に進み続ける力と何かを想う心だと思っています。なんとかなるしなんとかする。ポジティブ思考でもあるけど実は利他的だったりもしますね。ただ自己肯定感が高いだけじゃなくて、自分以外を深く愛せるってことなんだろうな。

 そういう人は気づかないうちに周りからも想われてるし、言うまでもなく必要とされてたりするんですよ。私も必要とされたい!なんておこがましいことは思わないけど、仮にそうじゃないのなら静かに身を引きたいな〜とか思う今日この頃。でも、ホントはね、私はここが好きだし、ここの人も気に入ったから、しばらくずっとここに居たいと思ってるんだ。


暮らす場所を共にする人たちとの繋がりを大切にして生きていきたい人

 高校時代めちゃくちゃ青春を謳歌してました。朝から晩まで部活、勉強、学校行事。クラスも仲が良くて毎日みんなで笑いあって。ペンが机から落ちただけで面白かったですもん。そのくらいくだらないことで腹抱えてた。でも卒業した途端、全く笑わなくなっちゃいました。ちょっとした笑顔で頬が引き攣ってた。なんであんなに笑えてたんだろ…って不思議に思うほど。

 しばらくして、人と人との繋がりって必要なんだって気付きました。人脈じゃないですよ。それはあくまでツールです。求めているのは理屈じゃない繋がり。愛ですよ、愛。そこにあるものは愛情です。高校時代、クラスメイトも部員も愛してた。だから楽しかったし幸せだったんだな。でもここ数ヶ月でまた、よく笑うようになったんですよ私。なんででしょうね。


磐梯町は第二の地元の人

 根拠や仕組みがわかるまではイマイチ納得できない!って人は不思議と法律に辿り着く説。法律が人間を統治しているからかな?でも法律って秩序を保つための道具でしかないんだけどね。じゃあなんで秩序を保つ必要があるんだろう。それはたぶん、一人ひとりが尊いから。じゃあなんで人は尊いんだろう。それは私もあなたも、世界にとってかけがえのない存在だから。

 そして「なんで?」が心に芽生えるのは、自分と自分以外の存在に正面から向き合える人だから。何事もただ受け入れるのではなく、常に何かに疑問を持って考えて理解しようとしている。それは豊かな人間らしさだと思うな。だから「なんで?」っていう問いこそが私たちの唯一無二を煌めかせている。問い続けることは、きっと私たちの生きる証なんだね。


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