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宮古島 2021年9月

2021年9月、宮古島初上陸!の巻。

宮古島はここ
沖縄本土と石垣島の間に位置している
宮古島と主な3つの離島とは橋で繋がっていて
車や徒歩で行き来することができる

いつものことだが着いたら夜なので食事処を探すことから始まる。
中心部の飲み屋街でも、当時の国の要請に従って休業もしくはノンアルコールを徹底している店しかない。何て真面目な島民性なのだろうと感動した。

"なみ吉"でとりあえず一杯
(シークワーサージュース)

翌日は早朝からダイビング!

最高の天気やないか~い

宮古島は地形(海中洞窟やアーチ、崖などを指すダイビング用語)メインのポイントが多いらしく、潜る度にワクワクするような景色の数々。

みんなウキウキでアーチをくぐる
大岩に無数の穴が開き、
アスレチックのよう
ゆるやかにまとまりをもって動く魚影と光のハーモニー
動画でスクリーンセーバーにしたい

洞窟の中で人が呼吸をしていると、洞窟の上から空気が小さな気泡となって漏れ出し、こんな感じでチョーキレ―な景色になる。ここが竜宮城か~。

光と気泡でキラキラの海

もちろん生き物もいました。

ヨゴレマツカサ
いつも暗いところにいる
ハマクマノミ夫妻
アオウミガメもご挨拶
ガイドさんが追いかけてくれたけどすごいスピードで逃げてった

ダイビングの合間には船の上で船長の息子が撒き餌+網でアカモンガラの掬い取り大会を開催してくれ、大いに盛り上がった。

同乗者の皆様が全く掬えず次々に脱落していく中、わたしは何故か持ち前の動体視力を発揮し1発で2匹ゲットするなど予想外の活躍。

捉えられたアカモンガラたち
この後水槽が満杯になったので全員無罪放免リリースとなった

この日の最後、3本目のエキジット(浮上)時に水中ライトをロストしてしまい大変テンションが下がったので、ショップのオーナーさんに翌日もどう?と誘われたが丁重にお断りした。
ダイビングライトって地味に高いんだよ…。

そんなわけで悲しみに暮れていたら日も暮れた。

沈む太陽を背景に少年二人がじゃれあっていた

初めて行く離島で必ず参加するのがナイトツアー。日中に見られる生き物よりも面白い世界が広がっている。
今回は自分のレンタカーで移動して来間島のツアーに参加することにした。

お目当ては、そう ヤシガニ。
宮古ではさほどレアキャラじゃないらしいが、今までどの島でも出会うことができず勝手に想いを募らせていた。

ツアー開始からほどなくして呆気なく邂逅。

目覚めたばかりのヤシガニさん
この子は両腕を広げると25㎝ぐらいあった

ヤシガニはオカヤドカリの仲間で、日中は土の中で眠り、夜になると果物中心のバランスの良い食事を採りに地上へ出てくる。
ガイドさん曰く、大きいので枯葉のガサゴソ音でも見つけることができるが、出てきた穴を見つけられれば大体近くにいる、だそう。レベル高いな。

大物になると普通に指を引きちぎられるぐらいのパワーがあるので、素人は触ってはいけない。
し、食用で乱獲され個体数が激減したという経緯もあり、宮古や石垣ではヤシガニ保護条例なるものにより保護の対象になっているため、美味しそうでも捕って食べてはいけない。

あとは車を走らせひたすらドライブ。窓からの景色はまるで異国。

小さな離島へは橋が架かる
絵に描いたような青い海
隠れてしまった夕陽が淡い雲を浮かび上がらせる

宮古島は、売り込める自然がたくさんあるのに少し下手くそな売り方をしているように感じた。

乱立している大型の土産物屋にはどこでも買えるようなものしか売っていないし、食事からもほとんど郷土を感じられない。(居酒屋は別だが)
それでいてネイチャーガイドツアーが充実しているわけでもなく、青い海や夜の生物を見に行くにはレンタカーが必要。

きっとコロナ渦じゃなければまた違った島の魅力を発見できたかもしれないし、コロナ渦だからこそ発見できた魅力もある。


次回来る時は、また新しい魅力に出会えることを祈って。

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