"やりたいことや好きなこと"が見つからない人へ
写真はニューヨーク ブルックリン ウィリアムズバーグで見つけた小さな日本。
かわいいでしょ。
以前、ブログに
「好きなことをしていればうまくいくし幸せになれる」
と書いたところ、
「じゃあ好きなこともやりたいことも無い私はどうすればいいんですか」
というコメントが来た。
正直なところゆいは生まれてきてからやりたいことだらけで何をしたら良いかわからないという考えになったことがなくて
いつでも脳みそが溢れそうなほどやりたいことだらけなので
彼女の気持ちを理解できなかったし、どうすればいいのかわからなかった。
でも、さっきシャワーを浴びてるときにぽぽぽぽーん!と、ひらめいたので
書いておこうと思う。
一体何をひらめいたかというと、
実は私が「好きなこと」をやっているというのは後付けなのではないか。
ということです。
うーん。意味がわからないね。
説明ってむずかしい。
例えば今、私はウェブストアを経営しているのですが、ありがたいことになかなか。いや、かなりうまくいっています。
思い返してみると幼稚園の時に1年に1回か2回あった
「おみせやさんごっこ」
が、死ぬほど好きだった。
幼稚園の体育館に自分のお店を出して
おりがみや粘土で作った野菜やお花を売るのだ。
コインも手作りで、他の園児や保護者が買いに来てくれる。
5歳のときの記憶なのに今でも鮮明に覚えている。
ちなみに実家のアルバムにはこの「おみせやさんごっこ」の写真は残っていないから、私の頭の中にある記憶は本当に5歳の頃の記憶だと思う。
それくらい好きだった「おみせやさんごっこ」。
今は"ごっこ"ではなくガチで「おみせやさん」をやっている。
そっか。
ゆいは自分で作ったものをお店で売ることが小さいときから好きだったんだ。
シャワーを浴びながらなんか感動した。
何が言いたいかというと、
私は「おみせやさん」が好き!
「おみせやさん」をやりたい!
という強い思いを持って始めたわけではなくて、
何となくはじめたことは実は自分のとても「好きなもの」だった。
ということ。
だから、自分の「好きなものがない」「やりたいことがない」
という人はそれをあえて探すことはないということ。
探したところでたぶんそもそも本当の好きなことじゃないし。
「好きなものがない」「やりたいことがない」
というのは実は言い訳にしかすぎないと思う。
だってさ、コンビニでパンを買うとき
どれでもいいからって目をつむって
「どーれーにーしーよーうかなー」って選ばないでしょ。
クリームパンとカレーパンがあったら
好きなほうを選ぶでしょ。
ほら、好きなものあるじゃん。
でもさ、そんな深く考えてクリームパンを選ぶわけじゃないじゃん。
本能じゃん。
「好きなこと」「やりたいこと」
も一緒なんだと思います。
自分の気づかないうちにちゃんと本能で
「好きなこと」「やりたいこと」をやれているんだと思います。
ちゃんと自分で選ぶことができるんだと思います。
だから大事なことは、ふと
「これやりたいな」とか、「これ好きだな」って思ったときに
とにかくすべて実行してみることです。
クリームパンをコンビニで選んでいたら
クリームパンについて調べてみたらいいかもしれません。
クリームパンについてのブログを書いてみてもいいかもしれません。
そしたら意外とクリームパンには興味が無いことに気づくかもしれません。
でもそのかわりに、次に選んだ「ブログを書く」ということが
自分の性に合っているかもしれません。
そしたらそのうちなんかうまくいっちゃって。
人気ブロガーになっちゃったりして。
今日のゆいと同じように
「そういえば私、昔からこういうの好きだったな〜」
なーんて、
思うはずです。
気負う必要なんてない。
ただ、本能のままに流れるように生きればいいと思うのです。
おしまい。