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【SDGs.3】「すべての人に健康と福祉を」世界人口の約半数が直面している問題って!?

みなさん、こんにちは!ゆいまーる広報部です。

島袋尚美社長は、女性経営者として、ジェンダー平等に貢献する活動をしながら、日々SDGsに関する取り組みの情報発信を行っています!
中でもずっとご好評いただいているのが廃棄野菜を使ったサステナブルビールです。(プロデュース先のJungleBrewery(ジャングルブルワリー)様)


ところでみなさん、世界で起きているこんな問題をご存知ですか?

2017年にTHE WORLD BANK より、下記のような情報が発信されました。
「世界銀行と世界保健機関(WHO)が発表した報告書によると、基本的保健サービスを受けられずにいる人の数は世界人口の半数にのぼる。また、多くの世帯が、医療費の人口負担が原因で貧困に陥っている。」*1

世界人口は2019年度で約77億人*2。
つまり、約38億5000万人の人が基本的な保健サービス(健康診断や予防摂取、予防医療や治療、リハビリ等や性教育など)を受けられずにいるということです。

今回は、これらが関連する SDGs.3 「すべての人に健康と福祉を」について取り上げます。

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すべての人に健康と福祉を

こんな課題もあります。

・5歳未満の子どもの死亡率は、2000年の1,000人の出生あたり76人から2015年は42人、2018年には39人と低下したが、2018年だけで5歳になる前に約530万人の子どもが亡くなっている*3

・マラリア発生率は2000年から2014年の間に人口1,000人あたり81人から57人と30%減少したが、2018年は2014年と同レベルにとどまっており、マラリアの撲滅という目標達成の軌道に乗っていない*3

世界で考えるとまだまだ医療の提供は不平等であり、多くの人々の健康的な生活や福祉が確保できていない現状です。

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日本政府の取り組み事例

日本政府は、2017年12月に「UHCフォーラム 2017」を開催し、グローバルファンド、国際保健機関(WHO)に対し、約 29億ドルを拠出する方針を表明したことが報告されています*4。

UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)とは「すべての人が、適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを、支払い可能な費用で受けられる」ことを意味し、すべての人が経済的な困難を伴うことなく保健医療サービスを享受することを目指しています*5。

また、安倍総理は、2019年6 月のG20大阪サミットにあわせ、約100万人のエイズ・結核・マラリア患者の命を救い、約130万人の子供たちに予防接種を実施する等の成果を出す旨の表明などを行っていました*4。

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私たちにできること

では、私たちにはどんなことが出来るでしょうか?

多くの世帯が、医療費の人口負担が原因で貧困に陥っているということもあり、
寄付や募金も大切な活動になりますが、金銭面の支援だけでなく、ボランティア活動や、広報活動によって現状や対策を発信することも私たちができることの1つだと思います。

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終わりに

企業様の取り組みの中で、興味を持った事例として、「古着deワクチン」(日本リユースシステム株式会社様)という取り組みは、「古着の有効活用」が途上国へのワクチン寄付、国内障害者の雇用創出および途上国での雇用創出等に繋がる仕組みを構築してSDGsへの取り組みに貢献しているそうです*3。

私たちも広報部noteを通して、これからもSDGsに貢献できることを全力で取り組んでいきます!

ゆいまーる広報部


*1 THE WORLD BANK プレスリリース 2017年12月13日
*2 国際連合広報センター 世界人口推計2019年版:要旨 10の主要な調査結果(日本語訳)
*3 SDGsの考え方と取り組みがしっかりわかる教科書 2020年11月
*4 持続可能な開発目標(SDGs)と日本の取組(外務省)
*5 独立行政法人 国際協力機構 ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)



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