不妊治療と仕事
不妊治療をしているご夫婦のblogやInstagramの投稿を読み漁っていました。
そうすると、「治療をカミングアウトするかしないか」問題が出てくるんですよね。
わたしは、職場で「不妊治療できるんだ、してもいいんだ」と後輩やあとに続くスタッフが思ってくれたらいいな、と思っていました。
なので何がなんでも職場に迷惑かけてはいけないを大前提に、
不妊様にならないように最大限の努力をしました。
どこまでカミングアウトするか
これは大きな問題でした。
どこまで、誰に不妊治療をしていることを、伝えるか。
シフトの管理をしていたのは師長だったので、まず師長に報告しました。
(結果的に不妊治療をしている、ということはいずれ産休かも、というジャブを打てるし)
幸い、師長は理解があって、直前でも交渉してくれれば協力するよ、と言っていただけました。
後の人にはあまり言えませんでした。
聞かれたら隠さず言えるんだけど。
どうやって無理なく治療スケジュールを立てるか
わたしが通っていたクリニックは、「採卵周期」のスケジュールと「移植周期」のスケジュールをあらかじめ指導してくれていました。
わたしはホルモン値が良く無いので、採卵周期も移植周期も自己注射や内服でコントロールする必要がありました。
そのため、採血のために「この日はきてね」と病院で指定がありました。
「自然では絶対無理だけど、薬である程度ならコントロールできるから通院日は先生とよく話をしてね」と言った看護師さんの言葉は今でも忘れられない。
衝撃的だった。
わたしの勤務は前述している通り
夜勤8回/月なので、ほとんど夜勤。
クリニックがやっている時間は8:30〜18:00(だったはず)
なので、夜勤前後か、休みだったら通院できる。
つまり日勤以外ならいけるから日勤を最大限まで減らしたい=夜勤頑張るということになりました。
上記を踏まえて、自分でクリニックのスケジュール見ながら、勤務表とにらめっこ。
そして勤務希望をどうするかめちゃくちゃ考え提出。
おかげさまで、採卵周期に1日だけお休みいただきましたが、なんとか移植まで到達…!
仕事との両立できつかったこと
なによりおしゃべりなわたしが声を大にして言えないこと。
悲劇のヒロインみたいに思われたら嫌だし、
だから協力しろと思われるのも嫌だし、
こいつどうせ妊娠してすぐ辞めるだろと
(まあ、実際そうなんだけど)
思われるのも嫌だし……
不妊治療経験を有する先輩には弱音を言えた。
自己注射ビビりすぎて無理になっていた時にはお願いして注射してもらったり(こっそりね)愚痴をきいてもらって、助けてもらいました。
時間指定の薬が多くて、ストレスがかかったこともきつかった。
毎日この時間、と指定がしっかりされていました。
例えばデュファストン(7,15,23時)とか。
休みの日ならまだしも、仕事していると、どこかしらは勤務時間です。
コンプライアンス悪すぎたので、わたしはApple Watchを買ってもらって管理しました。(アラーム設定した)
本当に働きながらの不妊治療、きつかった。