ゆいまる流参考書の買い方・使い方
こんにちは!家庭教師のゆいまるです!
日々、学校の授業や宿題など自分なり勉強をやっているけど、模試の成績が上がらないという方、多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな方に向けて全国模試最高偏差値80の経験があるゆいまるが参考書の買い方・使い方について伝授していきたいと思います!
ゆいまるの記事を始めて見る!という方は自己紹介もどうぞ
目次
1.参考書の買い方
1-1.目的を考える
1-2.目的に即した本をネットで調べる
1-3.実際に本屋へ行く
2.参考書の使い方
2-1.分類
2-2.とりあえず1周する
2-3.△・×に対して再トライする
3.まとめ
1.参考書の買い方
僕は指導している生徒さんに参考書の買い方を指導することがあります。生徒本人の性格によってやり方は変えますが、一貫しているのは「友達になれそうな参考書を見つけよう」と伝えています。
「友達になれそう」とは長期的に付き合えそうな本かどうかをみてほしいということです。実際、皆さんも長く付き合っている友達は、自分がすごく嫌いな見た目をしてもいないし、話し方や性格もそれなり良いのでは無いでしょうか。
受験や資格試験という自分個人の力が試される場において、頼りになるのは、大好きになった参考書達と言えると思います。
1-1.目的を考える
参考書が必要な状態とは、学校の授業で使われている教材だけでは自分が達成したい目標へ到達できない状態を指します。その上で、目的を考えましょう。
目的として挙げられるケースとして考えられるのは、例えば、苦手科目(分野)の克服、数検や英検・TOEICなどの資格取得、得意科目をもっと伸ばしたい、そもそも受験勉強の手始めとしてほしいなどが考えられると思います。
それぞれの目標において自分の今のレベルとの差を見極めて、そこにあった参考書を見つけましょう。
1-2.目的に即した本をネットで調べる
参考書を買う目的ができたのであれば、次にやってほしいのはネットで、実際の本を調べることです。
すぐに本屋へ行かないのは、理由があります。王道の参考書を知らなかったり、使い方のイメージができていないからです。そのイメージをするために、武田塾のYouTubeチャンネルはおすすめです。
大学受験の専門の授業をしない塾として、全国400校舎以上ある武田塾ですが、このチャンネルの見どころは「参考書ルート」と呼ばれる志望校別に、市販の参考書でのステップが紹介されているところです。
例えば、早稲田大学に行きたいのであれば英語は、高校2年までにシステム英単語の1200番までは完璧にしてほしいなどです。画期的ですよね!!
王道の参考書の使い方を知ることができるので、まずここでざっくりとした「あたり」をつけましょう。
1-3.実際に本屋へ行く
「あたり」がついた後は実際に本屋へ行きましょう!これだけ準備したので、後は実際の中身を見て選ぶ段階となります。
僕自身、参考書を選ぶ時は以下の点を気にしています。
※個人的な意見がかなり多いので参考までにどうぞ
見やすさ
赤と黒、青と黒など2色程度の配色のもの(黒だけだと重要部分がわからないので2色程度。それ以上多いと分かりにくいので敬遠してます。)レベル
パッと見で解ける・会報が思いつくのが半分以上ある(半分程度はできそうなイメージがないと後で挫折する可能性が非常に高いため。)厚さ
問題集ならできる限り薄いもの(達成感を重要視しています。) データベースとしての活用(日本史や世界史の通史・テーマ史、数学の解放パターン、英文法)であれば、厚くて網羅性が高く、王道なものを選びます。今持っているものとの兼ね合い
基本的に参考書は同レベルのものがダブってはいけません。今、やっている参考書と同レベルのものは避けましょう。浮気をしないことです。最後に
選んだ本が複数回やれるかどうかを自問自答してください。つまり、冒頭でもお伝えした「友達になれるかどうか」を確認しましょう。説明の仕方が回りくどくないか、フォント的に嫌じゃないか、表紙はカッコイイかとかマジでフィーリングですが、地味に大事です。
2.参考書の使い方
ここからが本番ですね!長期的に付き合う友達を選んだら、一緒に頑張っていく長旅のスタートです!
前提にはなりますが、参考書は複数回やり込まないと成果は出ません笑
間違った問題、理由をつけて答えられなかったの問題に関しては、何度もトライする必要があるので、5回程度はやりこむ問題もあるかもしれません。
2-1.分類
このフェーズでは、すぐにわかるもの(暗記している・解法が思いついて、着地までイメージがつく)は✅を入れましょう!所謂、既習範囲というやつです。
無駄を省きたいという理由です。また、少しでもやらないといけない問題が減るとちょっとやる気って出てくると思うんですよね!
ただ、英語長文や現代文・古典などある程度まとまった文章を読んで答えるのには、向いていません。単語帳とかチャート系のパターンを理解するものや短文の問題集に向いているかと思います。
僕のYouTubeチャンネルでも紹介していますので、詳しくはこちらでお願いします。
2-2.とりあえず1周する
分類が終わったら、とりあえず1周しましょう!友達で言うところの初対面というやつですね!正直、ここが一番キツい段階です。
ここで、以下のことをやりながら問題を進めていくことで2回目以降がすごく楽になります。
自力でできたものには◯
調べてできたもの、勘で解けたものには△
できなかったものには×
という印をつけてやります。
2-3.△・×に対して再トライする
2周目以降は△と×だけをやっていくのです。明らかに1周目よりは問題数が減ってやりやすくなります。また、周回が進めば進むほど自分ができていない問題が浮き彫りになるので、自分の弱点が記載された参考書へと変貌します。僕は最高で7回間違えた問題があって、8回目でやっと解けました笑
参考書をここまで使い倒してやっと完了なんです。ここまでやり切らないといけないので、同じレベルを複数冊持っているなんて、やりきれるわけないですよね笑
このやり切るところまでを大体2ヶ月から3ヶ月ぐらいで完了するイメージで行けるといいペースです。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
参考書って「とりあえず買えばいい」とか、「なんとなくやればいい」とかそんなことはなくて、やると決めたものを一点突破でやっていくことが一番成果を出せるのです。
今、もし既に取り組んでいるものがあれば、分類から始めてほしいです。
また、参考書を決めかねているのであれば、目的を整理するところから始めてほしいです。
皆さんが少しでも目標に対して成果が出せるように、サポートしていきます。
ではまた次の記事でお会いしましょう!!