婚活サービス利用における3つ戦略
婚活サービスを活用するにあたり、壁に当たっている人が多くいます。
「どう動いていいのかわからない」
「希望する人と会うことができない」
「会うことはできたがその先に発展しない」・・・などなど。
壁に当たっている人の共通項として、
【婚活を進めるにあたり自分になりの方針(戦略)が定まっていない】ケースが多いです。
方針(戦略)が定まれば「どんなマインド」で「どんな行動をしていけば良いのか」がはっきりします。
また、方針がはっきりした中で壁に当たった時にも
「行動が合っているのか?」
「何が原因・問題なのか?」
「方針そのものを変えるべきなのか?」
など考える指針がはっきりしているので、おのずと改善策が見えてくるのです。
では、婚活における方針(戦略)はどう定めたら良いのか?解説してみます。
基本は3択のみ!
基本的に選ぶべき戦略は3種類しかありません。また、どの選択をしたとしても後から変更は可能なので、難しく考える必要はありません。
妥協なしの追求型
成功確度重視型
ハイブリット型
以上3つそれぞれについてもう少し詳しく解説していきます。もし婚活サービス利用中だったり検討中の方は、どの戦略が自分に合っているか、考えながら読んでみて下さい。
それぞれの解説・求められる資質・メリット・デメリット
①妥協なしの追求型
とにかく最上(ベスト)な相手をゲットすることを追求するという戦略です。
自分がモテるタイプなら良い戦略になりうるが、そうでもないなら努力もエネルギーも多く必要ですし厳しい戦略となってしまうでしょう。
それでもチャレンジすることで最上の相手とおつきあいできる可能性がありますので、やりがいも達成感も強く感じることのできる戦略です。
解説
例としては、学力にさほど自信も実績がないところから最難関資格といわれる医者や弁護士を目指すイメージです。
最上な相手(魅力的で人気のある相手である可能性が高い)は、競争相手が多く、NOをもらう可能性も非常に高い。それでもアタックを続けるメンタルの強さ、ダメなら次に行く、と言う切り替えの速さ、加えて魅力的かつ人気のある相手に選んでもらえるよう自分を変化・成長させていく向上心、さらに自分を魅力的に見せるという自己プロデュース力も求められるでしょう。
この戦略で求められる資質
・柔軟性
・メンタルの強さ
・切り替えの速さ
・ポジティブ思考
・変化、改善を抵抗なく速く柔軟にできること
・「もともと優位なモテ要素」か「徹底した相手軸」のどちらかが必須
メリット
・他人からも羨ましがられるような素敵な相手をゲットできる
・自分自身も大きく成長できる可能性がある
デメリット
・リソース負荷が大きい(時間、お金、心理的なこと)
②成功確度重視型
成功、つまり成婚という結果の出る可能性の高い選択をしていくという戦略です。
これが最も時間もコストも少なくて済む戦略と言えるでしょう。「成婚退会」という結果をとにかく短期間で得たい場合に有効です。
解説
例としては、自分の学力で合格できる学校に絞って受験するというイメージです。
時間もコストもかからないが、的確な自己分析ができていてそれなりに市場分析ができることが大前提となります。受験の場合でいうと、自分の偏差値を把握(自己分析)でできていない、受けようと思う学校の偏差値レベルを把握(市場分析)できていないでは成り立たないのと同じ。ただ、自己分析、市場分析ができたらこの方針はすごくラクになります。
また自分を大きく見せようと背伸びしたり、良く見せようと過剰に演じる必要もないため、比較的自然体で活動を進めることができるでしょう。
この戦略でもとめられる資質
・客観的(俯瞰的)視点(自分、相手との相対状況などを客観的に見れること)
・分析力
メリット
・結果が出るのが速い
・ラク
・無理なく自然体で行動できる
デメリット
・楽しさ、やりがい、ワクワクドキドキ感、刺激といった感情的な充実は薄くなるかもしれない
③ハイブリット型
①と②を合わせた戦略。
解説
例としては、第一志望で憧れの学校を受験し、第二志望で合格確度の高い学校を受験するようなイメージ。
①か②のどちらの戦略がいいのかわからない場合は、まずはこちらの戦略で進めて状況を見て①か②に方針を固めていくのもアリです。ただし、①と②のいいとこ取りをするため、活動が順調に進んだ場合には選択を迫られる場面で悩む可能性があり、悩むことでタイミングを逃すこともあるかもしれません。
この戦略でもとめられる資質
・計画性(何名に第一志望枠、何名を第二志望枠でアタックするのかという計画など)
・行動力(第一志望枠、第二志望枠どちらにもアクションを起こしていくため)
・決断力(どこかで必ず一つに絞らないといけません)
メリット
・活動していくことで自己分析、市場分析ができる
・幅広く数多くの相手とコミュニケーションが取ることになるので人間関係の勉強になる
・幅広く数多くの相手と接した上で判断できる
・活動そのものが充実する
デメリット
・活動ボリュームが大きくなるので労力・コストはかかる
・決断に迷うことがある
まとめ
ご自身に合った戦略は見つかりましたでしょうか。
最後にどの戦略がいいのか迷いのある人向けに、シンプルな判断基準をお伝えします。
迷うならまずは「③ハイブリット型」ではじめる
時間が限られているなら「②成功確度重視型」
時間も努力もいくらでも頑張れるなら「①妥協なしの追求型」
どれを選択したとしても、いつでも変更はできます。
大事なことは「今、自分がどの戦略をもとに判断し動いているのか」を自覚することだと思います。その自覚があるからこそ、今の状況を冷静に見つめることができ、どう動いていくかがクリアになるのです。