猫ブログ 猫ニキビ(痤瘡)について
現在3歳半のキノ(白キジ・オス)は、生後4ヵ月くらいの頃くらいから、猫ニキビとか、猫アクネと言われている座瘡(ざそう)が出るようになりました。
先代ジギも、アゴのあたりが白いキジトラ(オス)でしたが、猫ニキビができたことはなく、キノのアゴに初めて黒いポツポツを発見した時は、ゴミだと思って取ろうとしたりしてしまいました。
ネットで調べてみると、「猫アクネ」とか「猫ニキビ」と呼ばれている症状と似ていて、色々な方の対処法を見てみると、ストロー、歯ブラシ、次亜塩素酸水、剃毛、などで対処している方がいらっしゃいました。
どれもやってみたくなったのですが、ニキビだとしたら、刺激することにより炎症が強くなる可能性もあるだろうと思い、まずは何もせずに獣医師に相談してみることにしました。
ちょうど同時期に去勢手術をする予定だったので、内科のかかりつけの獣医師と、去勢手術をお願いした獣医師、お二人のご意見を聞くことができました。そして、お二人とも同じご意見で、「放っておきましょう」。
要するに、人間が青春期にニキビができるのと同じで、若いオス猫にはよくある症状だということ。何してもムダ、というか、「落ち着く時まで落ち着かないし、落ち着く時がくれば落ち着く」とのことで、血が出たり膿んだりしたら連れてきてくださいと言われました。
一つできることがあるとすれば、蒸しタオルで拭くこと。蒸しタオルを当てて少ししてから拭き取ると、表面の黒いものは取れてくる。ただし、その後、蒸れないようにしっかりタオルドライすること、というアドバイスをいただきました。
まあ、それで、蒸しタオルはやってみたのですが、全部きれいに取れるわけではないし、ちゃんとタオルドライできているかのほうが気になってしまったので、結局放っておくことにしました。
一度だけ、炎症がひどくなってグジュグジュしたことがありましたが、キノが寝ている間に、処方されていた別疾患のための塗り薬をササッと塗っておいたら、すぐに治りました。その薬が傷を治したというよりは、かゆみが治まったので、かかなくなり、ニキビの炎症が自然と治まったということかな思います。
(獣医師に相談した上で使った猫用の処方薬なので、あえて薬剤名は書かないようにします)。
で、そうこうして基本 放置の姿勢で過ごしているうちに、2歳半になった頃からスーッとよくなりました。気づけばよくなっていた、という感じです。まだポツポツと黒くなる時もありますが、もうかゆがったりもしませんし、落ち着いたようです。
なので、ひどくかゆがっていたり、炎症がひどくなっていたりしない限りは、放っておくのがいいかなと思っています。
猫ニキビについては、自分で色々調べて、判断に迷ったことなので、一例として書いておくことにしました。でも、こういうことは個別案件だと思いますので、あくまで参考として読み流して頂いて、基本はかかりつけ獣医師の指示を仰いでくださいね。