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【EDH記事】ダーゴ&テヴェシュ
はじめに
本記事は「船壊し、ダーゴ」と「愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット」の共闘統率者の概要記事になります。
デッキ内容
今回紹介するデッキの内容は、8~9レベル想定で組んでいます。
まだこれが必須だろというファクトがいくつか入っていません。
土地は限界ギリギリまで切り詰めて27+両面(髑髏砕き)で合計28枚です。
目指すは3killですが、ちゃんとしたデッキには妨害がちゃんと入っているので、4~5ターン目以降に様子を見ながら仕掛ける感じです。
またテヴェシュがマナフラ解消の役割になるので過剰なほどのマナソースを入れることを肯定されたデッキタイプでもあります。
毎ターン通常ドロー+2枚引けば何かしら引くでしょう。
テヴェシュに関しては超有名人なので知らない人はいないと思いますが、
ダーゴに関しては無名の海賊です。一応紹介しておきます。
ダーゴくんは7マナ 7/5 トランプル持ちの強力なボディを持ちます。
そして自身にコスト軽減能力があり、ターン中にサクられたクリーチャー、アーティファクト1つにつき2コスト軽減され、さらに自身を唱えるときに任意枚数だけ、クリーチャーとアーティファクトを壊せます。
なのでこのカードのコストは1です。
基本的にアイドル枠ですが、パンチすると結構痛いです。
ぽん置きすると意外と困る人が多いし、除去してもすぐに帰ってきます。
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コンボルート・キープ基準について
基本的にアド源をテヴェシュが8割持っているので、2Tテヴェシュ着地の手札をキープします。
おそくとも3T目には着地できる手札をキープしたいです。
コンボルートは複数ありますが、
ダーゴを唱えると1マナ捻出するカード(※後述)+サクリ台で無限ダーゴキャストまでできます。
このデッキ内容で言うと、
<ファイレクシアの供犠台>がこの役割を1枚で行ってくれます。
フィニッシュ手段を手札に加える必要があるため、このままでは勝利できません。
なので<波乱の悪魔>、<狂気の祭壇>、<ズーラポートの殺し屋>などを引く必要があります。
これらのカードにアクセスするためのドローソースとマナ加速、サーチがデッキの大半を占めています。
ダーゴを唱えると1マナ捻出するカード郡
<ファイレクシアの供犠台>
サクリ台と1マナ捻出を可能にするオンリーワン
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<語りの神、ビルギ>
呪文を唱えると赤マナを捻出する。
裏面もたまに使うので、どちらのモードでも強い1枚。
またクリーチャーであるため、消えづらい。
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<伝説の秘宝>
伝説のクリーチャーをタップすると1マナ捻出できる。
場からダーゴをどかせないが、コストでサクる呪文との相性は良い。
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上記は設置できると色マナの確保を容易にしコンボに迎えることができます。
これら以外にもサクリ台との組み合わせることで宝物を生成できる海賊や<雲石の工芸品>と組み合わせて無限マナを用意することも可能です。
どれも3マナ以上のカードであるため、5マナ以上のカードはかなり抑えています。
強力なマナ加速呪文+手札補充呪文
何事にもマナ、手札は必要です。
特に走り出すとほぼ止まれないこのデッキでは、瞬間的に大量マナの確保する手段とそれを支える手札補充が入っています。
このデッキタイプでしか見れないカードを特筆します。
・マナ加速部門
<Burnt Offering>
クリーチャーをサクってマナコスト分の赤/黒マナを任意マナずつ生み出す呪文。基本的に2マナ使って、7マナ加速する。
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<Sacrifice>
クリーチャーをサクってマナコスト分の黒マナを生み出す呪文。
基本的に2マナ使って、7マナ加速する。
<Burnt Offering>の下位互換に近い。
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<無情な屍技術師>
パワー分の宝物を生成する。7つ生成する。
たまにリアニモードも使うのでとても強い。
珍しくコスト参照ではなくパワー参照なので<ボーラスの信奉者>などの低パワー高コスト生物をリアニしやすい。
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これらの以外にも<暗黒の儀式>などの強力なマナ加速を使って、次は手札補充をします。
・手札補充部門
<ボーラスの信奉者>
サクッたクリーチャーのパワー分ゲイン+ドロー。
7枚くらい引ける。
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<病的な好奇心>
サクッたパーマネントのコスト分ドロー。
7枚くらい引く。
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これら以外にも<wheel of Fortune>などの7ドローを連打し、テヴェシュの3ドローを駆使したり、サーチ呪文で適切にマナ加速やドロー、コンボパーツにアクセスすることで勝利へと目指します。
妨害や対策カードについて
勝利を目指す上では妨害を採用したり、相手の妨害への対策が必要になってきます。
特に<リスティックの研究>や<オークの弓使い>は重いため、それなりに除去を入れています。
リス研、レモラ対策
<紅蓮波>、<赤霊波>、<オークの弓使い>
まだ<活火山>は入れてない。検討中の段階
リス研、レモラ、耳の痛い静寂、エンチャント全般対策
<大群への給餌>
赤黒で唯一エンチャントを除去できる(布告除去を除く)
全除去枠
<毒の濁流>
対クリーチャー
<冥府の掌握>、<削剥>、<四肢切断>、<致命的なはしゃぎ回り>
概念泥棒や敵対工作員などの妨害クリーチャー用
<冥府の掌握>は統率者にも当たる除去であるため採用
墓地対兼強奪用
<ダウスィーの虚空歩き>
お試し枠について
また現段階では試験的に運用しているカードがいくつかあります。
<炎巨人の憤怒>
巨人に+2/+2修正とダメージ分の衝動ドローがついてます。
グダったときや、微妙にコンボへ到達できず、ダーゴが場に残ったパターンで使用します。
未だに使用したことはなく、海外ニキが入れていたのでちょっと入れてみることに
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<深淵への覗き込み>
<むかつき>とどちらが良いか悩ましい枠。
黒いデッキであること、テヴェシュがいることを理由に殴られがち。以外と3マナ、4マナのカードが入っているため、それほどカードが得られない可能性もある。
<毒の濁流>や<ボーラスの城塞>も採用しているので、その辺りとの兼ね合いもある。
また<オークの弓使い>もあり、現状かなり向かい風。しかしこれを使用する頃にはかなりカードを引いているので誤差の可能性もある。
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<災難の輪>
強くて弱いカード、自分のライフが最も少ない場合は弱く、最初のターンに打っても強制マリガンにできない
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<双つ身の炎>
ありとあらゆるカードの2枚目であり、1枚目にはなれないカード
正直抜いても良いが、強力なETB持ちやシステムクリーチャーが多いので入れておきたい。<二重詠唱の魔道士>は弱いので入れていない。
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今後採用予定
<シェオルドレッドの勅命>
最近一番強い布告除去、横並びしない統率者に刺さるか
<活火山>
やはりリス研が辛いため採用か
<滅び>
2枚目の全除去、テヴェシュ系のデッキは全除去を3種取るのが流行りらしい
<焦熱の合流点>
3枚目以降の全除去枠、アーティファクトも割れるのでちょっと器用かも
<防御の光網>
3マナ要求ファクト、ほぼすべての妨害をシャットアウト
フィニッシュターン用かと
<征服者のフレイル>
装備するタイプの沈黙。装備クリーチャーが全然いないことを除けば採用するのか?(かなり懐疑的)
今後抜けそうなカード
<衝動的なこそ泥>
まぁまぁ弱い、供犠台がないとかなり弱い、そろそろ抜けそう
<炎巨人の憤怒>
正直余った除去が当たるだけ、2:1交換なので弱い
通ったときは無限のアドがあるが
<一攫千金>
ちょっと弱い、赤→黒の変換はなかなかできないので今後も渋々採用しそう
<黄金の玉座>
4マナが重い、なんとなくで抜けそう
<汚れた契約>
サーチ枠の水増し、基本土地はかなり欲しいので、まだ採用しないと思う
プレイ時に気をつけていること
テヴェシュ系の統率者は沼のほうが強い傾向にありますが、このデッキは山のほうが強いです。
なので例外的に山優先で持ってきます。
かなり手札消費激しいので、テヴェシュの起動は+1が基本、+2するときは初回やサクるものがない時だけ
高額カードについて
ある程度無くても結構回ります。
ただし、<魔力の墓所>、<魔力の櫃>、<水連の花びら>は必須だと思います。ない場合は結構厳しいです。
残りは2マナファクトでも全然余裕です。
最後に
赤黒カラーだとログをよく見ますが、こっちはログよりコンボ系でコントロールは結構苦手です。(できなくはない)
ダーゴはジェスカと組むことが多いですが、黒を足した分、手札、マナ加速は大量に入るようになりました。
軽いファクトや壊れても痛くないファクト(<胆液の水源>など)でアドを稼ぐ型にしても良いかと思います。
多分今後もお世話になるかと思います。
ガチ思考で行くならログにするのでちまちま換装用のパーツを集めておこうと思います。
次にダーゴ&テヴェシュで記事を書くなら、ログ&テヴェシュとの差異についても書きたいですね。(未定)