![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141098754/rectangle_large_type_2_391951cbb058dea2b99dec9286ee4d21.png?width=1200)
富士登山の持ち物と服装
こんにちは。富士山に9回(2023年時点)登ったゆいきです。
(富士山については、天候不良のやむを得ない事情を除いて、一緒に登ったのべ29人の登頂率は100%です。先日、私自身はキリマンジャロにも登頂しています!)
本noteでは、9回の経験で色々試した結果得られた、富士登山に本当に必要な持ち物と服装を解説していきます!
初登山の方向けに、おすすめのグッズ等も紹介しておりますので、ぜひご覧ください!
2024.07.20 追記
私が実際に富士山に持参したグッズを写真付きで添えました!
2024.05.26 追記
本記事ですが、大変光栄なことに、note公式の「今日の注目記事」に選出いただきました!とっても嬉しいです!ありがとうございます!
![](https://assets.st-note.com/img/1716709086074-xdtiC83krW.png?width=1200)
目次はこちらです!
・本noteはあくまで個人の経験談によるものです。登山に関する資格等は持っておらず、主にネットでのリサーチ+9回の登山経験を通して得られた知見をまとめたものであり、常にご自身のご判断でご活用いただけますと幸いです。
・本noteで紹介する知見は「吉田ルート」の体験をもとに作っています。吉田ルート以外のルートでは当てはまらない可能性がある点について、ご了承ください。
また、持ち物に限らず、富士山をできるだけ楽に登る方法については、こちらもぜひご覧ください。
【初登山の方向け】持ち物手配の考え方
「登山したことはないけれど、まずは富士山だけ登ってみたい!」という方も多いのではないでしょうか。登山グッズは非常に奥が深く、色々買い揃えることもできますが、1回しか使わない可能性もあるので「登山用の性能が必要なもの(登山靴、ザック、雨具等)はレンタルしつつ、すでに持っているものを活用する」というのがおすすめです。
レンタルサービスの例
どのセットにするかですが、楽に手配したい方はフルサポート12点セット、色々工夫しながら安く抑えたい人は富士登山まるごと6点セットにしつつ、足りないものはアリモノを使うか、Amazonやワークマン等で揃えるというのも全然ありだと思います!
それでは、服装と持ち物一覧を紹介していきますね!
本noteの最後で、チェックリスト用のNotionも配布しています!
富士登山の服装
まずはイメージを掴んでいただくために服装から!
こんな感じで、昼間は
上:エアリズム長袖(日焼け防止)+Tシャツ
下:タイツ+ショートパンツ
で登ります。
もし雨が降ったら、この上から上下のレインウェアを着ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716088604075-a1bKNIV8wD.png?width=1200)
山頂アタックの時は、
上:エアリズム長袖(日焼け防止)+Tシャツ+ウルトラライトダウン+レインウェア
下:タイツ+ショートパンツ+レインウェア
これに写真のために外していますが、手袋とニット帽をかぶっています!
![](https://assets.st-note.com/img/1716088605106-RswRLwM77a.png?width=1200)
富士登山の持ち物一覧
ここからは持ち物について、一つずつ解説していきます!
登山靴(レンタル or 購入)
たまにスニーカーで登る方もいらっしゃいますが、安全に楽に登るには基本的に登山靴を履きましょう。
私はずっとコロンビア(モデルチェンジしていますが下記です)で問題なく登っていました。
最近はキリマンジャロのために、軽さ、剛性、クッション性、防水性を兼ね備えた、ラ・スポルティバのTX5にアップグレードしました。足にフィットして、長時間歩いても疲れにくい点がとても気に入っています!
ザック(レンタル or 購入)
基本は登山用がおすすめです。理由は、腰ベルトやチェストベルトなど、長い時間背負って歩くには、登山用に最適化されたものの方が楽だからです。
容量は、25-30L程度がおすすめです。
私は、最初はAmazonの数千円のリュックで登っていました。こちらも問題ありません。
最近は登山にハマり、ミレーデビューしてしまいました。ミレーは防水なのと、手元にペットボトルを入れられるところ、背負い心地などが最高です。
最初に使っていたもの
最近買い替えたもの
パンツ(レンタル or 購入)
こちらも私の中でかなり変遷していますが、最初はメルカリでタイツ(サポート機能なしの普通のタイツ)を購入し、 Amazonでショートパンツを購入しました。
私の購入したものは在庫切れでしたが、似ているものはこちらです。
服装編
まずは実際の写真から紹介します。
下記が1日目の服装です(下着・日焼け防止のエアリズム長袖・パタゴニアのTシャツ・サロモンのショートパンツ・CWXのサポートタイツ)詳細は下記にてご説明します。
着替えを持参するのも大変なので、私の場合はこちらでバスに乗り込んで、そのまま登ってしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1721429228681-nABNnOgvsO.jpg?width=1200)
こちらが2日目用の服です。ボトムスはそのまま、下着・エアリズム・Tシャツ・靴下だけ着替えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1721429234181-W9oSKGr18c.jpg?width=1200)
パンツについて
私はシルエットが綺麗なサロモンを愛用しています!
Amazonでリーズナブルなものもたくさんあります。
もし長いパンツを「レンタルでなく購入したい、でも安くしたい!」という方は、ワークマンが良さげです!なんと2,000円くらいで買えるみたいです。
サポートタイツ(レンタル or 購入)
富士山であればなくても大丈夫(実際私も半分以上なしで登っています)ですが、足に不安のある方はサポートタイツもおすすめです。私の場合、Amazonのノーブランド品を使っていて、そこまで大きな効果を感じていなかったのですが、キリマンジャロ向けに購入したこちらが本当に感動レベルでした!私は今年から富士山でも使って、ラクしたいと思います笑
Tシャツ
登山用のTシャツがおすすめではありますが、吸水速乾の他の運動用のTシャツ、特に持っていないのであれば、普通のTシャツでも大丈夫です。
靴下
靴擦れ防止と足の負担軽減のために、登山用の分厚い靴下を選びましょう。Amazonで買えます。
レインウェア・防寒グッズ
まずは実際の写真がこちら。レインウェア上下・ウルトラライトダウン・ニット帽・防水手袋・レッグウォーマー・カイロを雨天時および山頂アタック時に使います!
![](https://assets.st-note.com/img/1721429732495-dSVudOufvZ.jpg?width=1200)
上下セパレートの雨具(レンタル or 購入)
雨と寒さ対策に必須です。上下セパレートのものにしましょう。
高いのでレンタルがおすすめです!
もし購入する場合は、エントリーモデルであれば、コロンビアかワークマンもありだと思いますが、もし登山にハマった場合、すぐにゴアテックスなどの上位モデルが欲しくなる可能性もあります。
ゴアテックスとは、外からの水は弾きつつ、中の水分は外に出して蒸れを防ぐ機能がある素材です。
私は、上は普段着にも使えるfoxfire(若干モデルは違います)、下はWhole Earthのレインウェアを使用しています。
防寒具
フリースなど色々試しましたが、かなり冷えるので、ズバリおすすめはユニクロのウルトラライトダウンです。
ネックウォーマー
首元の冷え対策に。
帽子(キャップやハットとニット帽)
日差し対策と防寒対策用です。普通のもので大丈夫です。
私が購入したものはこちら(裏ボアで暖かいです!)
手袋
雨が降らなければ軍手で十分なのですが、降ると冷えて寒いため、防水のものか、予備の軍手を準備しましょう。山小屋でも購入は可能です。
私は黒がかっこいいのでこちらを購入してしまいました(若干モデルは違いますが、夜用と昼用)。
カイロ
寒さ対策に便利です!
レッグウォーマー
山頂アタックで寒い時に履く用です。
各種小物系
左から、ネックピロー(枕)、グラサン、キャップ、ゲイター、ヘッドライト、手袋、モバイルバッテリー、スマホケース、セルカ棒、ハンカチ、リップや目薬、登山用ストックです。
![](https://assets.st-note.com/img/1721430558641-DPRzQofKNP.jpg?width=1200)
バス用枕
前の日ハードでも大丈夫!こちらのバス枕でいつも寝ています。バスでしか使わないので、五合目のロッカーに入れます。
スパッツ/ゲーター
下山時に、砂利が靴の中に入らないように使用します!
Amazonの評価は低いですが、普通にキリマンジャロでも使えました。
登山用ストック(レンタル or 購入)
登山・下山ともに楽になります!レンタルでも購入でも大丈夫です。
私はこちらを使っています!
モバイルバッテリー
山小屋にコンセントがない場合も多いので、充電用にあると便利です。
サングラス
日差しと、下山時に砂埃りが目に入るのを防ぐことができます。
ヘッドライト
夜間の山頂アタック時に使います。
レンタルか、最近は100均でも売っているので、一回の富士登山であればそれで十分です。
小銭、100円玉、お札
富士山はまだまだ現金文化です!
お手洗い使用のために小銭が必要なのと、山小屋のご飯も現金支払いが多いです。
お財布そのままは重いので、私はいつも100均の透明なポーチに入れています。
私はこちらのスマホケースに小銭とお札、カードをまとめて入れています。
ハンカチ
タオルが嵩張るので、こちらの薄いハンカチをポケットに入れています!
飲料水
山小屋でも調達可能ですが、500mlが500円なので、体力と相談しながら準備しましょう!
行動食
アミノバイタル、ウィダーインゼリー、カロリーメイト、チョコレート(溶けにくいもの)、塩タブレット(熱中症対策)、キャラメル、せんべい、おつまみなど。好きなものを持参しましょう。
私はいつもアミノバイタル飲んでいます!
![](https://assets.st-note.com/img/1721430977703-Ma6hVrqDUt.jpg?width=1200)
メイク用品
富士山でもメイクしたいので、最低限こんな感じで持参しています(クッションファンデ、パウダー、チーク、アイシャドウ、アイブロウ、マスカラ、ブラシ)
![](https://assets.st-note.com/img/1721431047407-I0RzizVg4C.jpg?width=1200)
その他
ウエットティッシュ、ボディシート、洗顔シート、メイク落とし、アンメルツ、日焼け止め、ドライシャンプー、常備薬、歯ブラシ、絆創膏です。
![](https://assets.st-note.com/img/1721431028683-fVLQh9lgaR.jpg?width=1200)
(耳栓)
山小屋で眠りに不安がある人は持参しましょう。
私はよく寝られるので持参していません。
ウエットティッシュ
富士山では水が貴重でチョロチョロしか出ないケースもあります。行動食を食べるときなど、あった方が便利です。
袋
濡れた服を入れたり、ゴミを入れます。 富士山ではゴミを捨てられないので注意です!
常備薬や救急セット
私は高山病用に頭痛薬、バス用に酔い止め、バンドエードなど持参しています。
酔い止めは飴で食べやすく、効き目もしっかりのこちらを愛用しています。
洗顔シート等
荷物削減のために、洗顔シートやクレンジングシートは必要な枚数小分けにして持っていっています!
ドライシャンプー・汗拭きシート
お風呂がないので、こちらで乗り切るしかありません、、、
日焼け止め
富士山は日差しが強いので必ず塗りましょう!
温泉セット
着替え一式(体温調節できるものがおすすめです)、化粧水などのトライアルセット、袋、モバイルヘアアイロンです。
![](https://assets.st-note.com/img/1721431235207-9CaP8omlCa.jpg?width=1200)
温泉セット
帰りの着替えなど。五合目にロッカーがあるので預けられます。
バスは寒いこともあるので、体温調整しやすい服がおすすめです。
普通の靴
五合目でレンタル用品を返却する場合、帰りに履いて帰る靴が必要です。
私は荷物になるので、登山靴で帰ってしまいます、、、
持ち物は以上です。
チェックリスト用にNotionも作ったので、テンプレをコピーしてご活用ください!
ここからは他の記事のご紹介です。
インバウンド人気もあり、「山小屋の予約が全然取れない!」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。混雑日の予約方法、天気含めたおすすめの時期、推し山小屋、ツアーのバタバタを避けつつサウナやグルメも満喫したい方向けのカスタマイズプラン等、「本当は教えたくない情報」をこちらのnoteで紹介しています。
そして「結局いつ何やればいいんだ?」という皆さん、準備〜当日のタイミングに合わせて、To Do一覧をまとめましたので、こちらもぜひご覧ください!
また「いいね!」やシェアもいただけるととっても嬉しいです!!!
いいなと思ったら応援しよう!
![阪上 結紀(ゆいき)@Publink](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141008785/profile_8133dc7235c9d241067e9074a9a3e263.jpg?width=600&crop=1:1,smart)