ゲーム実況者の実況を真面目に分析してみた
ゲーム実況を見るのが好きで、昔からよく見ています。先日、キヨさんのINSIDEというゲームの実況を見て驚いたのですが、トークが止まらないんですよね。ずーーーっと喋ってる。INSIDEというゲームは基本的に説明が無く、プレイしながら世界観を考察するものなので、あまり展開が動かないシーンも多いのですが、主人公がただ移動するだけのときも、ずーーーっと喋ってる!!!
何をそんなに喋ることがあるのか!?
口数が少ない私は羨ましくもあり、本当に不思議だったので、真面目に分析してみました。
連想ゲームが上手
ゲームはスタートすると、すぐに主人公の少年を動かせます。事前説明は無く、なぜか森のような場所からスタートします。左右に動く、ジャンプができるなど操作を確認したあと、キヨさんはこの少年に名前を付けようとします。(※もちろん、ここまでもずっと喋っています)
主人公が、赤いセーターのような服を着ていることから、
・オシャレ大学生みたいだな
・『赤い』と言えば『赤井英和』、『赤井秀一』だな
・『赤井セーター君』
・『アカセ』
と喋り、「ちょっと待って…。どうでもいいことに時間を使っているなあ。名前なんて何でもいいもんな」と自分で途中でツッコミを挟み、「お前の名前は『アカセタロウ』だ」と言った後にも
「しょーもねー」
「葉加瀬太郎じゃないよ。情熱大陸のタッタッタ~ラ~ラ~♪」
と言っています。
名前をつけよう→赤いセーター→(連想)→アカセタロウ→(連想)
のように、一つのことから連想して話を広げていることが多かったです。
他にも、
「(主人公の少年が、どこかから)抜け出してきた割には良いオシャレな格好しているよな。裸足じゃないもん絶対。裾の部分と靴の間にオシャレな靴下はいているタイプじゃん。お前、絶対そうじゃん。冬になったらロングコートとかチェスターコートとか?はいはい、いるいる、そういう大学生いるよねー。」
主人公のシンプルな服装から、よくそんなに連想できるなあ。。
考えを全部言う
道中に物が置いてあり、その上にジャンプするシーンでは、
「これ引けるか?(引く動作ができたのを見て)はいはいはいはい。で、上に乗って…」と一挙一動を喋っています。他にも、「ここ行けるのか?行けないのか?」と考えたことを全部喋っている様子でした。これはゲーム実況だからこそかもしれません。
同じことを2回言う
「奥行きがあるんだけど、手前とか奥にはあんまり行けないんだよね。基本右だけなんだよね。これさ、奥行けるように見えるんだけど、行けないのよ。」
同じことを2回言うって、やったことが無かったので、一度やってみたいなと思いました。文章を書くときは最初と最後に(2回)結論を言う、という法則もあるので、こうやって取り上げると不自然さがありますが、自然に聞いている分には違和感が無いのかもしれません。
芸能人、テレビ番組、映画などの名前が多く出てくる
先程の例にもありましたが、芸能人、テレビ番組、アニメ、映画などの名前やキャラクターの名前がよく出てきます。知識が多いので上手く連想して話を膨らませることができるのかなと思いました。
赤井英和、赤井秀一、葉加瀬太郎、情熱大陸、範馬勇次郎、ベイブ、広瀬すず、君の名は、SASUKE
スタートから開始20分でこれだけ出てくるのはすごい。
いやー、ずっと喋れるのはすごいですね。意味の無い言葉もいっぱいあると思うけど、ずーっと喋り続けられるのがすごい。思ったことをすぐに言葉に出せるのがすごい。私なんてこの文章の終わりの言葉も見つからず迷っているのに。
自分がゲームするのも好き!
『私のゲームの歴史』
https://note.com/yuikapple/n/n616a770a2684