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中国留学70日目 やっと観れた映画

中国での留学生活を毎日綴っています。

以下の記事では私のこれまでとこれからを綴っているので、目を通していただけると嬉しいです。

我从日本来到中国的大学学习。
我每天都会写日记。也请看一下以下文章。

今日の主な出来事

📍《末代皇帝(ラストエンペラー)》を鑑賞
📍《一人之下》を鑑賞
📍hskの勉強
📍JTインターンのESを出す

やっと見れた大作『ラスト・エンペラー』

今日は部屋に引き籠もって映画を観たり勉強をしたりして過ごしました。

『ラスト・エンペラー』は一応大学で中国史を専攻とする身として、観なければならないと思っていた映画の一つでした。

映画を見終わったあとの感想は大きく4つです。

1つ目にして最大の感想は、自身が最も関心を寄せる「五四運動」の見方が変わったことです。

五四運動は1919年前後に中国国内で発生していて、映画の舞台である清末期から中華人民共和国成立時期(1906年から1967年)に重なります。
私は、五四運動について、最近は魯迅や蔡元培など共産党の歴史において重要な人物を軸に勉強していたため、「清王朝」の視点から見た五四運動を見落としてしまっていたことに気付かされました。

最近は、五四運動を共産党の歴史(反帝国主義や革命という意味での)のはじまりとして過大評価することをやめようという風潮があるというのにも関わらず、自分自身がその見方に縛られ、視野が狭まってしまっていたことに気づき、反省しています。

ただ、それもそのはずで、中国に来てから見た展示物(魯迅や周恩来などの記念館において)の全てにおいて共産党一方通行の視点からの歴史しか描かれていないので、視野が狭まるのも当然だと思いました。
同時に、俯瞰して歴史を見ることの難しさを実感しました。

2つ目は、オール英語は流石に興ざめしてしまうということです。

私は普通话の吹替版で鑑賞しましたが、所々吹き替えされずに英語のままになっている部分がありました。
そこで思ったのがすごく不自然だなということです。
満州人が普通话を話すこともおかしいことなのかも知れませんが、中国を舞台にしている以上、中国語でやってほしいなと率直に思いました。

3つ目は、天津の日本租界に行ってみたくなったということです。

映画内で、宣統帝溥儀は21歳の若さで紫禁城を離れ、天津の日本租界に移動したことが描かれていました。
今の私と同じ年です。
まっったく異なる人生を歩んだ21歳が同じ場所で何を思うのか、実験してみたいと思ってしまいました。

そして最後に、北京に行く前に見るべきだったということです。

これは北京に行く前から思っていたことなので今更後悔しても仕方ないのですが、映画のシーンで使用された場所や重要な場所など予備知識を備えていたほうが故宮博物館をより楽しめたなと思いました。
ただ、「あーここ写真取ったところだ」「いっぱい人いたところだ」というように思い出す作業も楽しかったので問題ないです。


明日に活かしたいこと

明日は日本語の図書がおいてある別のキャンパスに行くため、せっかくなので宣統帝溥儀の本がないか図書館を回ってみようと思います。

また、hskの問題で長文を書いているのですが、流石に文法ミスが多いため、文法の勉強を無視せずインプットしようと思います。


今日もありがとうございました!
明日もまたよろしくお願いします。
明天见!!

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