![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34638381/rectangle_large_type_2_a084d965b72c6ce55c05c10f777c527b.jpg?width=1200)
Sustainable Mayne Islandの旅 〜 cob cottageに泊まる 〜
ひょっこりと5日間の休みができたので
家族でバンクーバーとビクトリアの間に浮かぶ島
Mayne IslandとPender Islandに行ってきました。
私たちはNatural Buildingに興味があってMayne IslandはBCの中でも、
「CobやStrawbaleで建てられた家がある島」というイメージがありました。いつもはキャンプな私たちですが、今回はせっかくだから島のNatural Building事情を調査するべく、cob cottageに泊まってみることにしました。
まずは写真から。
COB HOUSE!
この窓際のベンチ、素敵です。
もともとはCOBの暖炉だったようですが
後から鉄暖炉をセットしたそうです。
曲線といい、手作りの棚や取手といいかわいすぎる!
ロフトのデスク 素敵な作品や文章が生まれそう。
このCob houseは15年前に、Mayne Islandでcob worksの有志たちによって建てられました。
ちなみにCob houseとは
粘土質の土と水と砂と藁を混ぜた固めの泥でできた家のことです。
基本的に、土や砂はその土地から掘り起こしたものを使うのが理想。
Cob houseの多くは、パーツの素材に、地元の流木や、石や、街のリサイクルセンターで発掘した捨てられていた窓やドアを使ったり、
まさに3R(Recycle Reuse Reduce)の家、地球に還る家なのです。
Cob Houseの特徴について、昔書いたことがあるので
興味のある方は過去記事をのぞいてみてください。
Cob houseの良さを一言で表すなら、“温もり”。土の温もり。
そこに木の温もりと作り手のLOVEがミックスされ
全てが織りなす空間のマジカルなこと。
現実の世界から切り離されたような、不思議な空間。
”盗まれた時間 ここは現実の世界からずっとずっと遠く離れたところ。”
子ども達もリラックスしていい時間をすごしました。
さて、この記事のタイトルは"Sustainable Mayne Island”となっていますが、どんなところがSustainableなのかをお話してこの記事を締めたいと思います。
Mayne Islandはガルフ諸島の中でも人口が900人程度の小さな島です。
この島にはゴミ処理場がありません。
それどころか、フェリー乗り場にも公園にも、ゴミ箱がありません。
その代わり、リサイクルとコンポーストを徹底していて
リサイクル用の箱は島の要所に設置してあります。
リサイクルにできないゴミは、旅行者でも持ち帰るのが基本。
Squamishのゴミ捨て事情は大雑把なので
その感覚でこの島にくるといかに自分がゴミを生み出しているか(たとえゴミを減らす努力をしていても)思い知らされます。
また、湖も川もないので、水の貯蔵力に限界があります。
もうおわかりかと思いますが、この島では水が貴重です。 夏場は特に。
そういった事情から、Sustainableを地でゆく島、Mayne Island。
さて、Mayne Islandを後にして、隣のPender Islandへ向かいました。
そこではcob worksの創始者であるTracyのArtwood Cottageに泊まることになりました。
TracyはStrawbaleのお家に住んでいるのですが、Natural buildingうんぬん以上に、人柄が魅力的!
Pender IslandではTracyのおかげでとっても素敵な出会いが待っていました。
その様子は次回またupします。
*2020年現在でもAir bnbから滞在予約可能です!こちらをクリック*
いいなと思ったら応援しよう!
![Uniearth](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64265904/profile_c7c8c9e9a43138afa39296a467e37671.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)