なぜ遺言(結言)動画を撮るのか? ~理由その3~
なぜ遺言(結言)動画を撮るのか?
3つ目の理由について書いていこうと思う。
理由その1はこちら→https://note.com/yuigon_meechan/n/n636b6061dcef
理由その2はこちら→https://note.com/yuigon_meechan/n/ne3b923dcbd34/edit
3. 現実的な問題として
三つ目の理由はいたってシンプル。
私には両親が他界していて、いない。
三つ上の兄がいるが、 兄は自分のことで精一杯で、私のことなどあまり興味がないようだ。ほとんど連絡も取れず疎遠状態である。(たまに私から安否確認をすることはある)
そんな兄に、身内だからといって、私の亡き後を託すのはイヤだし、兄にとってもいい迷惑だろう。
いやいや、なんとなく私は兄より長生きするのではないかと…そんな気もしていたりする。
そして、私の一番身近な存在として、パートナーがいる。
いわゆる事実婚のような関係性のパートナだ。
彼は私の考え方や、生き方を理解し尊重してくれているので、私の亡き後を任せるには 最も適任だと思っている。
しかし、しかし、しかし、彼の望みは「私より先に逝く」こと…らしい 。。。
そんなわけで、今のところ、私が何度も自分の亡き後のことを話そうとしても、 聞いてくれようとはせず、いつも話をそらされてしまう。
だから実際、私がどんな終わり方を迎えたいのか?…具体的なことは話せぬまま、 私の試みはまだまだ続きそうで・・・
そうこうしているうちに「その時」が来てしまったら、私は悔やんでも悔やみきれないと思ったのだ。
それに、万が一、本当にパートナーが私より先に逝ってしまった場合にも、近しい信頼できる友人や、私を支えてくれている人たちにこの意志が伝えられるよう、この遺言(結言)動画を撮ろうと思ったのだ。
以上3点が、 遺言(結言)動画を撮ろうと思ったきっかけである。
現在私は47歳。
人生100年時代と言われる昨今、まだまだ若い、 「死」を意識するなんて早すぎる…と思われるかもしれないが、私は決して早いとは思っていない。
もちろんこの先、何年、いや何十年と長生きするかもしれない。
しかし逆に、今日、明日何が起こるかなんて誰にも分からないのだ。
あの時に伝えておけば…と、後悔だけはしたくないから。
今、できることを、できるうちに。
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