高いアイス
ウラジオストックに到着した日、夕暮れの海岸沿いをウロウロしていたときのこと、どこかのブログの「ウラジオの海岸では露天で売ってるアイスを食べるべし!!」という記述を思い出した。
多くの露天が並ぶ中、おばちゃんが売ってるアイス屋さんをチラホラと見かける。
値段はどこもだいたい同じで、「150 / 100」と書かれている。表記にあまり疑問を持たず、150㍔(約250円) なのかなと思って、愛想が良さそうなおばちゃんのお店を選んでアイスを頼んだ。
言葉は通じないものの、カップかコーンかを選び、買いたいアイスを指差したら、盛ってくれた。見ていると、これでもかというくらいにガンガン盛られた。
おぉ、そんなにサービスしてくれるのか、と思ってホクホクしていたけど、会計の段階になって驚いた。
コーンにガッツリ盛ったアイスを、ビニールに入れて卓上の秤に載せた。秤が指した値は 約500g。で、要求された金額は 750㍔(約1250円)。
どうやら、150 / 100 という表示は 100g で 150㍔ ということだったらしい。1000円を超えるアイスなんてこれまでも食べたことがない...。
誰かと食べるのかとおばちゃんに思われたのか、親切にもスプーンを 2個刺してくれた。
ちょっと呆然としつつ、海を眺めながら多すぎるアイスをかっこんだら、めっちゃ体が冷えた。
騙されたわけではないけど、なんとも釈然としないまま街へ戻った。
後で調べたところによると、旧ソ連では食べ物はグラム単位で売ったり配給していたらしく、その名残がロシア各地でまだ残っていて、物によっては 50g だったり、100g だったりで売られている。
ので、食べ物を買う際には、ちょっと注意しないとファーストフードが値段だけ高級料理になってしまう。
写真には撮り忘れたけど、シベリア鉄道の食堂車のメニューにも 120/30/50 のような表記があり、これは主菜、ソース、副菜ということらしい。
ロシアは表記が独特なこともあるので注意が必要。
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