『劇場が終わるとき』
なんだか楽しそうな「南西フーテン祭」にお誘いいただきました。
東京下町に関わりのある人、生業で各地を渡り歩いているフーテンな人たちが石垣島に集結し、露天販売…ではなくイチグスクガロウさんをお借りしてあれやこれやの出店!
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野良映画館=フーテン映画館だったのか…と我々のあらたな一面に驚きつつ、ゆいシネマの上映作品に選んだのは真喜屋力監督『劇場が終わるとき』。
首里劇場の最後の内見に行けなかったことをものすごく悔やんでいたのですが、こうして作品にして残されたことが大変うれしく、ありがたいです。
併映させていただくのは、今はなきゆいロードシアターの1周年記念イベント「ゆいロードシアターの夏祭り」(2019)の記録映像より抜粋、『八重山の8mmフィルム×G.yoko +喜舎場英雄』(撮影:広田麻子)。
真喜屋力監督が運営代表されている「沖縄アーカイブ研究所」よりお借りした八重山の古い8mmフィルムを、石垣島出身のアーティストであるG.yoko と喜舎場英雄さんの即興演奏とあわせて上映するというプログラムで、我ながらすばらしい企画であった…と自画自賛してるもののひとつ。
肩を並べるのはおこがましいですが、なくなってしまったふたつの劇場について「忘れないでね」という気持ちもこめて上映させていただきます。