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【自分史】ドラえもんのサントラ(音楽っていいよね)
Guitaristのタナカ裕一です。noteはじめました。
音楽っていいよね。
心奪われてから四半世紀を経過してもそう思う。
ありゃ楽しい。悪くない。
振り返ってみようと思って書き始めてみた。
幼少期~小学校低学年
たぶん嫌いだった。
お遊戯会も、お歌も踊りも。何だか小1か小2のときにハーモニカとか吹かされた記憶があるけど、もう嫌い。やりたくない。
あの楽しくしましょうね♡
みたいな雰囲気がダメだった。
小学校高学年~中1期
音楽から何かの印象みたいなものが伝わって来るのを感じた。
ドラえもんのサントラを聴いた時だったと思うけど、ドラえもんは好きだったので、音楽しか聴いていないのにドラえもんの記憶が蘇ったりした。
それは、ストーリーから受けた情感の蘇りだったのかなんだったのか、とにかく胸が苦しくなった。
音楽には何かある!と思った。
中2期前半
ロックだった。
情感だけじゃなくて、理念と言うか、思想と言うか、アティチュードみたいなものが音楽から感じられるようになった。
それらが表されるには音楽が適していると思ったし、自分でもやってみたくなった。
中2期後半
中学校にあったオルガンを弾いては音楽理論入門みたいな本で読んだ知識を実践してみたりしていた。ギターは手に入れていなかった。
そのうちにフォーク世代(2023年現在70台半ば)の伯父が持っていたギターを無理やり借りてギターを手に入れたが、めちゃくちゃ弾きづらかったし、あんなもん弾ける状態の楽器ではないと今では思う。
が、しかし。ロック(概念)ってギターだろ。
一方で、故・坂本龍一氏の当時の新譜1996(ピアノ・チェロ・バイオリンのアコースティック編成で奏でられた氏のベスト盤的な選曲)を聴いては、何だかムズムズした。
高校~大学前半
我が暗黒期である。
高校がいいとこに受かったご褒美にと借り物でない自分のギターをゲットして、無理やりバンドを組んだりして、大学でもそれが続いた。
いま思えば音楽のことなんか何もわかっていなかったけど、憧れがあって、その憧れに近づこうとした。
漠然とした憧れそのものに向かおうとすることは、振り返ってみてもまさに漠然としていて、ようするにロックスターに憧れて、ロックはよくわからないけどロックスターにだけなろうとする愚かさがあった。
何ものかになろうしたのか、ただ自分は自分で何ものでもなかった。
大学後半~20代中盤
はじめて音楽を習った。
たまたまジャズギタリストに習ったので、結果的にジャズをやった。ジャズはよく分からなかったし、何なら得体が知れなくて嫌いだったけど、音楽そのものは楽しかった。たぶんジャズと言う文脈で音楽に触れて、それを学習していくことがもの凄く楽しかった。
それまで抱いていた音楽への憧れは、「音楽に付随して起こったもの」への憧れだったと理解したし、音楽について理解度を深めていくことがとても楽しかった。
20代後半~30代前半
大学の終わりころから音楽の学習に心を奪われて、気が付けば音楽で生計を立てていた。それが音楽とともに暮らすには効率がいいと思った。
ジャズの文脈にいたので、聖地(?)ニューヨークや、ボストンのバークリー周りなどへ勉強しにいったりもした。
アルバムも何枚か出したり、地元千葉市から賞を貰ったりした。
振り返れば、がんばったな。と思う。
30代中盤~後半
音源の発表にも欲望がひと段落したのか、ギターを弾いて暮らす日々。ギターと俺の関係がどうなのかとか、そう言うことに興味があった。
幸運にも音楽理論の本を書かせて貰ったりした。
一方で、SNSなんかが日常的になってきて、好きなジャズギターのブログの更新を週間少年ジャンプの発売日がごとく待ち焦がれたり、同じような気分でいる人がいることをネット越しに知った。
あと、音楽は目に見えないし、何ごともそうかもだけど、一定以上に○○の神様に己の何かを捧げるがごとくでないと、音楽でも○○でも手に入らないんだなと思った。
株買ってないのに、株で爆益している人を羨むのはアホで、青春の全てくらい余裕で捧げなきゃ俺たち凡人に音楽の技能なんか身に付かない。それをやって来なかった人は、諦めるか甘んじろ。
40代~現在
来週4/19(水)で41歳になる。誰か祝ってもいいよ。
依然、音楽は楽しいし、ギターを弾いていてまだまだ良くなれると感じる。いまだにそう感じられていることが楽しいし、そのために莫大なコストも支払って来たと思う。
音楽や、その他の何かを楽しみ続けるには、金額ではなくて(ときには金額)何らかのコストをバカみたいに支払い続けないといけないんだなと思う。
でもその支払い自体が楽しいんだからもうたちが悪い。
さっき見ていたYouTube動画(ふっくらすずめクラブ)にふとドラえもんのサントラと言うワードが登場して、この記事をしたためた。
これだって支払いだよな。だって、焼き立てで食べ始めた餃子はとうに冷めきってしまったし。餃子が熱々であることと引き換えにこの記事が書きあがった。正直、何のために書いているのかも分からないし、書いていてめんどくさい。ご飯食べて、酒飲んでゴロゴロしたい。
けど、楽しい。と言うと違うか…
自分史を振り返ってみて悪くない気分。
上手くまとめられないけど、楽しいことがあるのはめんどくさい。
でも、めんどくさいことすら無くなったら虚無過ぎるよね(笑)
と思った。
今回以上です!
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