スタートアップで15年働いて分かった、成長する人はやるべきことに集中できる人
めちゃくちゃ、自己啓発本の帯にありそうなタイトルですねw
感慨深いのですが、前職時代とFindy合わせてスタートアップで働き始めて早15年目を迎えました。
さて、タイトルの通りですが、スタートアップにジョインする方の多くは元いた会社よりも小さいFindyに飛び込んできてくれています。自社が150名の規模になっても、まだまだより大きな会社出身者の方がマジョリティだったりします。安定よりも、会社の成長、そして結果としての個人の成長を選んでいる方が多いわけです。
ちなみに自分は成長だけを目的化するのは苦手なタイプであり、だからこそ経営理念「つくる人がもっとかがやけば、世界はきっと豊かになる。」があり、そこを目指す中で成長したい人間だったりします。前職もミッションと成長の両方を追いかけるというスタンスでした。
成長する時はやるべきことに集中している時
まず、自身が成長しているときはやるべきことに集中している時だと思っています。
やるべきこととは、当面のやりたいことを決めた上で、まずは目の前のことを徹底してやり切る、時間が空いたらそれまでやりたいと思っていたことをやり切る、そんなスタンスです。1年半くらい前は経営のイシューもいろいろとありましたが、開発生産性SaaSであるチームプラスを立ち上げ切って、次のファイナンスに進めるの一点だけに集中していました。当時は自分で営業をして、CSをして、そしてプロダクト企画として仕様も書いていました。
なので、起業して以降、常に昼間の予定は埋めるようにしています。
予定はやるべきことで埋まっていて、少しでも空いたら次のステージにいくために必要な情報を取りにいく、そんなスタンスを大事にしています。(考えるのがあんまり得意なタイプではない前提かもしれません。)
成長していないのは他人が気になっている時
逆に成長していない時はどんな時か、シンプルに他人や、自分では変えられない何かが気になってしまっている時です。
自身のケースでは以下のようなことがありました。
前職時代に自分が部門長をやっている26歳ごろ、メガベンチャーなど大手からどんどん経験豊富な人が入社してきたタイミング
→自分よりできる人がめっちゃ気になる起業してサービスをリリースしたものの、思うように成長せずに、同じタイミングで起業した人が大規模資金調達を重ねていくタイミング
→やばい、”あの人”のように事業が立ち上がらないのではないか気になる。
などなどです。いや、本当に気になってしまうんですよね。特に自分がうまく成長できていない時ほど、周りが気になります。多分、嫉妬なんかもあったりします。
どうやって邪念を振り払うのか
「坐禅」がおすすめです。
これは冗談抜きで、迷ったら「無」になることです。自身の場合、前職時代に坐禅をしていたのですが、朝1時間座るとスッキリして余計なことを考えなくなりました。ちなみに、去年はハイキングにも行ったりしていました。
というのもあるのですが、一番は余計な情報を遮断することです。
別に自分のことに集中していれば他人のことなんて、一旦忘れてしまえばいいわけです。
例えば、前職時代ですと、ソーシャル×マーケにハマって社内のことは忘れてその分野に集中してみたり、起業後も周りが気になるので今度は逆に旧Twitter遮断をしてみたり。社内であれば、times(社内のSlack上にある個人のタイムラインのようなもの)を全部抜けてしまうなどもあるかもしれません。仕事のことは必要なチャンネルでコミュニケーションすればいいためです。
やるべきことに集中するため、気になる何かと一時的にお別れするのはお勧めです。
「成長する人はやるべきことに集中できる人」などいかがでしたでしょうか。
コミュニケーションや周りとの関係性ももちろん大事です。でも同時に今、この瞬間瞬間、自分はやるべきことに集中できているのか、悩んだところで自分の力では変えられないものに頭を悩ませていないか、社内でも上記を伝えたいと思って書いたことをnoteにしてみました。
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