稽古の雑記

今回の技術的関門である「セリフを言いながらそれとは関係のない動きをいくつもする」という演出がなくなった。動きが一つ減り、二つ減りしていく内にほぼ無くなったのだ。おまけに10行あったセリフも７行になった。それに加えてこれまでマスクをして稽古をしていたのが、本番を見据えてマスク無しの稽古になった。

自由！！！！！！笑笑

制限からの解放ほど気持ちのいいものは無い。演出家曰く「ただ、人が話してるだけで面白いことが分かった」とのことだが、疑心暗鬼かつネガティブな僕は「きっと俺が上手く出来てないからそういう優しい言葉でこちらに気を遣ってその演出をやめたんだ…」なんて思わない節もないではないが笑、そんな人でもないと思うしそんなことを考えてても仕方がない。この演出プランに沿ってのびのびとやる。制限の中で必死にもがく姿も演劇！って感じで好きだが、あのシーンに関してはファニーアンドラブリーでゆく。

まぁ、それ以外の役の設定や心境的な部分についてはまだクリアできてないことが少なくない。あと１週間。日々のいろーーーーんな雑事に目も気も奪われがちで気がつくと眉間にシワを寄せて歩いている。いるが、なんとか、これを乗り越えて、成長の機会としたい。