フリーランスとしてのテレワークの始め方
フリーランスでテレワーク(リモートワーク)を始めて1年ほどになります。知り合いからテレワークってどうやるの?と聞かれることが増えたのでまとめてみました。
私自身は1年前から福岡と東京の二拠点生活を始めて、福岡にいながら東京やその他地域のクライアントの採用や人事周りの業務を支援しています。普段のやり取りはチャットワークやLINEで行い、打ち合わせはskypeやzoomなどを使ってコミュニケーションをとっています。
そもそもテレワークの仕事ってどんなものがあるの?
テレワークは最近までエンジニアやデザイナー、またはデータ入力のような仕事しかないとイメージされがちですが、ここ最近、営業や企画、採用などの仕事もテレワークでできるようになってきました。
具体的な仕事内容は?
例えば営業であれば、送られてきたリストを基に自宅の電話や携帯から架電してアポイントを代わりに取ったり、メッセージを送るなどあります。
企画であれば、オンラインツールを使いながら打ち合わせをし、それをPowerPointなど企画書に落とし込んで納品し、月1~2程度で打ち合わせにいくなどもあります。
私がやっている採用領域だと人事としてオンラインで面接をしたり、来てほしい人材に代わりにスカウトメールを送ったり、そもそもの採用の在り方から一緒に考えることもあります。
報酬はどのぐらいもらえるの?
テレワークだと報酬が低くなるのでは?と思われがちですが、仕事によって様々です。確かに、事務系の仕事は時給1,000円スタートというのもよく見ます。一方、専門知識を求められるものだと1時間当たり5,000円~など様々です。営業などは成果報酬で1件アポ獲得につき5,000円といったものもあるようです。
どうやってテレワークの仕事をもらうの?
仕事のもらい方は様々ありますが自身が経験した以下3つにまとめました。
1、テレワーク案件を扱うサイトに登録
まだまだ営業や企画といった案件は多くはないですが、どんな案件が実際にあるのか見ておくのもいいと思います。
2、自身のスキルを宣伝する
自身のできること、したいことを宣伝して仕事をもらう方法もあります。
ビザスクやココナラといったサービスを使って自身のスキルを宣伝したり、bosyuなどのより自由に告知できるサービスを利用する方法もあります。全部対面でなくても電話やオンラインを使って仕事をできることもあります。
3、現在働いているところ、仕事をもらっているところに提案してみる
発注担当者や上司、人事の方に現在の仕事をリモートに変更できないか提案してみるのもありです。最近は在宅勤務も推奨されていることから提案しやすいタイミングかと思います。提案の際のポイントしては、
・これまでと変わらない成果を出す
・報連相をしっかりする
・情報管理は徹底する
以上3点を約束し、場合によってはいきなりフルリモートではなく、週の1,2回や1か月お試しでといった条件付きの提案もありかと思います。
こちらは現在フリーランスでやっている方だけでなく、社員として働いている方もできます。私の知人でも成果を出している営業が交渉したところリモートでも構わないと話をもらったようです。
テレワークをするにあたって最低限準備すること
・快適なネット環境
よくオンラインで会議をすると起こるのが音声が途切れる、回線が切れるなどのトラブルです。特にスマホからだとギガ不足でスムーズに動かないこともあるので、wifi環境は整えましょう。また、事前に相手の電話番号も聞いておくと音が聞こえなくなってもスピーカーに切り替えて対応できます。
・事前にツールをテストしてみる
これもよくあるのですが、相手の画面が映らない、ミュートの変更がわからないなど初めて使うツールの操作に戸惑うこともしばしばあります。初めて使うツールはテストをしておきましょう。
・外で会話をする際は使う機器にも気を付ける
たまにはカフェで仕事しようなんて思い、外でオンライン会議をすると雑音が入ってしまうこともあるのでマイク付きイヤホンはある程度こだわったほうが良いです。個人的にオススメはこちら。
テレワークには向き・不向きがある
今までの内容を見てもらってさあ、自分もフリーランスで独立してテレワーク始めるぞ!と思ってもちょっと待ってください。
確かに場所を選ばず自分のペースで働くこともできますが、仕事なので当然成果は求められます。なんとなく会社に行ってなんとなく言われたことだけをやってきました、といった方がフリーランスでテレワーク始めても続かないと思います。(そもそも仕事がもらえない)
また、実際にやってみると一人で黙々とやることも多く、人と話ながら一体感をもって仕事がしたいという方も難しいと思います。
私自身、普段自宅で黙々とやることも多いですし、月1ぐらいでオフィスに行って直接会って話すこともあります。やっぱり直接会って話したほうが情報量やその時の喜びは大きいです。
今回の情報が少しでも参考になれば何よりです。直接質問や相談したい方、いらっしゃいましたらtwitterのDMでも構いませんのでいつでもどうぞー
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