日本最大級のプレゼンコンテストを終えて
光栄なことに、2024年9月3日から開催されたICC KYOTOの場にチームおのざきで立たせていただき、福島の食に関わるプレイヤーみんなの思いを背負う気持ちで挑んできました。ちなみに、会場内はメディアでよく見かける著名な方々ばかりで感動。
70名超の審査員と1000名以上のオーディエンスの方々に2日間に渡って、弊社の「めひかり握り」や「カナガシラの南インド風ココナツカレー」試食や審査をしていただきました。
各界で活躍する錚々たる出場企業の中で、おのざきはファイナルに残ることさえできればいいなと思ってました。甲子園における21世紀枠(※)としてまずは甲子園1勝を目指す、といった感覚が最も近しいかもしれません。
2日に及ぶ審査が終わり、いよいよ運命のファイナルラウンドへの出場切符をかけた結果発表。ファイナルラウンドに進出するには、以下3つの条件のいずれかを満たす必要があります。
そして、続々と結果発表で各社の社名が発表される中で、一向に「おのざき」が呼ばれないのです。流石に一つくらいは、、と思っていた部門賞すら1つも引っかからない状況で改めてレベルの高さを痛感。やはり今のおのざきでは、ファイナルには届かないのかとやや落胆ムードの中、最後に「おのざき」が呼ばれた!!オーディエンス投票で2位だったのです。いやー、オーディエンスのみなさんに助けられました。最終的には、予選5位通過という形でファイナルへ。
ファイナルは3分プレゼン1本勝負。他のファイナリストの方々が本当に素晴らしく、普通にやってもダメだなと思い、福島の水産業を変えたいというメラメラを全解放し、思いっきり感情をぶつけるようなプレゼンにしました。プレゼン内容もここに記したいところですが、非常に長くなるのでまた別の場所に記そうと思います。
そして運命の最終結果発表・・・。
なんとプレゼンで順位を2つあげて「3位」に入賞させていただくことができました!!もちろん嬉しいことには嬉しいのですが、他の出場企業の皆さんの想いが熱すぎる上に取組内容も素晴らしく、正直、紙一重の世界だっと思います。だからこそ、せっかく出会えたICC同期として、他の出場企業の素晴らしさが少しでも多くの人に伝えられるように微力ながら行動していきたいと思います。
ブースで「めひかりの握り」を食べて目を丸く見開いてウマ!!!と感動してくれたオーディエンスの皆さん!!本当にみなさんのおかげでファイナルへ行けました。ありがとうございます。そこで、今日からおのざきのブースでめひかりを食べてくれた方全員を「めひかりファミリー」と呼ぶことにします。めひかりファミリーの皆さん、ICCをきっかけに今後とも何卒よろしくお願いいたします!
最後に。
今回のICC挑戦を通じて得た1番の収穫は、自分自身の視座が高まったことです。いつになるか分からないけども近い未来、自分が4代目として正式に代表取締役に就任し、本格的に経営の舵取りを行なっていく上で、必ず今回のICCのことを思い出すのだろう。
(※)21世紀枠とは、ハンデを乗り越えて奮闘した学校に甲子園への切符が与えられる制度。「甲子園にあと一歩届かないチーム」に大舞台を経験させることで、高校野球のレベルアップを図ろうという意図から始まったよう。