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いい加減“おいしさ“の議論をせよ
福島で処理水海洋放出から1年が経ち、ここ数日であらゆるメディアが報道しましたが、あまりにもネガティブすぎます。
(※もちろんそうでないメディアもある👏)
「風評がまた起こったら~」「東電のトラブルが~」「中国が~」とか。
いい加減、福島が世界に誇る水産物「常磐もの」の”美味しさ”とか前向きな話を中心にしませんか。実際、「常磐もの」は人気すぎて現場では供給が追い付いていません。
実害があった方もいらっしゃるでしょうが、被害者意識を飛び越え、未曽有の逆境をテコにして「新しい福島」「新しい水産業」をここ福島から発信しないとマジでもったいないです。世界の中でこれだけ特殊な経験や状況がある福島だからこそレバレッジが効くのです。
廃炉完了まであと何十年とありますが、10年後20年後も同じ文脈の福島があるなら悲しいし、今からでも遅くないからみんなで変えていきたい。
私自身、4年前に家業の鮮魚店に入社し、絶望の状況からスタートでした。売上減少、大赤字、設備は老朽化・錆びまみれ、社員の士気低下。怒り狂ったように負の感情をエネルギーにして、あらゆるものをぶっ壊して、なんとか利益体質の自走できる会社になってきました。
今回の処理水放出1年の報道の大局をみて、危機感や怒りから生成される「負の感情」がさらに強くなりました。負の感情は、馬力や推進力が高くとてつもないパワーを発揮します。
ここ福島から、「常磐もの」を通して社会に大きなインパクトをもたらす明るい未来を創ります。