何者でもない誰かに届けたい言葉。「自信はないけれど、確信がある。」
6月末にSUGOIで担当していたプロジェクトがひと段落を迎えた。その詳細については、会社のnoteで書いたのでそっちを読んで欲しいのですが、こちらでは感情的なことを爆発させます。
このプロジェクトの最中ずっと、とても楽しかった。嬉しかった。何だったら、なんでもないことで泣きそうになった。そんな心揺さぶられる最高の仕事でした。
もともとは、「本で遊ぶじかん」という会社の読書会に参加してくれた人が、別の人を誘ってきてくれて、その人が相談してくれたものでした。
おそらく、SUGOIの過去の制作事例をガッツリみたわけではなかったと思う。それでも、SUGOIさんとやりたいと言ってくれた。それは「本で遊ぶじかん」での新しい知識への態度や、普段のSNSの発信での私たちの姿勢を信じてくれたんだと思う。(違ってたらごめんなさい。)
そして、その信じられていることを感じられたから、それを何倍にもして返したいと思った。そう感じながらできる仕事は本当に楽しくて、仕事なのか、遊びなのかもわからないくらい。
一度、このプロジェクトのスラックのやりとりをして、別の仕事を止めていたら、「仕事をしてください」と冗談で言われたほど。笑
そんなプロジェクトだったからこそ、納品した後に感じたことは、全部がつながったという感覚だった。
ここまでのSUGOIでの歩みも、そして自分自身の人生でも、不安はずっとそばにいた。
ふと孤独を感じることもあったし、できないかもしれない恐怖とか、自分が信じている道なんて誰も見向きもしないかもしれないとか。そんな不安にばったりと出くわすことがよくあった。
本で遊ぶじかんを始めるときだって、確信はあったけれど自信はない。
YouTubeを始めるときだって、確信はあったけれど自信はない。
何だったら、SUGOIに転職するときだって、アメリカにいくときだって、ずっとそうだったかもしれない。
こっちの道に自分は行きたいんだって確信はあったけれど、自信はなかった。いつだって「なんでそんなことするの?」という目にさらされてきたから。
でも、今回のプロジェクトのおかげで、全部がつながったと感じることができた。
あの時の選択も、今回の選択も、昔の大失敗もつながった。ここがゴールでは決してないけれども、ちょっとしたご褒美みたいな給水ポイントではあった。そう感じられた。
こんな幸せな気持ちになれたことがとても嬉しくて、そしてこれからの仕事でも、こんな気持ちになれるような出会いを繰り返していかなければいけないという思いも込めて。
これを読んでくれている人のなかで、もし今迷いそうになっている人がいたら、こんな奴がいることを知っておいて欲しい。
どんなに悔しい想いをしても、不安になっても、自分の中の確信をちゃんと持っていればいつか(本当に「いつか」)つながるんだと、それを偶然と必然の間でつなげることができたということを、覚えておいて欲しい。