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36歳の誕生日。私が何にもなれていない日。また、始まりの日。
先週の木曜日に36歳になりました。
当日は、あずささん(奥さん)の美味しい手料理をいただいて、プレゼントまでもらって、とても幸せな36歳を迎えました。SNSでもいろんな人からお祝いの言葉をもらい、本当に幸せでした。
そんな幸せな36歳を迎えましたが、社会的に言うと、私はこれといった実績を何も持っていません。
クリエイティブの賞をとったこともないし、映画祭での受賞もありませんし、昔書いていた小説なんて、ほとんどが書き終わらずに諦めてしまっています。
高校生の時に夢見た作詞家になれてもいないし、アメリカ留学する前に豪語した映画監督にもなっていない。
よく考えると、この36年間のほとんどができなかったことだらけ。
そして、こんなことを書きながら、いったいこの長い年月を何してきたのだろうかとも思ってしまうほどです。
自分の人生の軽さに、薄ら寒くなる。なりそうになる。
こんな36年間を生きてきた人間のいく先など、たかが知れているのでしょうか。そうかもしれません。そう思われても仕方ありません。
小説家になる、芥川賞をとる、映画監督になる、フリーの映像作家になる、いろんな夢を掲げては、周りから笑われてきました。
そして、そのたびに私は、周りに笑っていられるのも今のうちだと言い放ってきました。
結果?
ご存知の通り、私を笑った人たちの思惑通りの結果です。
そう、私は何物にもなっていないのです。
でも?だからこそ?36年間生きてきて、社会的な成功を何もあげていないからこそ、やっぱり、まだ求めたいものがあるんです。
それは、きっとまだまだ求めたいと思えるような人と巡り会えたから。
初めてSUGOIのオフィスを、転職の面接で訪れたのが2017年の冬でした。
あの時に、ここにいたい、ここで仕事をしたい、この人たちと働きたい。
そう思った衝動のまま、自分なりにがむしゃらに走り続けてきました。
あれから、2年半がたちました。そして、がむしゃらに走り続けているうちに、COOに就任したのが、およそ半年前。
この9月にSUGOIは9期目に突入しました。そして、この9期目は、私がCOOとして迎える初めての年になります。ここから、SUGOIはまさにものすごい変化を遂げようとしています。
この「ものすごい変化」、という誰にも通じない曖昧な表現を、これから毎週に渡って、言語化していきたいと思います。その過程で、SUGOIが大切にしていること。私自身が大切にしていること。
将来の夢や目標。創りあげたい世の中。そんなことについても話していけたらいいなと思っています。
36歳。
とっくにおじさんと言われても差し支えない年齢。
世間的にはそこそこの実績を持っていてもおかしくない年齢。
そろそろ落ち着きはじめるような年齢。
かもしれませんが、そんな声は聞こえないふりをします。
そして、年甲斐もなく、夢を語り、未来をつくりにいく。
その過程の日々の悩みや考え、迷いごと、そんな有り体な姿をここに晒し続けます。
何歳になっても、どんな環境であっても、自分が信じた方向に進もうと思える人が、一人でも増えることを願って、私は自分の信じた道を歩みます。
そして今度こそ、仲間と一緒に目指した道を歩き通します。
このまだ誰でもない男の戯言が誰かの力に、希望に、なることもあるかもしれない。
そんなちっぽけな希望から、このシリーズを始めようと思います。
よろしくお願いいたします。
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