映画「JOHKER」の冒頭は、無数の状況説明がなされている秀逸シーン
映画の冒頭でピエロの格好で店の前に看板を持ち、客引きをする主人公。ここから街の子供達に追いかけられ、裏道で暴行を受けるシーンがあります。
ここはいきなり主人公が暴力を受ける悲しいシーンですが、映画の設定を説明しないといけない冒頭としては、凄く良く出来たシーンです。
彼の職業や街の治安、そして彼の全力疾走からいかに彼が不器用であまりいい教育を受けておらず、そして今まで何度もこのような暴力にあって来たであろう事など、色々な事がセリフ以外の情報から読み取る事ができます。
そして、のちにジョーカーとなる彼が初めは一般市民であり、社会的弱者であることも分かります。
そして俳優さんの演技も見事です。
わざと不恰好に走っているはずなのに、
キャラクター自身は全力で無我夢中で走っているようにしか見えない。
これ、すごい技術ですよね。
このようなに、映画の冒頭は作品の状況説明をする必要があるのですが、ナレーションやセリフはほぼ無しで主人公のことを説明出来ているので、
本当にシビれます。
本当にいい脚本だと思います。