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フィンランドサウナ旅(前編@ヘルシンキ)
2023年、私はひとつの夢を叶えることができた。
フィンランドでサウナ旅ができたのだ。
2020年にサウナにハマってからは、週2-3回サウナに行き、有名店からマイナー店までとにかくサウナに行きまくる日々だった。
ある程度サウナ歴を重ねたころ、「サウナの本場ってどんなところなんだろう」と好奇心を持ち、知れば知るほど「フィンランドで本場のサウナに入りたい」という明確な夢に変わった。
そして、「行けるときに行っておかないと後悔するよ」という言葉を機に、「いつかは」という曖昧な憧れは、「今年のGWに行く」という計画に変わった。
結果的に、フィンランドで14ものサウナ施設に出会うことができ、大大大満足の経験ができた。
何のおかげかと聞かれれば、1つは間違いなく、事前の情報収集だ。書籍やネットの、先人たちの情報にとても助けられた。
なので、私のように「いつかフィンランドでサウナに入りたい」という方がいれば参考になるかと思い、noteに記録しておくことにした。
旅の概要
日程は4月25日~5月5日。計8泊11日。GWの前に有給休暇を使い、世間のピークと少しずらした。
渡航費は往復で約28万円。GWのピークを避けたので、若干安く買えた。出発の約1か月前に取ったので、もっと早めに取っていればもう少し安くできたかも。
出国
4月25日
必死で仕事を片付け、夜、成田空港へダッシュで向かった。
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成田→ヘルシンキはフィンエアー直通で約13時間。
ロシア・ウクライナの関係で、ロシア上空を避け、北極の上を通ってヘルシンキへ。
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4月26日
現地時間で朝の6時(日本は13時)、ヘルシンキ・ヴァンター空港に到着。時差のおかげでちょっと得した気分。無事に到着できたことに安堵しながら、久々の海外に感動。電車に乗ってヘルシンキ中央駅へ!
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きょろきょろしてたら優しい人が助けてくれた
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ちなみにヘルシンキ中央駅のカフェはフリーWi-Fiが使えるので、ここで休憩したり情報収集できる。
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駅周辺を探索・観光し、宿に荷物を預け身軽になったところで、いざサウナへ向かう!
Kotiharjun Sauna(コティハルュ・サウナ)
最初に訪れたのは、ヘルシンキに現存する最古の公衆サウナ、コティハルュ。
「SAUNA」というネオン看板が目印。近づくと、店先で外気浴する人たちを発見!
お店の人もお客さんも優しく、サウナマナーやロウリュのコツを教えてもらいました。
国は違えど、「サウナが好き」という気持ちで通じ合えた気がして嬉しかった~。
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脱衣所には長テーブルやチェスが置いてあって、サウナ上がりのおっちゃんたちがビール飲みながら談笑してた。なんとも素敵な空間。
Sauna Hermanni(サウナ・ヘルマンニ)
続いてやって来たのは、ヘルマンニ。コティハルュから徒歩圏内。
明るくオシャレな脱衣所とは対照的に、サウナ室は暗くて静寂。じっっくりと蒸されることができる。瞑想向き。
看板犬のミラくんとも一緒にサウナに入れて、唯一無二な時間を過ごすことができました。
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Allas Sea Pool(アッラス・シープール)
4月27日
朝からトラムを乗り継ぎやってきたのは、港風の吹くマーケット広場のすぐ近く、アッラス・シープール。サウナ観覧車があることでも有名。
サウナ室で現地の人と会話を楽しんだ後は、冷たい海水プールと温水プールで交互浴。
海風がちょっと寒かったけど、最高でした!
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2階は改装中だったのでさらに進化するのだろう
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発想がすごい
Löyly(ロウリュ)
アッラスを後にし、トラム+徒歩で移動。
沿岸部に作られた大型サウナ施設、ロウリュ。
シックさと温かさ。クラシックとモダン。都市と自然。様々な要素を内包する、気合の入った施設。その独特な外観が目に入るとワクワクが抑えられず、つい小走りに。
たまたま同じ時間帯に日本人5人組が予約しており、一緒に入った。
薪サウナ、スモークサウナ、プライベートサウナ。趣の異なる3種のサウナ室。
水風呂代わりにバルト海へダイブ。
海を見ながら外気浴。
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最高。ただただ、最高。
私は、こんなに最高の体験をしてもいいのだろうか。
こんなご褒美を自分に与えてもいいのだろうか。
これに見合う徳を積めているのだろうか。
そんな疑問が湧くレベルの体験をしてしまった。
UUSI SAUNA(ウーシサウナ)
フィンランド語で「新しい」を意味するUusi。
新しいだけでなく、古き良きエッセンスも大事にした、温故知新が散りばめられた魅力的なお店。
サウナでととのった後は、バースペースで飲食したりスポーツ観戦をしたりできる。
コミュニケーションの場として機能している素敵な場所。
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銭湯図解で有名な塩谷歩波さんの作品。
描かれているのはサウナ・アルラ。
残念ながら閉店してしまったもよう…
宿
チープスリープホステル
最初の2泊はここに滞在。
清潔感があり、必要なものはすべてそろってる。階下にスーパーもあり。コスパ良し。
共用スペースでは様々な国の人と会話でき、楽しかったです。
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その土地のアーティストの作品が並べられていました
このあと、ヘルシンキを一旦離れ、フィンランド第二の都市タンペレへ。
中編へ続く!
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