2020年5月に僕が育休取得をしない決断をした理由
こんばんは。酒井です。
GW2日目。GWは毎日書く宣言をしたので、今日もnote書きます。
ちなみに昨日のnoteはこちら。
昨日は、僕のキャリア領域である「転職市場」について書きましたが、
今日は少しライフ領域によった記事になります。
2020年3月16日。
第一子である女の子が産まれました。
上記Tweetにあるように、僕は「育児休業」を取得する予定でした。
しかしながら、今回このタイミングでの育休を取得しない決断をしました。何故その決断になったのか、そこに至るまでの背景と思いについて今日は書きたいと思います。
育休を取りたいと思った理由
当社LiBは「生きるをもっとポジティブに」というビジョンを掲げ、
「女性のライフキャリアを豊かにする仕組みをつくる」というミッションを掲げています。
2014年の創業の年から6年間携わってきましたが、とにかく女性のキャリアに向き合い、スタートアップでがむしゃらに突っ走ってきました。
社員は女性や、ママ社員が多く、ママ社員のメンバーも多かったので、ママ社員のマネジメントもやってきましたが、
当時は、独身でもあり子供もいない僕が本当に、メンバーのことをわかってあげられているのか、悶々とする時間もありました。
そして話は、今の妻と結婚しようと思った理由にまで遡りますが、
日々、顧客である女性に向き合って仕事をしている中で、
「今の目の前にいる女性を幸せにできなくて、自分は何をしているのだろう。」
と思った瞬間がありました。
目の前の女性を幸せにすること、そして家族の人生をポジティブにすることが、自分の生きるをもっとポジティブにすることにもつながると思ったことがきっかけでもあり、結婚をし、
その1年後に子供を授かることができました。
その瞬間に、「育休」を取得しようと決めました。
その理由としては
・最大限、妻を支えたいと思ったこと
・出産直後の時間を家族と過ごすことが大事だと思ったこと
・育休により育児と家事を学び、働くママの実状を体現したいと思ったこと
・自分にとって、良い転機になると思ったこと
です。
ありがたいことにLiBでは、【男性育休取得率100%】 を目指し、
育休開始日から1ヶ月間は「手取り給与額を100%保証」する制度もあります。※通常は育児休業給付金により手取り金額の約7~8割がカバーされます。
そのため、しっかり1ヶ月の育休を取得し、家族のため、自分のための有意義な時間にしようと決めていました。
何度か男性育休のイベントにも参加し、社内の調整も進み、
妻が里帰りから4月末に帰ってくるため、切りよく5月丸一ヶ月取得することになりました。
このタイミングで育休取得しない決断をした理由
4月の第4週(育休に入る1周間前)、僕はあれだけ言っていた育休を、
この5月のタイミングでは取得しない決断に至りました。
何故この決断をしたのかの理由からお伝えすると、
①今の在宅ワークでも、仕事しながら育児、妻のサポートができること
②在宅ワークでの両立に挑戦したいと思ったこと
③会社の状況を踏まえ、「今」を頑張りたいと思ったこと
以上の3点から、育休取得はこのタイミングではないと判断しました。
あくまでも育休取得をしない決断をしたのではなく、
育休取得のタイミングを、もう少し後に取得するという判断です。
3月からは、コロナウイルスの影響により、仕事は全て在宅ワークとなり、
3月16日に産まれ、1週間後の3月22日に退院となったのですが、
退院後も妻の実家で僕も住まわせていただくことになりました。
コロナウイルスがなければ、日中一緒にいることができなかったため、
確実に育休取得をしたでしょう。
コロナウイルスを喜んでは全くいけないのですが、在宅に切り替わったことにより四六時中、妻と娘と一緒にいることができることになりました。
3月末〜4月の1ヶ月ほど、妻のお義母さんのサポートもあった中ではありますが、仕事と育児の両立は、「在宅勤務」であれば不可能ではないと考えるようになりました。
であれば「緊急事態宣言」が出ている今は、在宅勤務という形で両立をし、
オフィスに行かなければならなくなったタイミングで、しっかりと育休を取得しようと思いました。
そしてこの決断の理由は、③の
会社の状況を踏まえ、「今」を頑張りたいと思ったこと
が結構大きな要因だったりもします。
人材業界どこもそうかと思いますが、当社もコロナウイルスにより、少なからず業績に影響はでています。そしてこの5月のタイミングで、
コロナ時代に向けたアップデートと、それを実現するスピードアップ
を図るために、組織と事業もアップデートする形となりました。
ここでしっかりと自分も業績に貢献したい。
このアップデートの5月に、出遅れたくない。良いスタートを切りたい。
今だからこそ、自分のバリューを発揮したい。
と強く思いました。
会社には育休取得を申請しておきながら、とても迷いましたが、
妻とも相談し、この決断を正解にしようと決めました。
今の生活
娘が退院してから、6週間までは妻の実家である横浜のお家に、僕も一緒に帰省し居候させてもらっていました。(本当にお義父さん、お義母さんに感謝です)
都内の自宅に帰ってきてからは、こんな感じの生活です。
6時:起床、娘のおむつ替え
7時〜8時:仕事
8時〜10時:洗濯、朝食作り、朝食
10時〜13時:仕事
13時〜14時:昼食作り、昼食
14時〜17時:仕事
17時〜18時:自分と娘のお風呂タイム
18時〜19時:仕事
19時〜21時:夕食、お皿洗い、娘タイム
21時〜23時:仕事
23時〜24時:洗濯、寝る準備
24時:寝る
2時〜4時(フレキシブルに):娘のおむつ替え、ミルク
在宅ワークだからこそできるタイムスケジュールであり、
やってみて、本当に切り替えが大事だなと痛感しております。
実質仕事は、9時間〜10時間毎日できているので、普段と何ら変わりはないのですが、これまで以上に「生産性」と「タスク管理」を意識して仕事ができています。
さすがに深夜の「娘のおむつ替え、ミルク」タイムは眠いのですが、、
最大限、妻のサポートをしたいと思います。
今後について
必ず来年の3月まで、1年以内に、「育休取得」をします。
今の在宅ワークが続けられれば、それで良いのかもしれませんが、
必ずしもそうなるとは言えないですし、在宅ワークが続いたとしても、
一ヶ月間、家族に集中して、妻のリフレッシュできる期間を作れることは
自分にとっても、妻にとっても、娘にとっても、素晴らしい期間にできると思っているからです。
今回、この5月のタイミングでの育休は取得しない決断をしましたが、
妻と協力しあいながら両立をして、自分のパパ力も磨いていきたいと思います。
Twitterやっています。noteのフォローと共に、Twitterもフォロー頂けたら嬉しいです。