with/afterコロナ(2020年)の転職活動
こんにちは、酒井です。
3月に第一子(娘)が産まれ、コロナウイルスによって在宅ワークとなり、これまでの生活がガラッと変わりました。
そして、今日は2020年GW一日目!
緊急事態宣言中のGWをだらだら過ごさず、インプットとアウトプットを重ねる期間にするために、GWは毎日noteを書くことに決めました。
ということで、GW初日のnoteになります。
ちょうど先日、下記オンラインセミナーを開催したので、そのセミナー内容を元に、【with/afterコロナ(2020年)の転職活動】についてアウトプットしたいと思います。
コロナウイルスが拡大し始め、4月に緊急事態宣言が出て、この数ヶ月はたくさんの方から下記のような質問を頂きました。
・ぶっちゃけ転職市場どうなのか。
・今は転職をしないほうが良いのか。
・転職活動するとしたら、どう動けばよいのか。
一貫して回答は同じなのですが、僕なりの考えをお話したいと思います。
1.withコロナの転職市場について
ちょうど3日前のニュースでもあったとおり転職市場は、大きくコロナの影響を受けています。3月の有効求人倍率は3カ月連続で下がっているという状況です。
しかしながら全ての企業が採用に対して後ろ向きになっているかでいうとそうではありません。
大きく以下、3つに分かれるかなと思います。
①影響受けていない or コロナ需要によって業績向上している積極採用企業
②業績悪化によって採用クローズの企業
③業績悪化はしていないけれど、先を見越して慎重になり、一時採用クローズの企業
そして、大きな変化として言えることとしては、
採用ポジションは、本当に必要なポジションのみになり、スキルや経験が十分な人を厳選して採用する、即戦力採用の傾向が強くなっています。
※これまであった「良い人がいれば採用したい」というポジションは減少
※これまであった「未経験ポテンシャル採用」も減少
2.今、転職活動するべきか?それとも待つべきか?
この質問が、3月〜4月は本当に多かったのですが、
僕が一貫して伝えていることとしては、
「転職したいと思っているなら、すぐにでも転職活動をした方が良い」です。
何故なら、
・コロナウイルスが、仮にこの数ヶ月で終息したとして、同じように世の中の景気や採用需要が回復するかでいうと、そうはなりません。
・仮にコロナウイルスが落ち着いたとしても、採用需要が回復するまでに
1年〜3年のタイムラグが発生するでしょう。
大前提「自分のキャリア」を最優先に考えるべきであり、
そのために少しでも早くキャリアを積み上げられる転職ができるのであれば行動に移したほうが良いですし、実際に採用している企業もあるからです。
何もせず待つ時間だけがリスクです。
ただ以下2点だけは気をつけて頂きたい。
①焦って転職をする必要はありません。
焦って内定が出た企業に飛びつき、ミスマッチとなってしまっては元も子もありません。慎重に見極めましょう。
②転職先が決まるまでは、安易に今の会社を辞めないように。
スムーズに転職先が決まれば良いですが、必ずしもそうなるとは限りません。先に辞めてしまい、ブランクができてしまうほうがリスクでもありますので、長期化する可能性を念頭に置きながら、活動しましょう。
3.with/afterコロナの転職活動のポイント
withコロナといっても、基本は変わりません。
変わることとしては、以下2点かなと。
1.「オンライン面接」になっていること
2.企業は「即戦力」を求めていること
基本どの企業も面接がオンラインになっています。
まだ最終選考だけは対面で実施している企業もありますが、オンライン面接のみで内定まで出す企業も増えてきています。
そのため、「オンライン面接」の準備、練習も必要です!
オンライン面接については、是非下記をご覧ください。
4.企業は「即戦力」を求めている
ここまで話したとおり、with/afterコロナの転職市場は、スキルや経験が十分な人を厳選して採用する、即戦力採用の傾向が強くなっています。
理由は以下3点。
1.すぐに業績貢献ができる即戦力人材がほしい。
2.ちょうどタイミング的に、4月入社の新卒社員、中途社員も多く、十分にポテンシャルのある若手がすでにいる。
3.そもそも研修に時間がさけない。(もしくはオンライン研修が機能していない)
よく転職市場において「WILL/CAN/MUST」のフレームワークが使われますが、
・CAN(できること、自分の強み)
・WILL(やりたいこと)
・MUST(企業が求めること、期待されること)
とおいたときに、下記のようなイメージがわかりやすいと思います。
with/afterコロナの転職活動のポイントとしては、
1.自分の強みを明確かつ具体的に「言語化」すること。
2.企業が求めることをしっかりと把握すること。
3.企業が求めることに対して、自分の強みを売り込むこと。
です。
求人票には、「必要な経験・スキル(必須、歓迎)」が記載されています。
職務経歴書においても、【必須(MUST)】【歓迎(WANT)】に当てはまる「自分の過去経験」を中心に書いていきましょう。
5.今転職活動しなくとも、やっておくべきこと
仮に今、転職活動はしないという判断になったとしても、やっておくべきことはたくさんあります!
・キャリアの棚卸し(職務経歴書の作成)
・自己分析(過去の振り返り)
・将来に向けた自分のtodo(やりたいこと)/tobe(ありたい姿)を考える
・オンラインコミュニケーションの強化
・職務経歴書に書ける実績・スキルをつくる
・面接で自信を持って話せる「再現性あるエピソード」をつくる
今、一番リスクであることは、「何も動かないこと」です。
何の変化もなく、年齢だけを重ねてしまうことがないようにしてほしいと思います。(自戒も込めて)
今だからできることをやって、いざ転職活動をするときに
ライバルに差をつけられるようにしましょう!
ということでGW一日目お疲れ様でした!
(明日はもっと早い時間に書きたい><)