【re-Skilling】法人営業とは
ハッピーな負け犬→一流の営業職を指す言葉
営業を得意な人が認識していること。→営業は確率の世界である。
やるべき事を、やるべきタイミングで実行すれば、
一定確率で、必ず結果がついてくることが法人営業の面白さ
1.法人営業の特徴とは
(1)法人の購買は、合理的に決まる
・経済合理性に基づき判断(売上UP、コストダウンetc)
・予算計画に基づき行われる
・社内手順に則り決定される
↓
やるべきことをやるべきタイミングで行えば、勝率は必ず上がる!
(予算取り、承認スケジュール、Economic Buyer etc.)
(2)法人の意思決定は
・影響する人が組織内に複数存在する
・顧客の顧客など社外の関係者の影響を受ける
↓
目先の購買担当者だけでなく、組織全体・バリューチェーン全体を俯瞰してせめることが有効
(3)顧客企業の交渉力が強い
2.顧客を掴む営業
新規法人営業のステップ
狙う顧客を定める
セグメンテーション
・従業員数、売上規模、業種など
・キーパーソンの部署や役職
ターゲティング
・可能性の高い顧客層から優先順位をつけてあたっていく
・当たってみて反応が悪い企業は見切る
・個社別に戦略を考える
・同一企業に複数提案機械がある場合は、案件別に戦略を立てる
意思決定者(DMU)のタイプと役割
※メーカーに工場設備を提案する場合を想定
バイヤー(購買部の担当者)
ベンダーとの窓口。交渉や契約手続き、伝票処理などを行う
ユーザー(工場長、工場の生産管理責任者)
購買するサービスの利用予定者。購買仕様の決定に影響力を持つ
インフルエンサー(品質保証、経理)
自身の担当分野の立場から、購買プロセスに直接あるいは、間接的に影響する意見を出し、意思決定を方向づける
ディサイダー(案件担当の事業本部長)
購買仕様やベンダー選択に関し、公式もしくは非公式の意思決定権限を持つ
ゲートキーパー(購買部のリーダー、事業本部長の秘書)
ベンダーとDMUの中のキーパーソンとの間に入って、情報のやり取りや、相互の引き合わせを行う
意思決定者をとらえる、探しあてる
早い段階でライトパーソンを探し出し直接会うチャンスを作って話す
社外のインフルエンサーを利用する
口添え、外部の支援を受ける
注意点:価格の安さ≠経済合理性ではない
経済合理性:何を指しているかを詳しく聞く。
②狙った顧客との接点を作る
↓
③商談を通じて、最初の注文を獲得する
3.顧客との関係を深める営業
1.維持(守り)
・顧客の意思決定構造を詳細に理解する
・スイッチングコストを高める
・競合に対する感度を高める
2.拡大(攻め)
・既存窓口からの深堀りをする
・取引接点を増やす
ほかの部門や関連会社といった接点を増やす
・重要顧客のアカウントプランを作り、実行する
重要顧客の情報を集約し、将来の取引ニーズを先読みして提案に動く
【アカウントプランの留意点】
・顧客と接点を持つあらゆる人がアクセス/アップデートできること
・案件を能動的に創出すること
3.関係のコントロール
特定顧客への依存度が高まることによるデメリット
・顧客側の交渉力が大きくなる
・自社売上の変動幅が大きくなる
・市場全体のニーズが見えなくなる
・自社のリソースが制限される
単一顧客への売上割合を一定以下に抑え、新規顧客開拓に一定以上のリソースを確保する。
4.利益化シナリオで稼ぐ営業
カスタマイズ販売の使い方、問題点
5.勝率を上げるマネジメント
プロセス管理
・営業活動をプロセスで管理する方法
・各プロセスで推奨されている行動、その活動を実行するためのスキルの習得度で評価
<メリット>
・正しい問題発見ができる
・人材の早期戦力化しやすく、効率よい人材育成が可能
・早い段階で競争環境の変化を察知できる
・長期的に取り組むべき行動に目が向けられる
標準プロセスの例
・営業プロセスの図式化
↓
・営業プロセスの標準化
↓
・各プロセスのアウトプットを定義
プロセスの活用
①計数の把握
「件数」、「打率」、「金額」、「工数」
目標値と数値との間にギャップがあるプロセスに着目し、改善を図る
受講した感想
自社のサービスが喜ばれるお客様を、セグメンテーション、ターゲティングから絞って、やるべき事をやるべきタイミングで実行すれば、一定確率で結果がついてくる。
営業は勝ちパターンを早く見つけて、再現性高く、打席に立つことが大切だと改めて感じた。
以上
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