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阿佐ヶ谷ロマンティクス
このバンドは静かでゆっくりだけど、儚いボーカルと情景が浮かぶような歌詞と可愛い音が、気持ちを落ち着かせてくれます。
我々平成世代の方々はこのバンド名だけでサブカル感を強く感じられるのではないでしょうか。
このバンドとの出会いはKGLMC関学文総軽音というチャンネルでカバーされているのを見かけて聴いてみたのがきっかけです。
カバーからオリジナルに入るという。
阿佐ヶ谷ロマンティクスなんてなんだか、
丸の内サディスティックとか
無罪モラトリアムとか
勝訴ストリップみたいだなと。
更に、阿佐ヶ谷というよく知らないけど大人サブカルのイメージがある街。(よく知らないとか言ってごめんなさい褒めてます)
レゲエの感覚がバンドの音の中にあって、FishmansやBonobosを感じさせるサウンド。
と思えば、歌詞は難しい言葉と固い表現の文体で、はっぴぃえんどを思わせる。
ボーカルは儚さがどこか懐かしいような。
メロディーも唯一無二でリスナーが口ずさむために作られた音楽とは言いづらい。
落ち着いていてほどよく耳障りがよい。
印象派のような捉えどころのないゆるい良さもある。
生活にあると嬉しい音楽かもしれない。
リンクの片想いという曲が1番好きです。
秋っぽい感じもある気がします。
文総カバーバージョンも。