BREWLANDERのラガーと僕の黒のVaioとリカバリーポイント
有り難いことに好きなスタイルで仕事出来る環境がある。
有り難いことに身体はついて来てくれていて肌の調子も良い。
有り難いことに夕飯に相方の人が美味しい明太子スパゲッティを作ってくれた。
夕方に飲んだビールは御当地ビールのBREWLANDERのラガー。
カラフルでアートなデザインが目を引く有名ブランド。
テーブルソファ席が1卓とビアサーバーしかないせませまなお店のテラス席でラップトップをパタパタしていると隣にはワイシャツとスーツの金融マンぽい人が座ってきて同じようにパタパタ、電話したり。
彼も猛暑の中外回りでカラカラの喉を潤しに来たのかなと共感したり。日が長いシンガポール。もう18時前だけどまだまだ明るい。19時過ぎるとようやく暗くなり始めるシステム。
今日は本当にいい天気で暑かった。34度はあった。
雨季が去って乾季到来です。
隣の洗練されたカフェでは髪の長いカジュアルだけど清潔感のあるコットンワンピースとスニーカーを合わせた女性がパタパタしてる。
オフィスを出ると僕もこの忙しくも合理的で明るく新陳代謝が活発で持続性がありそうな街の一部分になれている気がする。
不確かな壁は自意識の象徴なのか。
日々変化する壁達は捉えどころがなく、形にするのは簡単ではない。
だから、毎日自分と向き合う時間を確保して自分で自分の話を聞いてあげたい。
今朝、久しぶりにお茶をした輝いている先輩は大きな縁があって、一層輝いて見えて、佇まいは悠然としていて、話を聞くとピンチもたくさん。でもそれ以上に相変わらず聞き手がワクワクするような充実ぶり。
彼女に2拠点生活が始まって以前のペースでいろいろ出来ずと相談すると、真剣な顔つきでストレスマネジメントを教えてくれた。
「私は毎朝、1時間確保してリカバリーポイントを作っているよ。
そこで立ち止まって振り返って自分と向き合ってあげて、時には具体的に打ち手を考えたり。」
この人は人に優しいけど、自分にもちゃんと優しいなと。
そしてマネージャーとしての格が違うなと。
背中見せてもらっているなと。
感謝しかない。
そのリカバリーポイントはもしかすると、時計の針がない街の図書館で働く僕がイエローサブマリンのヨットパーカーを着た少年と一体化した後に、意識の中の小部屋でロウソクを挟んで向き合って話をする、みたいな時間なのかもしれない。
あるいは全然違うかもしれない。
(違うんかい)
呼び方はセーブポイントでもいいかも。
冒険の書はまだまだ続く。
明日は移動日で早朝フライト。
無理そうでもやってみないと分からないからやってみる。
次のリカバリーポイントとセーブポイントまで。
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