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Nice T shirts
朝、すっきり8時間睡眠して運動もして時間あるし散歩してみようかなと思い立ちAJICOの新しいアルバムを聴くタイミングだと思い、寝間着の青いドジャースTシャツで歩き出した。
AJICOの新しいアルバムは予想以上に良くて流石だなぁとちょっと関心してしまった。ティザー映像?宣伝の映像はピンと来なくてまだ聴かなくても良いかなと後回しにしていてけど、自分の方がAJICOを聴ける状態じゃなかったのかなぁなどとテンション高く朝のタンジョンパガーを歩く。
ここは割と外国人が多い街で、大通りの向こう側から引っ越して気がついたのだが、いまのブロックはヨーロッパ系の人達が多い気がする。向こう側は家賃が若干高くて日本人やアジア系に人気なのだ。たぶん国によって家賃手当の構造が違うからコスパの良いこちら側は手当が比較的自由な企業で働いている人が多いのかなと想像してみたり。
慎重に音楽と朝の時間を楽しんでいると横断歩道の真ん中ですれ違った人にポンっと声をかけられた。
イヤホンを取って聴き返すと
Nice T shirts !
これは、、!!!!
英語圏で起こるようなあれじゃない。。。
他人への褒めが上手い英語圏の人達。
ふと我にかえるとドジャースTを着ていたことに気が付く。
そしてすれ違い様に声をかけてくれた笑顔の黒人のオジサンの帽子は青いLAのドジャースキャップ。
おお!
僕は振り返り、培った反射神経でキャップを指差して発声した
L.A. !!
(カラテカ入江ではない)
タンジョンパガーではたまにこういう素敵なことが起こります。
ドジャースTは相方の人の古着で、何十年も前に札幌の親戚が新婚旅行でロサンゼルスへ旅行した時のお土産を大事に持っていたそう。
1990年後半は野茂選手がドジャースで話題になった時代。日本人選手のメジャーリーグへの扉を開いた野茂選手が活躍したドジャースのTシャツを25年以上経ったいま僕がタンジョンパガーで着て散歩していたわけですね。
いまはドジャースといえば大谷選手と山本選手が活躍している強豪球団。
相方の人はドジャースTを一回捨てようか迷っていましたが、どうせなら着るよと自分が着ていたのです。もちろん大谷選手がまだエンゼルスにいた頃。サイズがピッタリでたぶんSくらいなんだけど、向こうの人は大きいから余裕で着れてしまう。
今朝すれ違った人はロサンゼルス出身でドジャースを見ている人だったのかなぁと朝からなんとも言えない気持ちになりました。
今度すれ違った時はこう言いたいです。
Nice LA cap !
ちなみにイケオジのLAキャップは人気のHiphopタイプではなく、ロゴが控えめなタイプでつばも浅めのかわいい帽子でした。