【開催レポート】「まちのコイン ハチポ座談会」結・しぶや
渋谷区地域共生サポートセンター「結・しぶや」にて2024年5月14日(火)、「渋谷の団体のための まちのコイン ハチポ座談会」を開催しました。本日はその開催レポートをお届けします。
■なぜ「結・しぶや」でハチポ!? -開催経緯-
渋谷で暮らしていてもハチポを詳しくは知らない方も多いかと思います。
ハチポとは、お金で買えない体験を通して地域を回遊したり、人とのつながりを生むまちのコミュニティ通貨であり「渋谷区ライフをもっとたのしく、ハッピーに」するツールでもあります。
結・しぶやには、それぞれの困難さを抱えた方をサポートする団体や人が集まります。また困難さの自覚はないけれど、地域とつながるきっかけを掴めずに、少しだけ心細い思いを抱えいる方もいらっしゃるかと思います。
「団体同士・団体と個人、つながるツールや方法は1つでも多い方がよい。
それが暮らしやすい地域、助け合える地域を生む土づくりなると信じて。」
そんな思いを込めて、今回はハチポをきっかけにどんな事ができるかをみんなで考える機会を設けました。
■まずは知ってもらう
今回は渋谷区観光課の担当者にハチポの概要や活用方法、事例などをご紹介いただきました。
参加者からは「説明がすごく分かりやすかった。みんなに広めたい」「今までよく分かっていなかったが、今回の説明で理解した!」「ハチペイ同様に換金性があると思っていたが違った」という声があがりました。
またハチポのアプリを運営している面白法人カヤックさんにも参加いただいたことで、渋谷区以外の地域での事例紹介やアイデアのヒントを沢山いただきました。
■座談会、盛り上がりました!
前半で概要の説明を受けた後、3つのチームに分かれて座談会を実施。
座談会では、ハチポを「あげる体験」「もらう体験」「その両方」を掲げてさまざまなアイデアが飛び交いました。また利用者の視点でどんな"体験"があったら嬉しいか、という意見も沢山出ていました。
※"体験"とはハチポ内で開催しているイベントの様なもので、"体験"することで、ハチポ(ポイント)のやり取りが生じます。
どれも楽しそうなアイデアばかりでしたが、その中で1つの”体験"をピックアップし、実現するにはどうしたら良いか?という視点でアイデアを深めてもらい、それぞれ発表しました。
今回参加いただいたのは23名。そして今回の座談会で出たアイデアは101個!参加者同士が座談会を通じて繋がっている様子も印象的で、ハチポを絡ませて一緒にコラボしましょう!などという会話も聞こえてきました。
参加者みなさんのご感想
■今後も講座やイベントを企画していきます!
今後も、「結・しぶや」に登録済みの団体の方はもちろん、登録を検討中の渋谷区内で活動する地域団体・NPOのみなさま、また、「重層的支援体制整備事業」の趣旨に賛同しご協力いただけるみなさまに役立つ講座やイベントをお届けしてまいります。
「こんな講座があったらいいな」というリクエストは随時受付中です!
結・しぶやのコミュニティマネージャーへ直接お声がかけいただくか、NPO法人tannelyのメール yuishibuya@tannely.com へご連絡お待ちしております。
●お問合せ先
「結・しぶや」コミュニティマネージャー NPO法人tannely(タネリー)
yuishibuya@tannely.com
🌱NPO法人tannely
https://tannely.com/