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今日の"結" 2024年10月31日(木)

今年もハロウィーン旋風が吹き荒れるのか否か・・・夜の盛り上がりに備えてソワソワする感じがする渋谷の様子を見下ろしながら、今日の結は、開設1周年を記念した11月15日(金)のスペシャルオープンデーに向けた準備にバタバタ。
結・しぶやに登録いただいている中から、家事支援に取り組むNPO法人そるなさんが、つながりカードと呼んでいる団体情報をぎゅっと凝縮したシートの記入に来館してくださったり、交流スペースでは団体の打ち合わせなどが行われていました。

そして、午後の大盛り上がりを支えたのは「社会保障ゲーム体験会」。

ピンチのときに使える”切り札”となる社会保障制度 を
「ゲーム」を通して知ってもらうことを目的としたカードゲームを、地域福祉コーディネーター、コミュニティマネジャーなど結の関係者で一緒にプレイをして、ゲームそのものへのフィードバックはもとより、普段の仕事と照らしながら、誰のどんなピンチの場面から話を展開ができると社会保障の理解がさらに進むのかなど、参加者同士でも色々意見交換を行いました。

様々なピンチや困りごとへの解決策をもつ情報カードがたくさん!

このカードゲームの開発者は、2022年に「15歳からの社会保障 人生のピンチに備えて知っておこう!」という本も出版されているNPO法人Social Change Agency 代表理事の横山北斗さん(表紙写真右から3番目の方)。
現時点では、福祉系の学校、一般の中・高等学校、民生委員さんなど、色々な属性の方にトライアルをしてもらってゲームの精度を磨いたり、今後このゲームを活用してくださる見込みのあるパートナー発掘に注力されているフェーズとのことです。

ゲームの大まかな流れは、複数設定されたキャラクターに起こるピンチを選び→何に困るだろうかと想像力を働かせながらイメージをし→たくさん用意されたカードの中から切り札となるものを探し出していくというものです。

困りごとに対応をしている解決策を並べると、解決の選択肢がない課題も見えてきます。

「ゲームとして楽しみながら、ライフスキルを高める情報にアクセスできる可能性が高められると思った。」
「ピンチになっても、ひとりで抱え込まないで色々なサポートが実はあることを知っておいてもらう、その感覚を持ち帰るだけでも大事なこと」
などこのゲームのポテンシャルの高さを支持する言葉がどんどん出てきた他、「昨今のテーマとしてLGBTQに関する話題は不可欠なのでは」といったバージョンアップへの具体的な話題も飛び出しました。

昨今はSDGsを筆頭として、ソーシャルなテーマへの理解を深めるカードゲームの種類がだいぶ増えてきたように思います。
その内、結でもソーシャルゲームDAYが登場するかもしれません?! 

社会保障ゲーム、ご関心がある方は、NPO法人Social CHange Agencyさんへお問い合わせください。

[ コミュニティマネージャー (認定NPO法人サービスグラント)岡本 ]