コヤソニ2024参戦記録
コヤソニは歌もお笑いも楽しめる最高のフェス!
会場が快適で1日中楽しめるのも魅力的!
WEST.目当てでコヤブソニック(通称コヤソニ)
2024/9/14(土)に参戦してきました。
WEST.から小藪さんへの感謝を込めた最高のLIVEを体感できました。
noteに記録を残しておきます。
会場へ
小藪千豊さん主催で毎年開催されているコヤブソニック。
歌とお笑いが融合したフェスとなっています。
2024年、3日間開催されるうち、WEST.が9/14の公演に初出演させていただくということで、行ってきました。
私が小学生の頃、任天堂Wiiのゲームなんかをよくやっていたわけですが、そのWiiのコンテンツの中に、Wiiの間というのがありまして。
テレビみたいにいろんな番組が見れるというコンテンツだったんです。
そこに吉本新喜劇も入ってまして、子供でよくわからないながらに、なんとなく好きでよく見てました。
そのとき吉本新喜劇で座長を務められていたのがまさしく小藪千豊さんでした。
だから私の中での小藪さんのイメージは吉本新喜劇のなんか凄い人。
そんな人がWEST.に目を付けて呼んでくれたなんて、本当に嬉しかったです。
関西人のWEST.にとっては新喜劇ってもっと身近なものだと思いますし、喜びも一入だったと思います。
WEST.の出番は17:05予定。
朝イチで行く必要がなかったため、12時に会場着くくらいで行くことにしました。
私は横浜在住です。
前日に新幹線で大阪に前乗りし、淀屋橋のホテルに泊まりました。
コヤソニの会場はインテックス大阪。
当日は
淀屋橋→本町→コスモスクエア→中ふ頭
というルートで会場に行きました。
中ふ頭駅から徒歩6分程度で行きやすかったです。
12時ころは特に混んだりもしておらず、スムーズに入場できました。
荷物検査はとくにありませんでした。
まずはお昼タイム
インテックス大阪の4号館がまるまるフードエリアになっていました。そのため、座席数が多いのが嬉しいところ。混んでいたとはいえ、椅子もちゃんと確保できました。ありがたいことにテーブルも付いてます。(フェスって椅子だけパターンも多いんですよ、)
で、フードエリアの椅子のあたりにはモニターがついていて、ステージの様子を映し出しています。
ありがたいですね。
ただ、スピーカーが小さいんですよね。
スピーカーが向いている位置に座れば音声聞こえますが、向いてないところだと全然音声聞こえません。
お昼はモニターの正面に座ったのですが、スピーカーは斜め左右を向いているので、正面だとスピーカーが向いてなくて全くステージの声聞こえませんでした。
芸人さんの漫才とかコントの声聞こえなかったのがちょっと残念でした。
お店のラインナップは公式サイトに乗っているとおり。
芸人さんにまつわるお店とかも多いのが実にコヤソニらしくていいですよね。
帰ってきた宮田麺児
サイトで見て狙いをつけていた『帰ってきた宮田麺児』のつけ麺をいただきます。
12時はお昼どきで混んでいたので、列に30分並んでゲット。
お笑い芸人シャンプーハットてつじさんプロデュースのお店とのこと。シャンプーハットを申し訳ないことに存じ上げなかったのですが、コヤソニのために小麦を厳選という文句に惹かれました。
ベジポタスープが麺によく絡んでとても美味しかったです。
(のちほどステージでシャンプーハットもちらっと見させてもらいました。小藪さんの息子さんは宮田麺児食べるために毎年コヤソニ来てるって話もありました。)
アメリカ村 甲賀流
『アメリカ村 甲賀流』のたこ焼きもいただきました。
こちらは連れにつけ麺と同じタイミングで並んでもらって、35分でゲットできました。
甲賀流はWEST.が所属する事務所(STARTO ENTERTAINMENT)の合同ライブ WE AREで出演者のケータリングにもなっていたお店。
たこ焼きは丸い形を留めていないくらいにトロトロで美味しかったです。ひと粒ひと粒が小さいので一口で食べやすいのも嬉しいポイントでした。
コスコクレープ
デザートも欲しくなり、クレープを食べました。
つけ麺やたこ焼きを食べ終わった頃にはフードエリアも空いてきていたので、ほとんど並ばずに買えました。
WEST.の神山智洋がスイーツ好きなので、裏で同じようにクレープ食べてるかも!という期待も含めての購入です。
(実際ステージでの小藪さんとのトークの中で、神山智洋がクレープ食べた話が出ました。嬉しい! 結果、WEST.終わりにはコスコクレープ長蛇の列になってました)
私は生クリームあまり好きじゃないので、唯一クリームの入っていなかったバターシュガーを選びました。
少しサクッとしたところと、もちっとしたところ、両方の食感が楽しめて、時折バターがじゅわっと広がるのが美味しかったです。
ステージを楽しむ
WEST.が17:05からということで、14時ころからステージに行って、なるべく見やすい位置を確保しようと思いました。
コヤソニのステージはインテックス大阪の5号館。
べったらけの平面で、お客さんは椅子なしのスタンディング形式。前に背の高い人がいたりすると全く見えなくなるリスクを孕んでます。見やすい位置の確保は必須。
私は上手側、前から2ブロック目の真ん中より少し後ろ寄りの位置に入れました。
前に背が高い人結構いたんですが、人はそんなに詰め詰めじゃなかったので、前の人と前ならえくらいの距離を取ることで、なんとかステージ見えました。
2ブロック目なので肉眼でステージ上のアーティストがちゃんと見えます。
ちなみにステージのタイムテーブルはこちらでした。
サニーデイ・サービス
存じ上げないアーティストだったのですが、コヤソニには第1回から毎年出演しているのだそう。
1曲1曲を長く披露しているのが印象的でした。
最後の曲では楽器をギュインギュイン弾くシーンがあって、そこも面白かったです。
あと感じたのは人柄の良さ。
曲も知らないし、煽りも独特でよくわからなかったけど、いい人っぽいと感じました。
小藪さんが気に入るのもわかるなぁ、と。
コヤソニのいいところは、アーティストの曲披露が終わると小藪さんとのトーク時間があること。コヤソニならではで面白い時間です。
アーティスト退出後も、次のアーティストのマイクチェックや機材が準備される待ち時間は、小藪さんがトークで繋いでくれます。
普通のフェスはただひたすらに待つ時間になるのに、コヤソニではずっと楽しめるのが最高です。
水曜日のカンパネラ(詩羽)
小藪さんが『個性の塊』と紹介して登場した水曜日のカンパネラ、詩羽(うたは)さん。
なんとステージ上ではなく客席の通路を歩いて登場するという斬新さ。
ゴスロリ調?の可愛い衣装を着て、本人も可愛らしかったです。
歌はめちゃくちゃお上手。
煽りや乗せ方もうまかったです。
自分を貫いている感じも好感が持てました。
ネタブロック②
印象に残った芸人さんだけ記させていただきます。
・佐久間一行
間がいいですね。滑りそうになったときのフォローの一言が面白い。
・クロスバー直撃
会場から一切笑い声が上がらなくて、笑えないほどスベるってこういうことなんだな、と。
ネタ終わり、「どうもありがとうございました」って普通なら言うんだろうところ、「どうもすみませんでした」ってちょっとつらそうに挨拶したのが切なくて。
サイコーパスヨシのサイコパス芸。たしかにネタはつまらなかったですけど、、ある意味すごく印象に残りました。
これから、もしテレビとかで見かけたら思わず応援したくなっちゃうと思います。
・おいでやす小田
出てくるなり、クロスバー直撃の大スベリについて「ガチの新ネタだったらしいです」と話して笑いを誘いました。
コヤソニが音楽と笑いの融合したフェスなことにかけて、音楽記号をテーマにしたネタを披露。
小田さんはWEST.濵田崇裕が出演しているYouTubeチャンネル『ハマちゃんとコージのお上手です!』にもゲスト出演してくださったことがあったので、生で見られて幸せでした。
・テンダラー
THE漫才という感じがしました。
ベテランの余裕というか、落ち着きが感じられました。
小藪さんとのトークのときにはWEST.にも触れてくれて、「俺阪神好きだから黄色誰?」「黄色は中間淳太くんや!」「中間くん!嬉しい。番組で共演してたから」とか話題に出していただいてありがとうございます。メンバーカラーまで知っていただいてるなんて嬉しいです。
WEST.いつも芸人さんたちにお世話になっております。
WEST.
いやーもうWEST.登場したときから観客の盛り上がり凄まじい!
間違いなくWEST.がこの日のコヤソニで1番の盛り上がりでした。
セットリストはこちら。
WEST.の公式YouTubeチャンネルに今回のセトリについて、過去のパフォーマンス映像等がまとまった再生リストが組まれております。
こちらもぜひご覧ください。
名刺代わりの『ええじゃないか』から、第2のデビュー曲とも言われるWEST.ロックの始まり『証拠』につなげ、冒頭からガツンと盛り上げます。
登場時からボルテージMAXだったので重岡大毅のせーの!に呼応する会場の「ええじゃないか〜」の声も抜群に大きかったです。
最近はWEST.の現場が多すぎてファンも金欠気味。
会場に来られなかったファンも多かったと思うのですが、それでもこの盛り上がりは凄いです。
WEST.もファンも10年で培ってきたものがあるなと感じました。
そしてコヤソニらしい選曲『膝銀座』
WEST.の公式お姉さんである友近さんにも関わっていただいている曲なので、コヤソニにぴったりでしたね。友近さんが口上を述べている映像もちゃんと流れました。膝に『膝』シールを貼って披露していました。
そして2024/9/10に発売したばかりの新曲『まぁいっか!』
デビュー曲ええじゃないかから10年経って、まぁいっか!を出すというのが、WEST.の本質の変わらなさを感じさせてくれます。
人生全肯定のポジティブさ。いつだって私達の背中を押してくれる、応援してくれるのがWEST.です。
そして、ここからはフェスらしい曲たちが続きます。
『WEST NIGHT』はヤバイTシャツ屋さんから提供していただいた曲。ヤバイTシャツ屋さんも今回コヤソニの別日に参加されるということで、選曲したのかと思います。縁を大切にするWEST.らしいです。
『僕らの理由』はファンから根強い人気を誇るTHEロックな曲。SUPER BEAVERの柳沢亮太さんに提供いただいた曲です。とにかく歌詞が刺さります。
印象的な歌詞を引用させていただきます。
など。
本当に大好きです。
私はこの曲でWEST.の沼に落ちたので、ひさびさ聞けて胸が熱くなりました。
そして、フェスで毎回披露される定番曲『ムーンライト』
こちらはメンバー重岡大毅作詞作曲。
熱いけど爽やかで、ジャンプするのも楽しい1曲です。
10周年で行われたファン投票で 好きな楽曲第3位 を獲得するなど、ファンからも絶大な人気を誇ります。
そして、メンバーが退場。
あ~終わっちゃった、、と思ったところでハケ際に桐山照史がこんな発言。
「いやーここら辺でさコール&レスポンスできる曲があったらもっと盛り上がったのにな、、しらんけど」
会場のファンから
「しらんのかい!」とツッコミが入ります
すると、流れ出した楽曲『しらんけど』
メンバーがステージに戻ってきて踊りだしました。
なんて面白い演出笑
まんまと騙されました。
コヤソニにぴったりなこの曲、披露するだろうとは思ってましたけど、WEST.らしくコヤソニらしく面白いことしてきましたね。
大いに盛り上がりました。
WEST.×小藪さんトーク
実は僕らの理由披露の手前で重岡大毅が熱くこんな口上を述べてました。
今回のコヤソニ、とにかくメンバーもファンも盛り上げがすごかった。
なぜか。
グループ改名のときに小藪さんがくれた言葉が嬉しかったから、その時の言葉通りコヤソニに呼んでくれたことが嬉しかったから。
恩返しがしたい
って気持ちは間違いなくありました。
恩返しの方法は何かって言ったら、WEST.呼んでよかったって思ってもらえるようにただ全力でパフォーマンスすることしかないってメンバーは思っていただろうし、ファンだってそんなメンバーの想いに応えて全力で盛り上げてやる!って気持ちでそこにいたと思います。
その想いは、熱量は、間違いなく小藪さんにも伝わったんだと思います。
WEST.はタイムテーブル的に本来なら17:05に始まって17:35に終わる予定でした。
でも、小藪さんがWEST.の熱に応えて、パフォーマンス後のトーク時間を予定より長めに取ってくれたんだと思います。結局WEST.が終わったのは17:52。
予定より17分も長くWEST.に時間をくれたんです。
メンバーひとりひとりに好きな食べ物を聞いてくれて、ひとりひとりに喋る時間をくれました。
本当にありがたかったです。
まず、WEST.のパフォーマンスを見ての感想を小藪さんはこう語ってくれました。(ニュアンス)
あと、メンバー重岡大毅については
と、印象が大きく変わったみたいです。
重岡大毅は多面的な人で、メンバーの小瀧望はよく
「重岡大毅は5人いる」と言ったりします。
だから小藪さんがおっしゃった最初の印象も実は間違ってないんです。すごく冷静で俯瞰で見る側面はありますし、ポワポワしてるときもあります。
でも基本はめちゃくちゃ熱い人です。
人生に全力って感じです。
そんな重岡大毅を小藪さんに知っていただけてよかったです。重岡大毅もとても嬉しそうでした。
あと神山智洋については
と印象を話してくれました。
そして、メンバーひとりひとりの好きな食べ物という質問を小藪さんがしてくれました。
覚えてる限り、ニュアンスで残しておきます。
あくまでニュアンスですがこんな感じの会話でした。
WEST.に長めに時間取っていただき、本当にありがとうございました。
また来年以降もWEST.の出演をよろしくお願いします。
(ちなみに、小藪さんの娘さんはWEST.のファンクラブ入ってくれてるそうです。嬉しい!)
ネタブロック③(ずん&矢野・兵藤)
WEST.終わってお手洗いに行ったのち、ステージに戻ってきました。
・ずん
ずんの飯尾さんは以前放送されていたWEST.の冠番組『パパジャニWEST』でナレーションを務めてくれていました。
WEST.7人のことをよく知ってくれています。
メガネ残し、メガネとデットヒート、など定番ネタが見れて嬉しかったです。
相方さんもテンション高くて面白かったです。
・矢野・兵藤
兵藤さんは重岡大毅と10年に渡りオーソレミーヨという関西の番組で共演していて、重岡大毅と仲良くしてくれています。
帽子と眼鏡を取った兵藤さんはなかなか衝撃でした笑
ジェニーハイ
コヤソニということで、小藪さんが所属するジェニーハイのステージももちろんありました。
見るの初めてだったのですが、なかなか新鮮でした。
くっきーさんとか小藪さんが真剣に楽器弾いてるのがギャップあって素敵ですよね。
水曜日のカンパネラの詩羽さんとのコラボも披露していました。かっこよかったです。
夜ご飯タイム
ジェニーハイが終わってエンディングまでの間夜ご飯を食べることにしました。
論露に不二
これが小藪さん絶賛のお店とのことなんですが、ちょっとびっくりするくらい美味しかったです。
これが1000円で食べられるってお得過ぎます。
大体の場合、フェス飯ってお祭り価格というか、量やクオリティのわりに高いなとか思うことがほとんどなわけです。
でも、ここの和えそばは驚くほどに美味しくて、盛り付けもちゃんとしていて、量もちゃんとあって、1000円だったんです。
いや、2000円でもいいくらいのクオリティですよ。
あん肝の味めっちゃするし、玉ねぎの食感もアクセントになってるし。
感動しました。
あと、私の連れは『天ぷら大吉』の天ぷらを食べていたのですが、こちらも美味しい天ぷらが揚げたてでボリューミーなのに1000円でした。
だいぶお得感あります。
コヤソニのフェス飯、大満足です。
エンディング
エンディングの前にはなんと、池乃めだかさんの歌披露がありました。
歌上手くてだいぶびっくりしました。
81歳とのことなのですが、滑舌良く喋ってるし、話うまいし、まだまだ元気な感じしました。
レジェンドですから、見られて嬉しかったです。
エンディングは出演者のうち最後まで残っていた人が出るシステムのようです。
アーティストだとキュウソネコカミの方だけが残っていたようで、エンディング出てきてくれました。
最後に(コヤソニのいいところ)
総じてコヤソニ楽しかったです。
音楽フェスにはいくつか足を運んだことがありますが、お笑いはリアルで見たことがなかったので、今回お笑いも見れたというのが楽しかったです。
正直、知らない芸人さんも多いのですが、面白い方ばかりで知らなくても全然楽しめました。
ずんの飯尾さんや矢野・兵藤の兵藤さんはWEST.とも縁深いので見れて嬉しかったです。
WEST.は今回小藪さんにコヤソニ出していただけたことを本当にありがたく思っていて、パフォーマンスで恩返しするんだという強い気持ちが伝わってきました。
熱量溢れるパフォーマンス、最幸でした。
そして、コヤソニはとにかく不便なところがありませんでした。
よかったポイントをあげます。
会場が最寄り駅から徒歩6分程度で行きやすい
会場内は冷房が効いていて暑くなかった
トイレが十分な数あり、並ばなかった
ステージ音響が悪くなく、モニターもそこそこ大きい
ステージの待ち時間は小藪さんがトーク
フェス飯が豪華
フードエリアの座る席によっては、会場の様子をモニターで楽しめる
スタッフさんが基本誠実でちゃんとしてる
ね。最高でしょう?
コヤソニの規模感なら、トイレはインテックス大阪内のものだけでも賄えると思います。
ですが、小藪さんは12戸の仮設トイレ(洋式)を用意してくれていました。
おかげで基本並ばずにトイレに行くことができました。
コヤソニは小藪さんの優しさが至るところに見えて、幸せな気持ちになりました。
また来年もWEST.出演するなら絶対行きます。
(WEST.出演しなくても行くこと検討したくなるような、楽しいフェスでした)
唯畏
○WEST.のYouTubeチャンネル『WESTube』
ぜひチャンネル登録してあげてください!
○関連note